1960年代の公民権運動に大きな力を与えたのは学生たちを中心とする若い世代のパワーでした。特にガンジーの流れを汲む非暴力不服従運動の訓練を受けた 白人と黒人の若者たちが、人種隔離を禁止する連邦最高裁の判決にもかかわらず差別を続けるディープサウスにバスで乗り込み、州の人種差別法を公然と破って みせる運動を展開しました。正義感に燃えた若者たちの向こうみずな運動が時のケネディ政権を動かし、民主主義の進展に画期的な一歩を刻むことになりまし た。あまり知られていませんが、重要な歴史の一こまです。 EPUBでお楽しみください

*スタンリー・ネルソン(Stanley Nelson) 映画作家。映画 『The Freedom Riders』の監督。他の作品には、『The Murder of Emmett Till 』『Wounded Knee』などがある。

*バーナード・ラフィエット(Bernard Lafayette)エモリー大学の宗教・紛争・平和構築教授。1961年ナッシュビル=ニューオーリンズ間の「自由のための乗車運動」に参加した。

*ジム・ツワーグ(Jim Zwerg) 1961年ナッシュビル=ニューオーリンズの「自由のための乗車運動」に参加。アラバマ州モンゴメリーで群衆に襲われて重傷を負った。

字幕付き動画:  http://democracynow.jp/submov/20100201-1