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介護福祉士を 養成する 専門学校や
大学に、 今年4月に 入学した 外国人
留学生は 1,142人で、 前年から 倍増した
ことが、 公益社団法人 「日本介護
福祉士養成施設協会」 の調査で
わかりました。 日本人を含む 入学者は
6,856人となり、 外国人が 6人に1人を
占めています。 介護職は 仕事の負担が
大きい割に 賃金が低く 日本人入学者は
年々減少しており、 5年前の 半分に
減少しているそう。 一方で、 外国人
留学生は 平成27年から 増加を
はじめています。 外国人留学生を
国別にみると、 ベトナムが 542人と
最多で、 中国 167人、 ネパール 95人、
インドネシア 70人、 フィリピン 68人。
様々な国から 留学生がきています。
この背景には、 政府が 介護分野で、
外国人労働者の 受け入れ拡大を
目指しており、 昨年9月に 「介護」の
在留資格が スタートしたことに
あります。 留学生が 専門学校などで
2年以上学び、 介護福祉の 国家資格を
取得すれば 日本で 働けるようになり、
留学生増加に つながっています。
一方、 介護分野以外では、 まだまだ
外国人の受け入れ体制が できていない
ようです。 ビザ延長が 取得できず、
多くの方々が 帰されているという
ニュースを耳にしました。 私は
ジャカルタで 入院した経験が
あります。 インドネシアの看護婦の
方々は 愛情深く、 それは丁寧です。
ベッドの上で きれいに 身体全体をふく
技術を学び、 もっています。
フィリピンの マニラの病院でも 同じ
事を 聞いたことがあります。
フィリピンの看護士が どんなに親切で
優しいかと。 日本では 介護不足が
深刻になってきています。 日本に来て、
日本の大学で学び、 日本に住み、
日本で働きたいと思っている、 日本に
未来を託している 外国人に対しての
差別ではないでしょうか。
グローバル化が こんなにも進む中、
非常におかしい話だと 思いませんか。
少子高齢化が進み、 人口減少が 今後
本格化する日本では 人手不足が さらに
深刻化するのは 明らかです。 5年、
10年すれば、 外国人の方々も 戦力と
して 不可欠になってくるでしょう。
人手不足は 介護分野に 限られたこと
ではないです。 受け入れ体制を
万全にし、 より良い労働環境を 作って
いければいいのです。 政府は 2025年
までに 「建設」「農業」「宿泊」「介護」
「造船」の 5分野で、 「50万人超」の
受け入れを 目指すとしています。
是非 実現して欲しいものです。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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