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『 明日は 〝重陽(ちょうよう)の節句〟 』 【Vol.1279】

2017/09/08 18:00 投稿

  • タグ:
  • デヴィ夫人
  • 重陽の節句
皆さま ごきげんよう。
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日本には 風情のある風習があるものです。


今日は 重陽(ちょうよう)の節句〟です。


桃の節句(雛祭り)、 端午の節句


(子供の日)は馴染みが深いのですが、


あまり 聞き慣れないお節句ですね。


日本には 一年間に お祝いする節句が


5つあるのです。 なかなか 全てのお節句を


お祝いするのは大変ですが。



〝五節句〟はと 言いますと。。。


1月7日 人日(じんじつ)の節句

 別名「七草の節句」 七草粥を食べて、

 一年の豊作と 無病息災を願います。


3月3日 上巳(じょうし)の節句

 別名 「桃の節句」 お雛祭りの日で、

 女の子の誕生と成長をお祝いする日。


5月5日 端午(たんご)の節句

 別名 「勝負の節句」 子供の日で、

 男の子の成長をお祝いする日。


7月7日 七夕(しちせき)の節句

 通称 たなばた、 織姫と彦星が

 1年に1度会う日です。

 別名 「笹の節句」 短冊に願いを

 込めて笹に飾ると 願いが叶うと

 言われています。


9月9日 重陽(ちょうよう)の節句

 別名 「菊の節句」 一般的には

 馴染みがない 節句ですが、 宮中や

  寺院では 菊を 鑑賞する行事が

 行われます。 


 




もともとは 唐の時代の中国から伝わった


「五節句」ですが、 中国では 奇数は縁起の


良い日、 偶数は 縁起の悪い日と 考えられて


いたそうです。 奇数の月と日は 奇数(陽)


が重なって 偶数(陰)になる ということで、


それを避けるために 季節ごとの 旬の


食べ物を食べ、 生命をもらい、その力で


邪気を祓う目的で 避邪(ひじゃ・魔除け


という意味)が行われていました。  


日本へは そうした風習が奈良時代に伝わり


宮中行事になった といわれています。 


江戸時代の初期に 幕府が公的な行事・


祝日と定め、 大名や旗本がお祝いしていた


ものが、 やがて一般の人々まで広まり、


古来からの風習と相まって 現在のような形に


なった と考えられているそうです。



私たちの年代は 風習や行事を重んじて


育ったものですが、 皆さん ご存知でしたか?


どういうわけか、 9月9日だけ 忘れられて


しまった風習のような気がしますね(笑)


重陽の節句には、〝菊酒を飲む〟という


優美な風習があるのです。 


久しぶりに 日本酒に菊の花弁を浮かべて


いただくのも 風情がありますね。


皆さまも、 お部屋に菊を飾り、菊花酒など


召し上がってはいかがでしょう音譜


先日訪れた 帝国ホテルのロビーにも

美しい菊のアレンジメントがありました♪

◇お知らせ◇

明日 9日 12:00~13:00

関西テレビ「胸いっぱいサミット」

是非、ご覧くださいませ!!

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では 皆さま 次号をお楽しみに。

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デヴィ・スカルノ

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