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日本人として 5人目となる
ノーベル医学生理学賞受賞者に
京都大学の 本庶佑教授(76)が
選ばれました。 素晴らしい快挙です!
その道のりは平たんではなかったはず
ですが、親子三代 医学の道を進む
大学時代に 同級生の友人が若くして
胃がんで亡くなるのを見て、免疫研究を
通じて がん克服を研究する道に進んだ
そうです。 本庶教授のコメントは他の
研究者と違って その研究感はとても
ストレートに感じます。 不思議だなという
心を大切にする、 教科書に書いてあることを
信じない、常に 疑いを持って本当はどうなって
いるんだ という心を大切にする、自分の頭で
考えて 納得がいくまで(研究)する、そこまで
諦めない。 そして 突き詰めて妥協しない
本庶教授が 学生時代から追及してきた
人生の価値、「6つの “C”が 時代を変える
研究には必要」と語るそれは、、
・好奇心 (Curiousity)
・勇気 (Courage)
・挑戦 (Challenge)
・確信 (Confidence)
・集中 (Concentration)
・連続 (Continuation)
どんな状況にあっても いつもこうした気持ちを
もって 人生を歩んできたこれらの“C”は私の
信条にも通じるもの。 とても感動しました!
ジェームズ・アリソン 米テキサス州立大免疫学科
教授(70)と共に 受賞した本庶教授は「免疫」
研究の世界的権威者。 がんの治療法は手術、
放射線療法、化学療法に がん免疫療法
(オプジーボ)を加えたのです。人体で免疫の
「司令塔」である T細胞(免疫に関与する細胞)
の表面に 免疫活動のブレーキ役である 免疫
チェックポイント分子で がん細胞を攻撃するのを
防ぐたんぱく質 「PD-1」の存在を発見し、抗がん
治療新薬「オプシーボ」の開発に貢献したの
です。 オプシーボは 本庶教授が発見した
PD-1の作用を抑え、免疫細胞が がん細胞に
だまされずに攻撃を継続できるよう 助ける
治療剤。 これは現在、肺がんなどの 複数の
がんで 画期的な治療法として 効果をあげて
いるのだとか。 テレビでは オプシーボを
実際に使用し、根治に近い状態の患者さんも
登場して 「本庶先生は神様、命の恩人です」と
元気な姿で喜びを語っていました。
本庶教授は きわめて基礎的な研究が新しい
がん免疫療法となったと語り、基礎研究の
重要性を強調するとともに、予算をばらまいて
若い人など、もっと たくさんの人に チャンスを
与えるべきと 日本政府に要請も。
賞金の 約1億1500万円は 共同受賞者の
ジェームズ・アリソン教授と分け、約5750万円は
京都大学に寄付、 研究を目指す学生のために
使い、 それでも足りないので、小野薬品の
オプシーボの特許使用料なども投じる という
ことも伝えられています。
その背景には、やはり 国内の基礎研究費が
低迷している現状があるようです。
国防軍事費に バンバン予算を使うなら 人類を
救うための予算も それに 匹敵した金額でも
良いのではと思う。 これまで 世界中でどれ位の
人が がんで命を落としたことでしょうか。
がんを 治すことが可能という 一条の光が
見えたことは嬉しい限りです!
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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