転けそうになりながらも、バランスを立て直すためにバタバタと足を動かす奇妙な動きが話題になった犬型ロボット「BigDog」。 その最新モデルとなる「Spot」のデモ映像を、ロボット企業・ボストン ダイナミクスが公開しました。
「Spot」の重量は70キロ少々と、100キロオーバーのわがままボディが魅力的だった「BigDog」に比べて、大幅な小型軽量化に成功しています。大型犬と同程度の重さですね。
あの奇妙な動きで話題になった先輩「BigDog」も、あれほど派手に足を滑らせても体勢を整えられるなんて、冷静に考えると凄い技術力です。最新モデル「Spot」の小さくて軽いボディには、その成果がしっかりと継承され詰まっているのでしょう。
また軽くなったことで「歩く」「走る」「登る」といった単純な行動ですら、「BigDog」を凌ぐスピードを発揮してしています。
迅速かつ的確にどんな悪路でも移動できる犬型ロボットたちは、災害時の救助活動や人間には危険すぎるエリアでの活動などを想定して設計・開発が進められているそうです。今後のさらなる発展に期待です。
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