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昨日から 私は二度目のキューバ訪問です。
前回は キューバの音楽祭典に 招かれ、
フルーティスト・歌手・女優である神崎愛さんと
夫君の宮本信生 元キューバ大使、 他 数名の
友人方とご一緒で、 とても楽しい ステキな
旅行でした。 そして、 この素晴らしい国へ
もう一度行きたいと思っていました。 今回は
キューバの親善大使というべき ギタリスト・
歌手のアントニオ古賀さんと ご一緒に 20名の
友人方をお連れします。 アントニオ古賀さんと
キューバは 約25年も前からの交流で、 彼は
その間 ピアノを 100台も送り続けてきました。
私はというと、 スカルノ大統領と カストロ大統領は
政治理念に基づく 大変な友好関係にありました。
1960年代、 ユーゴスラビアのチトー大統領、
エジプトのナセル大統領、 インドのネルー首相、
中国の周恩来首相、 そして キューバのカストロ
大統領は、 1955年に開かれた スカルノ大統領
主催のバンドン会議(中立国会議)以来の 只一人
長く存命した方でした。 そのカストロ大統領の国に
私は深い想いを抱いておりました。
昨年 11月30日の夜、 キューバ革命の歴史的
指導者 フィデル・カストロ没後 1周年記念
ガラ・コンサートが 古賀政男音楽博物館で
アントニオ古賀氏のもと、 開催されました。
カルロス・ミゲル・ペレイラ・エルナンデス駐日
キューバ大使の ご挨拶。
私の心を強く打った ペレイラ大使のご挨拶の
一部をご紹介いたします。
「フィデル・カストロは疑いなく、 尊厳と歴史の
巨人でした。 彼の一貫した真の革命家としての
刻印は シンボルとして世界に残りました。」
「フィデルは唯一の範疇の人、 他のどんな範疇
よりもはるかに上の範疇の人です。 彼は常に
理想の勝利に 絶対的な信頼を持っていました。
それが 私達に残してくれた最良の遺産です。」
「都合の悪い真実があると 無視を決め込む
ことの多い所謂自由な報道機関、 そのような
報道機関でさえもカストロ逝去のインパクトから
逃れることはできませんでした。
「キューバの団結は 彼の最も神聖な貢献
でした。 彼は我々に、 毎日磁石を取り出し
どこに 自分達の北があるのか見ることを
教えてくれました。 そして、 例えいかなる
挑戦になろうとも、 我々が作り出し、 たどる
べき独自の道はどこにあるのかを 見極めて
行くことを教えてくれました。 彼の統治の
ビジョン、 考え方は権力のための権力ではなく
人に物を教える力、 それを広く普及させる力に
基づくものでした。」
「 強大な隣国(アメリカ)に政治的に従属し、
社会的悪に溢れていた小国(キューバ)を 国際
社会の完全なる行動者に変えました。 そして、
いかなる国際会議の場でも その声を聞かせる
能力を持つ原則的な外交を行ってきました。
そのような前提から連帯とは 余った
ものを与えるのではなく、 持っているものを共有
すること、 という フィデルの考えを旗印として
きました。」
「友人の皆さん、 フィデルは日本の真の友人でも
ありました。 日本人の勤労精神、 献身性、
創造性を強調するために 機会を惜しみません
でした。」
「世界平和を守るための 彼の努力は、 望ましい夢
としての平和ではなく、 人類の生存のための緊急な
必要性としての 平和を目指すものでした。 不合理な
核兵器の開発と 核拡散にたいして、 人生最後の
瞬間まで憂慮していました。 2003年の訪日時には、
広島の原爆資料館で こう記しています。
『このような蛮行が二度と繰り返されんことを』と。」
「フィデルの思想は地理的な距離や文化の違いを
乗り越えて諸国民をつなぐ 大きな力を持っている
ということです。」
当事国でない 国のトップの方が 原爆の恐ろしさを
感じ、 繰り返してはならないと メッセージを残して
いるわけですが、 唯一の被爆国 日本はどうでしょう。
核廃絶に向けて 動いていますか? それどころか
アメリカに追随、 忖度し 国連の非核化に 42ヵ国が
署名したというのに 日本はしませんでした。
昨年のトランプ大統領来日の際、 兵器購入などを
約束した 安倍総理。 皆さん、 どう思われますか?
森喜朗元総理のご挨拶。
古屋圭司 日本・キューバ友好議員連盟会長の
ご挨拶。
これから コンサートが始まるというのに、 仕事の為
後ろ髪を引かれる思いで 会場を後にしました。
■お知らせ■
明日5月1日(火曜日)
19:00~19:57
フジテレビ 「今夜はナゾトレ」
20:00~20:43
NHK「解体キングダム」
出演致します。 是非ご覧くださいませ。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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