「経済社会は勝ち負けの競争社会だから、その結果、格差が出て当たり前」
至極まっとうな話ではあり、これ以上の反論はない。
……ように見える。
では、格差の根源が、本当に「競争」だろうか?
逆説に言えば、全く競争がない世界にも格差は発生する。
格差が、競争がなくても発生する理由
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お金の流れは次の通りだとする。
問題は「お金を預ける(貯蓄)」という行為
「量的緩和」だの「利上げ」という言葉は、この中央銀行から銀行に流れていくお金の調節に関する言葉になる。
これにより、銀行が市場に流せるお金の量が増え、この格差の根源たるマイナス分を是正できるようになっている。
後者は国内投資ではあるものの、一般の民間市場ではないため、効果は限定的と判断して、「効果:中」にしている。
そして中央銀行の量的緩和の状況において数年前より、銀行の投資対象は「国外債権」にシフトしているのである。
参考ニュース(日経新聞の記事をまとめたブログ記事)
お金の存在自体が格差を生み、調整弁が機能していない状態
ここまで、競争要素1個もなし。
故に、競争がない世界でも、必然的に「弱者:負け組」が存在しやすい世の中になってしまったのさ。
そしてそれは仕方のないことで、誰にも、どうしようもないことなんだ
だから「競争社会だから勝ち負けが出るのは当然」
ではなく、
「経済って、そもそも誰かが、不利益被る仕組みだから、諦めろ」
が正しい話になるんだよね。
ちくしょう……
僕らは、この土台において、さらに競争を強いられるんだ。
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色々とブログで考察他、雑記を書いてます。
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至極まっとうな話ではあり、これ以上の反論はない。
……ように見える。
では、格差の根源が、本当に「競争」だろうか?
逆説に言えば、全く競争がない世界にも格差は発生する。
格差が、競争がなくても発生する理由
僕らが生きる社会において、経済の主体は大まかに次の通りだとする。
- 消費者
- 企業
- 銀行
お金の流れは次の通りだとする。
- 消費者は企業から「給与」をもらい、企業に対して「消費」をする、そして銀行にお金を「預ける」、そして「借りる」。
- 企業は消費者からの消費からお金をもらい、従業員(消費者)に給料を支払、そして銀行からお金を「借りて」、また銀行にお金を「預ける」。
- 銀行はそれぞれに融資し、お金を預かる。
問題は「お金を預ける(貯蓄)」という行為
- 企業は有り金すべてを給与に回さない。
- 消費者は有り金すべてを消費に回さない。
- 銀行も有り金すべてを融資しないし、引き出せるようにはしない。
有り金はフルに消費されない貯蓄という行動が当然のように発生する、ということが前提で考える。
つまり、循環されるお金の総量は、それぞれの経済主体の貯蓄分マイナスになり、経済循環するお金の総量は縮小しながら続いていくことになる。
これはどういうことか。
僕らの経済は、たとえ均等にお金を分配しようとしても、この市場のマイナス分、泣きをみる人が出てくる。
ということ
格差の土台は、お金(の貯蓄)の存在そのものにあったんだよ!
中央銀行という調整弁
銀行は中央銀行から融資してもらうことにより、より多くのお金を市場に回せるようになる。「量的緩和」だの「利上げ」という言葉は、この中央銀行から銀行に流れていくお金の調節に関する言葉になる。
これにより、銀行が市場に流せるお金の量が増え、この格差の根源たるマイナス分を是正できるようになっている。
ただし、下記のことを行わなければ
- 銀行が国内市場への投資ではなく、国外投資に割り当てる(国内格差効果:大)
- 空いた分をさらに国債に割り当て、市場に流さない(国内格差効果:中)
後者は国内投資ではあるものの、一般の民間市場ではないため、効果は限定的と判断して、「効果:中」にしている。
そして中央銀行の量的緩和の状況において数年前より、銀行の投資対象は「国外債権」にシフトしているのである。
参考ニュース(日経新聞の記事をまとめたブログ記事)
お金の存在自体が格差を生み、調整弁が機能していない状態
ここまで、競争要素1個もなし。故に、競争がない世界でも、必然的に「弱者:負け組」が存在しやすい世の中になってしまったのさ。
そしてそれは仕方のないことで、誰にも、どうしようもないことなんだ
だから「競争社会だから勝ち負けが出るのは当然」
ではなく、
「経済って、そもそも誰かが、不利益被る仕組みだから、諦めろ」
が正しい話になるんだよね。
ちくしょう……
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