愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。
ローマの信徒への手紙/ 13章 10節
聖書の中で偶像を造ることが禁じられています。
今日、ふと思わされました。
自分が生きてきて・・・どれだけの偶像を造ってきたのか?
と・・・
具体的には、偶像とは、形あるものの像なので思わされていることとは、少し違うかもしれません。
あなたはいかなる像も造ってはならない。上は天にあり、下は地にあり、また地の下の水の中にある、いかなるものの形も造ってはならない。
出エジプト記/ 20章 04節
偶像を仰いではならない。神々の偶像を鋳造してはならない。わたしはあなたたちの神、主である。
レビ記/ 19章 04節
あなたたちは偶像を造ってはならない。彫像、石柱、あるいは石像を国内に建てて、それを拝んではならない。わたしはあなたたちの神、主だからである。
レビ記/ 26章 01節
今日思わせられた偶像は、自分の高慢・・・その事が、あらわせられた何か・・・・です。
なぜ・・・思ったのかというと・・・人が、造ったものを偶像視した事からです。
人が、造ったものが、高慢のあらわれかどうか、吟味はするにしても・・・僕が、判断する立場にはありません。
が、肉の生活において・・・人と自分を比べて自分が傷つく事があります。
そこで・・・その傷を他者に転嫁し・・・・また信仰的に考えようとも思い・・・
ああ・・これは・・他者が造った偶像なんだ・・・自分が傷つくんだから・・・
と・・・分かりやすい言葉で言えば・・・
人のせいにする自分がいるんです。
人のせいにする・・・というのは・・・他者のことを受け入れられない何かが、わたしの心にあると言う事です。
この自分の心にあるもの・・・他者を受け入れなくさせる何かも、偶像と呼んでもいいかもしれません。
あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。
兄弟に向かって、『あなたの目からおが屑を取らせてください』と、どうして言えようか。自分の目に丸太があるではないか。
偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる。
マタイによる福音書/ 07章 03節~
他者の偶像、自分の偶像・・・
傷つけ、傷つけられ・・・・
自分の頑な心と・・・他者の造る偶像の世界にとどまっていたら・・・確実に滅びと死への導きとなります。
聖霊様の導きに感謝します。
この他者の偶像を自分の頑な心が見て、隣人を自分自身の様に愛することをしなかったとき・・・・聖霊様が教えてくれました。
「「あなたは、どれだけ偶像を造り、人を傷つけわたしを悲しませてきたのか?」」
と教えてくれました。
十字架が、思い起こされました。
イエス様が、十字架刑を言い渡されるまでの経緯が、聖書には書いてあります。
余計な口答えなどはせず・・・必要だけを答え・・・時には、黙ったまま・・・十字架へと向かうことになります。
その十字架の上でも・・・必要なみ言葉を語り・・・ののしられても・・・
十字架にかけられた事を呪わず・・・罪の赦しのみ言葉を語られました。
はじめにあげた聖句、新改訳ではこうなっています。
愛は、隣人に対して害を与えません。それゆえ愛は、律法を全うします。
ローマ13・10
愛は、十字架そのものです。
もし神の愛を知るものであれば・・・その時が来たら喜んで十字架にかかると思います。
それはイエス様より後の時代、神に愛され、神と人とを愛した究極的な姿だと聖霊が知っているからです。
いくつか思わされているのですが・・・もう一つあげるとすれば・・・
愛は、安息日に人を癒す事です。
律法違反に思えるこの行為が・・・・愛という律法を全うする神のみ業です。
人は、神の愛がありません。
だれしもかれしもが、偶像を知らず知らずのうちに造らされています。
偶像造りで高慢の霊を受け・・・その偶像にまた思い込みの霊を受けて・・・闇がさらに暗闇で覆われます。
心に割礼をうけるというみ言葉あります。
割礼とは、男性器の包皮を切り取り、血を流す儀式です。
旧約の時は、この割礼が契約、神の民のしるしでした。
イエス様が、十字架にかかり、その血を流された今、キリストを個人的な救い主として受け入れるならば・・・
頑な心、偶像を所有する心に割礼を受け・・・イエス様の血潮で清められるという神のしるしが無償で与えられます。
まさに聖霊様の内住です。
一つ、確信します。
人は、神を知り、所有され所有するならば・・・後は何も要りません。
偶像建設から離れる方法は、神の御子でありひとり子、イエス・キリストという花婿に嫁ぐことだけです。
そして肉の生活において兄弟姉妹を心から尊敬すること・・・愛は、感謝を導きます。。
アーメン。
長文を最後までお読みくださり、いつもありがとうございます。
感謝しています。。
また、そのように働いてくれるのですから、愛をもって心から尊敬しなさい。互いに平和に過ごしなさい。
テサロニケの信徒への手紙一/ 05章 13節