火災という脅威を力でねじ伏せる。
ロシアがソビエト連邦と呼ばれていた時代。空を支配していた戦闘機「MiG-21ミグ21」に搭載されたジェットエンジン2基を、地上を制圧した主力戦車「T-34」に搭載したという、消防車としては規格外のパワフルさを誇る世界最強の特殊車両「BIG WIND」をご紹介しましょう。
この「Big Wind」はハンガリーの企業が開発したもので、ジェットエンジンから発射される水の最大レートは毎秒220ガロン830リットル。この脅威の制圧力で鎮火が難しい油田火災などの大規模作戦で活躍しているそうです。
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■「力こそ正義」を追求しすぎた消防車
どことなく対ゴジラ兵器っぽさを感じる「ビッグ・ウインド」の姿。 海外メディアやブログを回遊して情報を集めていると、過去に1分間で8000ガロンの水ガソリンなどを輸送する鉄道用タンクを想像してくださいを消費して活動したこともあるという情報がみつかったほか、そのあまりにも強烈な消化能力に対して「火を消す」というよりも「火を殺すkilled」という言い回しでパワフルさが表現されているのも見かけました。なにそれこわい。ちなみにYoutubeで検索してみると、人工的に発生させた火災を消化するデモンストレーションを撮影したビデオなどが見つかりました。 確認してみると「T-34」をベースにした古めかしい映像のほか、数年前に撮影された「T-54」をベースにしたものが見つかっています。もしかしたら現役なのはこちらのほうかもしれません。
画像では伝えきれない迫力のある「BIG WIND」の姿をさまざまな角度から眺められますよ。
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タンクを想像してくださいを消費して活動したこともあるという情報