『名古屋 老舗料亭「八勝館」の夕べ』 【Vol.1579】

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名古屋での お仕事のあと、 友人の

山田幹雄ご夫妻、 ジョニー徳田さんと

老舗料亭 「八勝館」へ 伺いました。

季節のうつろいと共に 広大な庭は

表情を変え、 四季折々の景色を

楽しみながら ゆったりとした時間を

過ごすことができます。 桜・新緑・

紅葉と 季節感が味わえ、 奥にある

竹林も 魅力的です。 築400年程前の

建築物を、 昭和初期に 滋賀県甲賀郡

より移築した 風情ある田舎屋は

八勝館ならでは。

左から

山田幹雄氏、 山田幸子夫人、

ジョニー徳田さん、 私、

女将の杉浦 香代子さん

 

美しき緑を写す池 庭園のいでたち

　　

床の間の初夏

昔はこのように お香をたき 衣にたきしめました

　

「八勝館」は 明治十年代、 材木商が

別荘として建てた屋敷に 旅館業を

始めたそうです。 創業は 大正14年。

八勝館の名は、 明治時代、 雲照律師に

よる禅語 「八勝道」に由来、 また別説

には、 ここが丘陵地で、 八方に山々が

眺められた 景勝の地で あったためとも

伝えられているそうです。 立派な漆の

お膳で、 季節のお料理を 堪能いたし

ました。

塀瓦の文様のお菓子。 親子鳩が向かい

合う姿で 「八」の字を 表現しており、

今後が 末広がりになりますように、

との願いを込めたものです。

前菜   蓴菜　すり芋　花穂　旨出汁

鰻実山椒煮　茗荷黄美寿司巻

車海老あられ口子焼　白瓜雷干し

 

吸物   穴子真蒸薄葛仕立

岡ひじき　鮑葛打ち　生木耳　おろし生姜

造り   石鰈薄造り　肝酒蒸し

染おろし　浅葱　大葉　ポン酢

 

鮎青串打ち塩焼　蓼酢 蓮根酢漬　はじかみ　

万願寺焼浸し 目の前で 焼いていただきました

 

無花果田楽　玉味噌　けしの実

　

御飯   八尺素麺　

汁葱　大葉　糸がき　胡麻　生姜

水物   無花果ワインゼリー掛け

宮崎マンゴ　西瓜　シャインマスカット　ミント

お食事の後は 三味線の音色に合わせて

芸妓さんの しっとりとした舞

　

幸子夫人の 見事な小唄

　

ジョニー徳田さんの

ラテン・ソングの披露も♪♪

　

山田幹雄、 幸子ご夫妻も

聴き入ってました

どの部屋からも 野趣豊かな 庭園を望む

八勝館のお座敷で 美味しいお料理と、

優雅な時間を 過ごすことができました。

左から

女将の杉浦 香代子さん、 山田幸子夫人、 私

山田幹雄氏、 ジョニー徳田さん、 芸妓さん

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では 皆さま 次号をお楽しみに。