デート・ア・バレット ナイトメア・オア・クイーン

《第一〇領域》(マルクト)で唐突に始まった殺し合い—— ひとり、またひとりと消えゆく準精霊たち。 生き残った者たちも、最後のひとりとなるまで飽くなき戦闘を繰り返す。 そして動き出した白の女王…… 強者のみが生き残る血の凶宴は、佳境を迎えようとしていた—— 緋衣響という協力者を得て、混沌とした戦場を軽やかに渡り歩く狂三。 そんな狂三の目に映ったのは、隣界に辿り着いた際にも邂逅した一匹の猫。 いるはずのない猫を追い、辿り着いた先にあったものは 知り得るはずもなかった真実…… 果てなき殺し合いバトルロイヤルの末、巡り逢う『最悪』(くるみ)と『最凶』(クイーン)。 時崎狂三の《戦争》(デート)、その先にあるものとは——
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