私の ブロマガを ご購読くださり、
ありがとうございます。
**************************************************
再び、 悲しい事件が起きました。
福井県池田町立中学校で 今年3月、
中学二年生の 生徒会副会長をしていた
優秀な 男子生徒(当時14歳)が
自殺しました。 この生徒は、 担任や
副担任から再三叱られ、家族に「死にたい」
と漏らしていたといいます。
男子生徒が自殺するまでの経緯があります。
平成28年
10月 マラソン大会のあいさつの準備が遅れ
たことで、担任に大声で怒鳴られる
11月 課題未提出について副担任から責め
られる。 生徒は土下座しようとする
平成29年1月か2月
担任から生徒会について「お前辞めて
もいいよ」と大声で叱責される
2月上旬 担任が忘れ物をした男子生徒を
強く叱責
2月21日 登校拒否
3月06日 担任から課題未提出の指導受ける
13日 過呼吸を訴える
14日 中学校で自殺
同校は 生徒数40人で、1学年1学級で小規模
な学校。 副担任は 昨年4月に池田中に異動
となり、男子生徒がいた 2年生を受け持つ
ことになりましたが、 生徒が小学6年の時に
同じ小学校の家庭科の講師だったのです。
その時から 生徒は家族に「副担任は嫌だ」と
言っていたといいます。 翌月の 5月にも
「副担任が宿題未提出の理由を〝生徒会と
部活動のため〟とするのは 言い訳だとして
聞いてくれない」と登校を渋り、同日担任が
家庭訪問をした際、母親が「副担任を
変えてほしい」と求めましたが担任は 代える
ことはできないが 副担任と 2人にならない
ようしっかり見ていくと答えたそうです。
教頭にもこの件は報告したが、学校からの
指示は特になかったということでした。
その後も10月のマラソン大会の運営準備を
巡り、校門前で担任から(他の人が見たら
身震いするほど)怒鳴られ、11月には宿題を
忘れた理由を、男子生徒が〝生徒会や
部活動〟としたことを副担任が「宿題が
できないなら、やらなくてもよい」とすると
生徒は「やらせてください」と 土下座しよう
としたというのです。 生徒は 母親に泣き
ながら どうしたらいいのかわからないと
訴え、登校を渋ったこともあったという。
今年に入っても 生徒会活動に関して
担任に「お前辞めてもいいよ」と 大声で
怒鳴られ、 自殺前日、副担任から 課題
未提出の理由をただされ、 生徒が過呼吸
を起こしたが、この件についても 担任から
家族や校長に 報告しなかったという。
堀口修一校長は「彼を苦しめ、追い詰めて
しまった」と謝罪。調査報告書では「校長、
教頭、事情を知っていた 他の教員も生徒
の気持ちを理解し、適切に対応することは
なかった」とし、学校の対応について「問題
があった」と結論づけています。 この生徒数
で担任の他に 副担任を置くほど教育熱心な
学校なのでしょう。 そんな少人数のクラスの
中で 副担任、 担任の2人から 激しく怒鳴
られ、 叱責を繰り返され、挙句の果てに
生徒は土下座や 過呼吸になるほどの
ストレスに見舞われたにもかかわらず、
学校は家庭に連絡もしなかった。 先生に
相談したくても 両者からいじめられる辛さ。
自分だけが強く怒られ、行き場のない苦しみ
の中で、逃げ場のない状況に置かれ、追い
詰められた挙句、死という 最悪の結果を
選んでしまった生徒。 過呼吸という 最後の
サインを軽んじた、家族にも 知らせなかった
担任や 学校の落ち度は 極めて重大です。
亡くなった生徒の母親は 「(自殺の原因は)
教員によるいじめだと思っている」とし、
大声で 執拗に怒られ、他の先生も 見て見ぬ
ふりをした」と憤りました。
そして母親は 副担任のみならず、担任からも
激しい叱責を受けていたことを 生徒の自殺後
に知ったというのです。 どんなに 驚愕した
ことでしょう。 そして「もし知っていたら、
学校なんて 絶対連れて行きませんでした。
今でも毎日、毎日悔やんでいます」と後悔の
念を語っていました。 担任が 二人揃って
生徒を 過剰に叱責した理由はなんだった
のか、教師という立場から きちんと説明する
義務があるのではないでしょうか。
何故 名前を出さないのでしょう。
名前を出さなければ、その先生が また
次の学校で 生徒いじめを繰り返すかも
しれません。 学校も 事件が発覚してから
教師を異動するなど まるで隠ぺい
のようです。 教職者という名の〝いじめ〟
など、絶対に許せません。
二度と繰り返してほしくない、そんなことを
言っても、 自殺した生徒は生き返らない
のです。 学校、教師と副担任は事件の
重要性を理解していないのは明らか。
異動でごまかさず、 二度と教職には
つかせないような厳しい厳罰が必要です。
そうでなければ ご家族、生徒の無念が
晴れる日は来ないと思います。
********************************************
では 皆さま 次号をお楽しみに。
コメント
コメントを書く