筋肉や皮膚に流れる微弱な電流を検知して動作する筋電義手を開発している国内企業・exiiiイクシーが、家庭用3Dプリンターでも出力が可能という高性能な義手「HACKberry」を作り上げました。
義手の課題でもある軽量さを考慮しつつも、白を貴重とした実用的でヒロイックなデザインが採用されており、すでにテスターによって日常生活での試験も実施されているようです。
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■日常的に使える高性能かつ軽量な義手を目指して
日本人の一般的な手のサイズに合わせた大きさ、手首の柔軟性、そして薄い紙や葉っぱすらもつまみ上げる精密さを実現。靴紐だって結べちゃいます。 これほどに高性能な義手でありながら、家庭用3Dプリンターでの出力も可能というのはすごいですね。最新モデルとなる「HACKberry」は、専用のコミュニティを使った情報公開・共有を行うオープンソースのプロジェクトとして運用されおり、指の関節の仕組みや搭載するモーターの利用方法など、そういった独自の研究成果が詰まった設計図となるデータが、いくつかのルールを守れば誰もが利用できるようになっています。
イクシーでは市販化を目指して開発を進めているそうですが、この様子だとそう遠くない未来に実現されそうですね。
【動画】HACKberry user test
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