2013年6月26日、米国のゲイ人権運動の歴史に残る画期的な事件がありました。連邦最高裁が同性婚にも異性婚と平等の権利を保障する判決を下したのです。「結婚は男女間に限る」と定めた「結婚防衛法」を違憲と判断し、異性婚者だけに認められていた所得税や相続税などの優遇措置が同性婚者にも適用されることになりました。 ここに至るまでの長い道のりを、ゲイ権利運動の先駆者クリーブ・ジョーンズ氏への2009年のインタビューを通して振り返ってみましょう。

クリーブ・ジョーンズ(Cleve Jones) サンフランシスコで長年ゲイ権利運動にかかわってきた活動家。1985年、AIDSメモリアル・キルト運動を推進するNAMESプロジェクトを創始した。サンフランシスコ・エイズ基金の設立者の1人。

字幕付き動画:http://democracynow.jp/video/20090619-2