私の ブロマガを ご購読くださり、
ありがとうございます。
********************************************
東京オリンピック開催まで 3年をきりました。
2013年9月に ブエノスアイレスで 開かれた IOC総会で
開催都市が 東京に決まりました。 日本中 喜びに
包まれたのを憶えていますか。
しかし、 それからというもの 新国立競技場の建設白紙化、
エンブレムの盗作問題、 当初の予算を大幅に上回る建設費用、
オリンピック組織委員会の家賃問題、 一部競技会場問題 と、
一筋縄ではいかない問題が多々ありました。
最近 オリンピック開催に懸念していることが 1点あります。
それは 〝 暑さ 〟の問題です。
東京オリンピックは、 7月24日から 8月9日までの17日間の
開催となります。 真夏の開催ということで、 やはり心配なのは
暑さ。 体力のあるアスリートでさえ、 暑さには負けてしまう
ことがあります。
過去の夏季オリンピック開催地の気温と 開催日の一覧を
ご覧ください。
開催年 | 開催都市 | 8月最高気温 (平均値) | 8月最低気温 (平均値) | 8月平均湿度 |
---|---|---|---|---|
1984年 | ロサンゼルス | 24℃ | 17℃ | 40% |
1988年 | ソウル | 29℃ | 21℃ | 75% |
1992年 | バルセロナ | 28℃ | 19℃ | 57% |
1996年 | アトランタ | 30℃ | 20℃ | 85% |
2000年 | シドニー | 17℃ | 9℃ | 60% |
2004年 | アテネ | 32℃ | 22℃ | 45% |
2008年 | 北京 | 30℃ | 21℃ | 73% |
2012年 | ロンドン | 23℃ | 13℃ | 70% |
2016年 | リオデジャネイロ | 26℃ | 19℃ | 85% |
2020年 | 東京 | 32℃ | 23℃ | 78% |
(引用 いろいろ気になるドットコム)
都市 | 国 | 開会式 | 閉幕日 | |
---|---|---|---|---|
1984 | ロサンゼルス | 米国 | 7月28日 | 8月12日 |
1988 | ソウル | 韓国 | 9月17日 | 10月2日 |
1992 | バルセロナ | スペイン | 7月25日 | 8月9日 |
1996 | アトランタ | 米国 | 7月19日 | 8月4日 |
2000 | シドニー | 豪州 | 9月15日 | 10月1日 |
2004 | アテネ | ギリシャ | 8月13日 | 8月29日 |
2008 | 北京 | 中国 | 8月8日 | 8月24日 |
2012 | ロンドン | 英国 | 7月27日 | 8月12日 |
2016 | リオデジャネイロ | ブラジル | 8月5日 | 8月21日 |
2020 | 東京 | 日本 | 7月24日 | 8月9日 |
平均気温を ご覧いただければわかるように、 東京は
32℃と 暑いことがわかります。 更に湿度も高いのです。
この暑い時期に開催されることのリスクは、 どのように
考えているのでしょうか。
消防庁のHPより 7月17日から23日までの 熱中症に
よる救急搬送人員のグラフを見て下さい。
全国で6369名。 東京都は417名です。 昨年と比べると
約 2倍近くの人数になっています。 果たして この暑さの中で
出場選手は 100%のパフォーマンスができるのでしょうか。
選手生命に関わる問題にも なりかねません。
また、 運営スタッフや 観客の方々にも 熱中症の危険が
あることは明確です。 一番の対策は 開催時期を 涼しくなる
10月くらいに変更する事です。 しかし、それを実現することは
不可能に近いでしょう。 では、 どのような熱中症対策が
あるのでしょうか。
環境省の熱中症予防情報サイトを 見てみると・・・
観客であれば、 こういった対策はできます。
しかし、 選手に目を向けてみると 100%の対策方法は
ないのではないでしょうか。
オリンピックという世界最高の舞台で、 全選手が 素晴らしい
パフォーマンスができるよう 万全な対策をとっていただきたい
と思います。 選手のための 大会ですから。
みなさん どう思われますか。
それと 委員会の方々は 開会式は どのようにして
世界中の人々を アッと いわせる気なのでしょうか。
今までの 北京・ロンドン・リオは 感動的なものでした。
さて 日本は 何をするのでしょう。
********************************************
では 皆さま 次号をお楽しみに。
コメント
コメントを書く