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15日間におよんだ リオデジャネイロ・オリンピック、
とうとう 終わってしまいました
夜中も 早朝の試合も 夢中になって見て、
選手の熱闘に一喜一憂していましたが、
日本がとったメダルは 史上最多の41個だとか。
それでも アメリカ、 イギリス、 中国、 ロシア、 ドイツ
日本は 6位。 5位のドイツ(42個)とは 1個差、 残念。
ロシアは ドーピングのスキャンダルで 選手の数は
当初の予定よりも 約110人少ない人数でも、 3位です。
日本でも 世界でも、 メダルの数だけ
素晴らしい ドラマがありましたね
でも、 メダルの色は 金、銀、銅だけでは なかったんだ
という現実を 世界中の人々が 目の当たりにしました。
16日に行われた 陸上女子5000メートル予選で、
競技中に アメリカと ニュージーランドの選手同士が
接触して 転倒するという事故が起きました。
レース中盤に アメリカの アビー・ダゴスティーノ選手と
ニュージーランドのニッキ・ハンブリン選手が接触して、 転倒。
すぐに 立ち上がれなかった ハンブリン選手を
ダゴスティーノ選手が 「立って、 最後までやらないと」
と励まして、 2人とも 再び走り始めました。
2人はレースを続けましたが 足首を負傷してしまった
ダゴスティーノ選手のスピードが落ちると、 今度は
ハンブリン選手が 手を差し伸べて 励ましましたが、
怪我のために 棄権やむなしかと思った ハンブリン選手は
先にゴールしましたが、 そのまま 彼女を待ちました。
足を引きずりながら 最下位でゴールインした
ダゴスティーノ選手は、待っていた ハンブリン選手と
涙ながらに抱擁を交わし、 会場中を感動で包みました。
何とも胸の熱くなる、 美しい光景でした
どちらも この予選では 決勝進出にはなりませんでしたが、
2人の助け合う姿に 多くの称賛が集まって、 大会側は
2人の 決勝進出を決めるという、 ステキな 計らいをしました。
IOCは 20日、 2人に 「真の五輪精神」を 体現しているとして
〝フェアプレー賞〟を贈り、 互いに 相手を思いやった
スポーツマンシップを称えたのです
バッハ会長は 「今大会で 最も 感動を呼んだ シーンの一つ」
と述べていました。
結果は 残念でしたが、これこそ オリンピック精神だと
本当に 感動しました
何かと事件の多かった昨今、 いいお話でしたね
今回の リオデジャネイロ・オリンピックでは、
初の難民選手団として 10人の難民選手が大会に参加したり、
なんと 結婚のプロポーズがあるなど 美しい感動もありました。
最初は、 リオの治安や ジカ ウイルスへの警戒、
ロシアのドーピング問題で全選手の出場が危ぶまれたり、
開会直前なのに 会場がまだ工事中だったり、
選手の宿舎が不完全で 壊れたりと、大丈夫かな?とハラハラしました。
大会が始まっても 飛び込み用プールの水が 緑色になったり、
空席が目立ったり、 選手が集中したいのに 応援が
賑やかすぎるのでは?と 感じることもありましたが、
日本選手を 温かく応援するコールは 嬉しいものでした。
オリンピックは、「世界一を競う」大会と思いがちですが、
実際の目的は、「私たちは、1つであることに気づくため」
にあるのです。 肌の色、言葉の違いはあっても、
私たちは 1つなのだということを スポーツを通じて
平和の祭典を 体感することが、目的なのだそうです。
そういわれれば、 戦う相手がいてこそ 競技が成り立ち、
相手と、応援する人々がいて、 全体が一体感に包まれる、
それこそが、 広義でいう オリンピックの精神を
理解することなのかもしれません。
オリンピックに 出場する選手たちを見ていると、
1つの技への集中、 研き、 精神統一、 努力の積み重ねが、
1人の人間を大きく成長させるんだと 痛感します。
私も、 2020年のオリンピックを楽しみに、
孫のキランの 成長を楽しみに、 そうそう、
「イッテQ!」の 〝死ぬまでにしたい10のこと〟の
残りの2つを 楽しみに(笑)、
日々の精進を心掛けて 美しく日々を過ごしましょう
皆さまも ご一緒に
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では 皆さま 次号をお楽しみに。
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