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「13.1兆円を超える補正予算案、本当に全て必要か?」

15日の夕方、安倍内閣は 緊急経済対策を盛り込んだ
今年度補正予算案を閣議決定いたしました。
補正予算の総額は、13兆1054億円
この補正予算の財源は、予算の使い残しなど5兆円強に、
新たに7.8兆円の国債を発行して借金を増やすというもの。
当初と合わせた借金の額、つまり 国債発行額は52兆円になり、
予算を借金に頼る割合は51.8%にのぼるそうです。
民主党政権下で定めた「年間借金額44兆円以下」を大きく上回り、
麻生財務相は 会見で「民主党がつくった枠に縛られる気はない」と
借金を さらに増やす可能性を示唆する 発言をしています。
私は 国家予算の使い道、無駄遣いについて、ずっと 問題視して
参りました。 この補正予算案の閣議決定について、
また 私の懸念が高まりました。

第二次安倍内閣発足によって、かつての 自民党が 高度経済成長期に
行った経済重視の急速なインフラ整備による “コンクリート”から、
国民のことを第一に考える “” を重視した政策への転換を
期待しておりましたが、、、
景気優先を優先し、公共事業に重きをおく補正予算案をみると
「人からコンクリート」への再来を 感じずにはいられません。