サメだ鮫だお前はサメ映画を見るのだ
平日昼間にさまざまなテーマを設定し、厳選された名作を放映するテレビ東京の人気映画枠「午後のロードショー」の7月ラインアップが発表されました。 注目は毎週木曜にサメ映画を放送する「7月の木曜日は“サメ”???」枠
双頭サメが大暴れする「ダブルヘッド・ジョーズ」、ビーチを歩く系サメ「ビーチ・シャーク」、空から降る一億のサメ「シャークネード2」など、怪作がてんこもりとなっています さっそく各サメ映画をご紹介していきましょう。
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■「ダブルヘッド・ジョーズ」7月2日
ハルク・ホーガンの娘であるブルック・ホーガンが出演したことでもごく一部で話題となった本作。少し前にご紹介した「3-HEADED SHARK ATTACK」の前作にあたります。 頭が2個あります凶暴ですふたり同時にパクっと食い殺しますという、問答無用のスタイルがステキすぎる一本となっており、適当な物語ノルマのように出てくるおねーちゃんの水着馬鹿な若者のバカ行動など、B級……いや、D級サメ映画に必要な要素のほぼすべてが詰まっていると言えるでしょう。
決着についても「いや……君たちそれは5秒、いや3秒ぐらい考えればわかるんじゃないかな……」というバカ行動からまさかの大逆転勝利を収めたりしますので、あらゆる意味で目が離せませんよ
■「メガ・シャーク VS ジャイアントオクトパス」7月9日放送
みんな大好き超巨大サメ「メガロドン」がモチーフとなっているメガシャークシリーズの第1弾 かつて巨大タコとの戦いのさなかに訪れた氷河期により、アラスカ沖の氷壁に閉じ込められていたメガシャークが、崩壊にあわせて現代に解き放たれてしまったメガシャークとジャイアントオクトパスが海洋で猛威を振るう中、人類に残された手段とは…… サメ映画には珍しく、日本近海や東京湾も登場するこの映画、じつはストーリーの原案は日本の会社が考案したものです。
先日、メガシャークシリーズの最新作「メガシャーク VS グレートタイタン」が世界最速で上映されたのも記憶にあたらしいところですが、それは本作のストーリー原案が日本だったからなのかも…… ともあれ、芸風としてはすでにこの一作目で完成されているといっても過言ではありません。安心と信頼のメガシャークシリーズです。心安らかにお楽しみください。
■「シャークトパス」7月16日放送
米軍の遺伝子操作によって生み出されたサメとタコとの合体生物「シャークトパス」が、うっかりちゃっかり大海原へと逃げ出してしまったなんてこったシャークトパスの捕獲を依頼されたチーム「ブルーウォーター」が捕獲に向かいますが……物事がそう上手くいくならB級サメ映画なんていらないですよね。 好評すぎてシリーズ3作目「シャークトパス VS ホエールウルフ」の本国放送を控えたタイミングで登場するシャークトパス サメの胴体後部から巨大なタコの触手が生えているという衝撃的なビジュアルは、サメ映画界に新たなデザインの可能性をもたらしたのは間違いないでしょう。多分。だって触手使って陸地を歩くんですよ!? サメが
軽装備のブルーウォーターが、どうやってこの凶悪極まるシャークトパスを捕獲するのか。そえが物語の見どころですが、意外なほど真面目に作られた物語と、予算的限界を感じるCGクオリティとのギャップに悶絶するのが楽しい一本ですね。
■「シャークネード サメ台風2号」7月23日放送
海面からサメを巻き上げ、甚大な被害をもたらす凶悪なトルネード「シャークネード」がニューヨークへ急接近 しかし、ニューヨークにはあの男がいた。そうロサンゼルスの街と人々をサメの脅威から救った英雄フィンがニューヨークを訪れていたのだ空から降り注ぐサメ唸るチェーンソーフィンの号令で立ち上がる人々ニューヨークを竜巻とサメから守るための戦いが今始まった……fin
みんな大好き「シャークネード」シリーズの第2作目にして、2014年のエンタメ映画最高傑作私見が地上波初放送です
見ながら思わず「完璧だ……この映画は完璧だ……」と、つぶやいてしまうほどにエンタメ精神に満ち溢れている作品で、サメをバックスクリーンに叩き込むチェーンソーで真っ二つ拳銃で次から次に撃ち落とす爆弾で竜巻もろとも吹き飛ばすと、ハチャメチャすぎるアクションがたっぷりと詰まっているうえに、本作がなければ決してお目にかかることのなかったであろう「降鮫量」「積鮫量」という新しい単位がこの世に登場してしまったりと、あらゆる意味で目が離せません。
家族を守るために奮闘する僕らのフィンさんに訪れるクライマックスの展開は、きっと心を打つものだと思いますよありがとうテレ東そして最新作にして第3弾「シャークネード 3」の放映もよろしくお願いします
■「ビーチ・シャーク」7月30日放送
サメが泳ぐだってキミはバカかね。常夏の島・ホワイトサンズを盛り上げるため、町長のバカ息子の発案で「ビーチでロックフェスを開催だ」なんてことに。 そこを陸地でも自在に移動できてしまう奇天烈すぎるサメが襲撃し、逃げ惑う人々をたこ焼きでもつまむような軽々しさで襲っていく映画、それが「ビーチ・シャーク」です。
「陸地でも平気で動きまわる系サメ映画」として、世の注目を集めている一本。なぜかブルック・ホーガンがこれにも出演しており、「もしかしてこのままサメ映画女優になるのでは」とごく一部で話題になったのも記憶にあたらしいところです。
海からではなく地中から襲撃してくるため、反撃するのも難しい状況で、果たしてどうやってビーチから脱出するのか……そしてどうやってビーチ・シャークを退治するのかというところが注目ポイントですね。背びれは地表に突き出て動きまくりますが そのほかにも注目作が目白押しとなっており、「対決」というテーマでラインアップされた「地獄の変異 THE CAVE」もオススメですよ。
地下洞窟探検系モンスターホラー作品として公開されたものの、まったく同時期にあの「ディセント」が公開されてしまい話題と興収を完全にかっさらわれてしまう形になりましたが、洞窟内や湖面のビジュアルの美しさは特筆モノ。
「怖いか」と言われると若干首をかしげてしまうところもあったりしますが、BGVとしてゆったりと楽しむには非常に良い一本ですよ
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