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イギリスのEU離脱は最初から難航が予想されていた:底辺の経済論

2019/03/15 02:31 投稿

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  • 底辺の経済論

とりあえず、最近の時事問題でも。

何かとEU離脱のイギリスがお騒がせだ。

どうやってEUから離脱するのか、実は当初ノープランだった可能性すらあるんじゃないかと疑われてもしょうがない。

元々何のための離脱か分からなかった

EU離脱派は国民投票前に

「EUには人の自由の行き来を保証するシェンゲン協定があるから、テロリストが英国に入国しやすくなっている」

と言っていたので、

「移民についての問題がEU離脱賛成派多数に傾いた」

と説明されれているが、イギリスに限っていえば労働者の移動が自由なだけで、入国審査がないわけではない。


そもそもイギリスは「シェンゲン協定」非加盟国

シェンゲン協定は、国家間をパスポートなしで自由に行き来できる協定である。EUはほとんどが加盟している。

しかし、イギリスは例外的にシェンゲン協定の非加盟国

EUは労働者の移動の自由については「危険性が明白であれば制限できる」としている(はず)ので、もし移民についてであれば、この入国審査を厳格化すれば良かっただけになる

ついでに言えば、イギリスの移民No.1はアジア系。

旧植民地のインド・パキスタン系なので、ヨーロッパ移民(性格に言うとアフリカからのEU経由移民)を抑えたところで、その効果はいかがなものか、というようになりそうだが。


天秤にかかってるのは自国経済

EU側からしてみれば、イギリスは元々ユーロ通貨も使わない、シェンゲン協定も非加盟の国。

さらに労働者の移動も制限すれば、それは外国扱いになるので「じゃぁ、お前のところ関税かけるよ、ていうかそれがEUだし」という話になる。

しかし、イギリスとしては輸出入はそれぞれEU諸国から50%前後を依存する状態なので、経済を考えるとたまったものじゃない。

(日本での貿易割合を例えると全世界のアジア各国が日本に対し関税を強力して引き上げるレベルの衝撃)

雇用の危険性を煽っておきながら、実経済にダメージを負わせる結果になるのでできない。

残りEUで抜ける枠がそれしかないけど、EU抜けたいし、枠は取りたい」という何を言ってるか分からんがそういう状態なので、交渉が面倒なことになっている。

そして本来なら、ソフトランディングに向けて、離脱に向けて関税の結び直しを交渉するべきなのに、それをやらずに北アイルランドでの問題でEUとの交渉で合意できずに長引いている、という状態。


うーん、当初から分かっちゃいたけど、迷走してるね。

あと、日本だけかと思ったけど、海外も経済的な観点から政策を理解する人は少ないんだなっと。

【執筆者プロフィール】
・だいじん
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