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2017年2月24日より実施されている
「プレミアムフライデー」。
日本政府、経団連を中心として 経済界が
提唱・推奨する毎月末金曜日に 普段より
プレミアムな生活を推奨する個人消費喚起
キャンペーンですが、 実施から1年の状況を
まとめた市場調査会社インテージの調査
(首都圏の20~50代有識者3251人回答)
認知度は初回の69.9%から 97%まで上昇。
しかし、 奨励・実施した会社は11%、 1回
以上早帰りした人は8.3%、 早帰りした人の
46%が自宅で過ごしたと回答。
(Sankei Bizより抜粋)
現状、 認知はされていますが実施している
企業はごくわずか。
この「プレミアムフライデー」というものは
本当に必要なものなのでしょうか??
えっ 何ですか、これは。 そうでなくても
日本は休日が多い。 しかも 振替休日も
多い上(昔はこんなことありませんでした)
わざわざ連休にしたりと 休み祭日が
非常に多いのです。 海の日、山の日
なんて昔はありませんでした。
経済産業省のHPには次のように載って
います。
プレミアムフライデーとは
個人が幸せや楽しさを感じられる体験
(買物や家族との外食、観光等)や、
そのための時間の創出を促すことで、
(1)充実感・満足感を実感できる生活
スタイルの変革への機会になる。
(2)地域等のコミュニティ機能強化や
一体感の醸成につながる。
(3)(単なる安売りではなく)デフレ傾向を
変えていくきっかけとなる。
といった効果につなげていく取り組みです。
というより、 国民にお金を使わせることに
より、 経済を 潤わせようとしているのが
狙いなのではないですか。
「ゆとり」教育なんて ものを作り、 日本人の
学力は韓国より ずうっと下になりました。
昔は世界一でしたのに。 2000年の調査で
日本の学力、科学的応用力は2位、
数学的応用力は1位、 読解力は8位でした。
2006年の調査では、 順に6位、 10位、 15位と
なってしまっています。 現在の順位は もう少し
上位となっていますが・・・。
まず、 企業にとっては月末というのは 月次
決算作業等があり 早く退社することは難しい
はずです。 何のために月末に設定したのか
疑問に感じます。
そして、 早く仕事が終わったとしても 外食を
するかどうかです。 早く家に帰りたいという
人もいるはずです。 無理に外食を煽ってると
しか思えない「プレミアムフライデー」。
「うちの会社は関係ない」、 「そんなに早く
帰れるわけがない」、「外食するほどお金に
余裕がない」などの声を聞きます。
そうなんです!! 根本的に 庶民の側に
立って考えた事案ではないのです。
政府を批判するつもりはないのですが、
そこに重きを置く前に 解決すべき問題は
別にあるのではないでしょうか。 労働時間や
労働環境の問題、 賃金等の問題、 あげれば
キリがない 日本の労働問題。 それを棚に
上げて、 「月末金曜は早く帰りましょう、
お金を使って経済を回しましょう!」 なんて
間違っていると思いませんか?
原点から考え直さなければいけないのでは
ないでしょうか。
一体 誰のために、何のために行う
「プレミアムフライデー」なのでしょう。
経済を活性化させる動きには 賛成ですが
特定の人しか 還元されないようなものは
反対です。 また、 この事案を立ち上げる
ために 一体どれくらいの税金が使われて
いるのでしょうか。 日本国民全員が納得いく
ような 税金の使い方をしてほしいものです。
さらに、 最近では シャイニング マンデーなる
ものも できるとかできないとか 報道されて
います。 日本のお役人は 何を考えているの
でしょう。 いずれにせよ、 ごく一部の方々
だけのためにやっているのでしょう。 一般人
には、まったく関係のないものとなることは
明らかです。
皆さま どう思いますか?
♦お知らせ♦
明日、9月1日(土曜日)
関西テレビ 12:00~13:00
「胸いっぱいサミット!」に出演いたします。
皆さま 是非 ご覧くださいませ♪
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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