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さて、今回は 今年初めての観劇 『壽 初春大歌舞伎』 を ご紹介いたします。
片岡孝太郎さんより お声をかけていただき お友達を 誘って行ってまいりました。
参りましたのは 夜の部 「仮名手本忠臣蔵 九段目 山科閑居」「乗合船恵方萬歳」
「東慶寺花だより」の 三幕です。
まずは 「仮名手本忠臣蔵(かなてほんちゅうしんぐら)九段目 山科閑居」
歌舞伎で 11月、12月と 2ヶ月続けて忠臣蔵が上演されましたが
今回のは 忠臣蔵でも 「九段目」というもので 重厚で
緊張感あふれる 義太夫狂言の 傑作とされる お芝居です。
物語は 加古川本蔵の妻 戸無瀬(となせ)と 先妻の娘小浪(こなみ)が
赤穂事件の後、山科の大星由良之助宅を 訪れ
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