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先日、 防衛省内で 「第四回 日本
インドネシア友好 インドネシア独立
戦争の英雄・スディルマン将軍像
献花式典が開催されました。
普通は 独立戦争があって 独立
するのですが、インドネシアの場合
独立宣言をした後に 独立戦争が
5年間続いたのです。
独立活動をし続けた スカルノは
オランダのユリアナ女王の名の元に
13年間の投獄、 流刑のあと 日本軍に
救出され 今村均将軍方の協力を得て、
スカルノは 1945年8月17日に
アジアで初めて 独立宣言をしました。
しかし、 独立宣言後に 敗戦した日本は
インドネシアを去りました。 その機に
及んでオランダ軍、イギリス軍が
インドネシアに侵攻してきました。
スディルマン将軍は 当時の
インドネシア独立軍最高司令官でした。
第二次世界大戦で 敗戦した日本軍の
一部が インドネシアに残り、スディルマン
将軍率いる独立軍を支え 5年間戦って
いたのです。 そして、 真のインドネシア
独立への道を開いたのです。
日本とインドネシアの強い絆に感謝して
2011年1月に インドネシア国防省より
防衛省へ寄贈されました。
主催者の お一人 加瀬英明氏
駐日インドネシア大使
アリフィン・タスリフ特命全権大使
左から 菅家 一比古氏、 私
加瀬 英明氏
スディルマン将軍像の前で
中央は 小野寺 五典防衛大臣
献花式典終了後、 憲政記念館にて
加瀬英明氏プロデュースの
「ムルデカ 17805」の 上映会があり、
私も ご挨拶させていただきました。
約2000人いた残留日本兵は
インドネシア独立戦争で 約1000人が
戦死しております。
私がインドネシアに渡ったのは 1959年。
1963年頃 古内広雄大使より、 900名の
残留兵の インドネシア国籍を取得させ
生活の保障を 与えて欲しいという
お願いがあり スカルノ大統領にお話しし、
めでたく インドネシア国籍を全員に
与えることが出来ました。 悲惨な紛争・
戦争は 世界各地で今だに起きています。
実に 悲しいことです。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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