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連日の「全柔連」や「オリンピック招致」に関する話題に
押されて、マスコミの取り上げ方が 始めはあまり大きくなか
ったのですが、25日、鳩山由紀夫元首相の 見逃せない発言が
ございました。
私は、驚きと 怒りの声を 上げずにいられません。

鳩山由紀夫元首相が、香港のフェニックステレビの取材に対し、
尖閣諸島(沖縄県)について「お互いに 尖閣の地に対して
私の島だという気持ちを持っていて･･･中国側から
『日本が盗んだ』と思われても仕方がない」と語ったのです。
この発言は、25日午前には 中国内外に向けて報道されました。

鳩山氏は 今年6月に 民主党を離党し、既に 政界を離れている
とはいえ、首相を経験した人物。
日本政府の「尖閣諸島に領有権問題はない」とする立場に反する
この発言は、緊張している 日中関係に 影響を与える可能性は
計り知れないでしょう。

鳩山氏のこの発言を受けて、日本政府をはじめ 各党から
批判の声が 止みません。

菅義偉官房長官は、鳩山氏の言動について
「発言を聞いて絶句、開いた口が塞がらない。 憤りを感じる」
と批判。
しかし、鳩山氏は 驚くことに、菅義偉官房長官に対して
「もっと勉強していただきたい」と反論したのです。
あきれて ものも言えません。