金さえあれば買える!
10人乗りの家庭用装甲車「Marauder(マローダー)」が一般向けに販売されていることが一部のマニアたちの間で話題になっています。
これは主に南アフリカで活動している民間軍事企業「パラマウント・グループ」が開発したもので、価格については公式サイト上で公表されているおのではありませんが、30万ポンド(約5,500万円)や65万ドル(約7,800万円)とバラつきのある情報が見つかっています。
英国の人気TV番組「トップギア」による、対爆性能を検証するテストや走行テストを実施した映像がYoutubeで公開されており、本当に市販化してよかったのかと不安になるほどのパワフルさを見せつけていますよ。
【そのほかの画像や動画、リンクなどは元記事でどうぞ】
■南アの民間軍事企業が開発した脅威の防御力を誇る装甲車
6気筒ターボディーゼルを搭載した9トンもの超重量級のボディは、対戦車地雷の爆発や戦車の砲撃にも耐えうる性能を持つそうで、真偽は不明ですが一部ではミサイル攻撃にすら耐えるという情報も。公開されているスペック表には、車内は運転席・助手席の2名、後部座席に8人のスペースが確保されており、最大積載量は4500キロ。最高速度は130キロで、最大航続距離は700キロと記載されています。
紹介ページの中央カラムで「8キロのTNTで爆破されてもへっちゃらさ!」と、およそ一般人が見る自動車カタログには掲載されないであろう文言がセールスポイントとしてアピールされているところがすごいですね。 おそろしいほどの頑丈さを誇る「マローダー」は踏破性も高いようで、オフロード帯も難なくクリア。さらには路地の壁をぶちこわして突破するなど、踏破性ということばの概念を考えなおしたくなるようなシーンも映像に収録されています。
バリエーションとして警察や救急、VIP向けにカスタムされた特別仕様モデルも用意されているそう。さすがに一般向けのモデルには付属していませんが、オプションで銃座を用意しているあたりはさすが民間軍事企業といったところでしょうか。
コメント
コメントを書く(ID:17065374)
排ガス規制はクリアできるだろうか。
(ID:7150427)
戦車の砲撃に耐えるとかいうのはさすがに盛りすぎでしょ。戦車でも耐えれないわ
(ID:1379751)
身も蓋もないことを言うと、IED対策は完全にイタチごっこなので防御側が設計コスト、生産コスト、運用コストと言う枠の中でやりくりし、せっせと作った高性能スゴイ装甲車も攻撃側のゲリラは糞安価な155㎜榴弾でふっとばす。攻撃側の破壊力に上限がほとんどないからしょうがないね