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9月19日は 国民の祝日、 「敬老の日」でした。
皆さま、 ご家族の おじい様、おばあ様方を敬う
お気持ちを お伝えしましたでしょうか?
昭和41年(1966年) に 「敬老の日」を迎えて
今年でちょうど 50年だそうです。
以前は 9月15日が祝日でしたから、 いまだに あれ?と
思う方も 多いかもしれませんが、 法改正の平成15年から
9月の 第3月曜日に移って 今日に至っています。
少子化、 高齢化が問題視されている昨今、
敬老の日を前に 総務省が 18日に発表した 人口推計によると
総人口 1億2700万人のうち、 総人口を占める 65歳以上の
人口は 3461万人、そのうち 65歳以上の女性が占める
高齢者の割合は15日時点で 30.1%となり、はじめて3割を
超えました。 男性は 24.3%で 男女を合わせると 前年から
0.6ポイント増の 27.3%と、割合、人数とも 過去最高を
更新しました。
日本の高齢者の割合は 欧米主要 6カ国との比較して最も高くて
22.7%の イタリア、21.4%の ドイツを上回っています。
平均寿命はどうでしょう。 今年5月に 世界保健機構(WHO)が
発表した 世界保健統計2016によると、 世界一の長寿国は
前年同様 日本で男女平均が 83.7歳だそうです!
2位は スイスで 83.4歳、 3位は シンガポールで 83.1歳
男女別も見てみますと、 男性の長寿の国は スイスで 81.3歳、
2位は アイスランドで 81.2歳、3位が オーストラリアで 80.9歳。
日本の男性は イタリアと同じで 80.5歳で6位。
女性は1位が 日本で 86.8歳、2位は シンガポールで 86.1歳、
3位が 韓国とスペインで 85.5歳で アジアトップ3に入っています。
日本は長寿一だけではなく、職についている高齢者が 730万人と
12年連続で増えて 過去最多を更新し、約半数の 360万人が
企業などに採用されていて、このうち 74.2%にあたる 267万人が
アルバイトや パートといった 非正規雇用でした。(27年労働力調査)
就職率は21.7%で アメリカの18.2%、カナダ 12.8%を上回り
欧米6カ国より高いといった 結果となっています。
男女別では男性が 30.3%、女性が 15.0%で、日本の高齢者は
どの国よりも バイタリティーにあふれた 働き者なのではないでしょうか。
この結果が 他国よりも 生活しないと 生きにくい世の中ではないと
願います。
とはいえ、日本は まだまだ 社会保障が充実していないと思われ、
永年勤続して 定年退職しても 社会保険、税金、医療費、交通費など
いつまでも 高い税金を支払わされているような気がします。
にもかかわらず 豊洲にしても 原発にしても 大変な額の税金が
注がれています。 日本には 他に無駄な港湾や 飛行場など
沢山の血税が使われています。
「多年にわたり 社会に尽くしてきた 老人を敬愛し、長寿を祝う」
とされた 祝日法の趣旨の大切さは 昔も今も かわらずですが、
敬う気持ちはもちろん、 それに見合った 敬う〝カタチ〟も
大切なのではないでしょうか。
税金、健康保険料、医療費等の免除、補助金などは年金と同様に
一考していただきたい案件です。
年金に関して 一言云わせて頂ければ、 今後 破綻しかねないと
思っております。 現状、 約3人の現役世代が 1人の受給者を支えています。
今後、 更に高齢者の割合が増えていきます。 そうなりますと、 現役世代の
負担が増え、 受給額が減っていく可能性が出てきます。
これは死活問題ではないでしょうか。
より良い老後を送るために、 解決策を しっかり考えないといけませんね。
私はこの度 〝敬老の日〟にちなんで 渋谷区から お祝い金を頂きました
私は 今年76歳なので、来年は〝喜寿〟を迎えます。
〝7〟は 私のラッキーナンバーなので、ダブルでラッキーな年に
なる!と 今から楽しみにしています
私は 108歳まで生きる目標なので まだまだ 人生これからです(笑)
同年齢といえば、 元気な人と 元気ではない人が二分される
年齢かもしれません。
私以上に 元気でバリバリ仕事をこなし、趣味を愛し、
人生を謳歌している人もいれば、 残念ながら 意に反して
病気になってしまっている人も いらっしゃるでしょう。
いずれにしても 一度しかない人生なのですから、
出来れば〝生きがい〟を持って 楽しく喜びに満ちた人生を送る、
そんな 毎日を過ごしたいものです。
19日付 産経新聞の社説には 「(家庭や社会で)自分が
何らかの形で 貢献していると自覚し、それを 喜びとするよう、
すべての人が 配慮していくことが、新しい〝敬老〟でなくてはならない」
と論じています。
年齢というものは 皆に平等に 着実にやってくるのです。
その時を迎えて慌てないよう、若い方も 健全な長寿社会を送れるよう
「敬老の日」というものを あらためて考えてはいかがでしょう。
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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