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あれやこれやと過ごしていたら、もう2015年の冬アニメのシーズンが始まっちゃいましたね シーズンの切り替わるタイミングというのは、アニメファンなら誰もが心がぴょんぴょんしていることでしょう。私もです

リアルタイムでアニメを視聴しながら、たくさんの誰かと一緒に盛り上がるというのは、各SNSが発達した現代だからこその楽しみ……というわけで、筆者もTwitterで「蒼龍ちゃんどこー!?」「第三非行少女隊つよそう」とふざけてみたり、アニオタ仲間とSkypeでネット鑑賞会をしたりして楽しんでいたのですが、Twitterを眺めていると気になるキーワードを見つけちゃいました。  

「艦これは授業参観、デレマスは株主総会」という表現が高速でTLを流れていって見失ったけどツボった

― カルラボ -CultureLAB.- (@CulLab) 2015, 1月 9
 
艦これは授業参観、デレマスは株主総会」。

誰が言い出したのか、どういう意味を込めたのか。それはわかりませんが、この表現を見た瞬間に全身をビリッと駆け抜けるものがありましたね。 実際に放送直後のネットユーザーたちの反応を追ってみると、推しキャラが登場するたびに、ハッスルする提督プロデューサーたちを見かけました。

「艦隊これくしょん -艦これ-」「アイドルマスター シンデレラガールズ」。

どちらもゲームを原作とする作品であり、女の子たちが部隊ユニットを組んで戦う競うなど、世界観やデザインは大きく違えども共通点も多いですね。 それなのに「授業参観」「株主総会」という極端に方向性の違う比喩表現がでてきたのは、それぞれの作品が積み重ねてきた歴史に関係しているのかなと感じました。  

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「艦これ」には「轟沈HPがゼロになる」というキャラをロスト消失するシビアなゲームシステムがあり、例外を除く一般的なユーザーたちにはキャラを大切にしようという気持ちがあります。 またサービス開始当初から運営とユーザーの間にアットホームな雰囲気があり、最近は少し薄れてきたような感じもありますが……、全体的に「艦これ」に対するユーザーの目は柔和な印象を感じられます。

ゲーム画面では立ち絵がメインだったこともあって、アニメ化によって大切な娘たちがついに動くという喜び。そんな“晴れ舞台”だから「授業参観」ということなのでしょう。  

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対して「デレマス」は、ソーシャルゲームでは当たり前に実装されている「課金」というシステムに対するヘイトを多量に浴びてきました。これは何も「デレマス」が悪いわけではありません。

三才ブックスから「走り続ける男たち モバマス廃人」という重課金ユーザーへのインタビュー本が出版されているほど、世間から「モバマス重課金ゲーム」という印象を持たれていることを、多くのユーザーが知っています。

しかし、そんな世間の厳しい目に耐えながらアイドルたちに注いできたモノが、テレビアニメという輝くステージでのメジャーデビューという結果に繋がっていることは間違いなく、だからこそ「株主総会」という言葉が受け入れているのかもしれませんね。ちょっぴり自虐っぽいですね。

さてさて、2015年の冬アニメはまだ始まったばかり。これからどんな作品が、どのように話題になるのか。どんな物語で魅せてくれるのかは未知数です。時にワクワクさせてくれて、時には熱くしてくれて、時に泣かせてくれる。そんな充実したシーズンになることを期待しています  



【ここからニコニコチャンネル限定の追記】

くぅ〜疲れました

「艦これ」については、やっぱり立ち絵だけだったキャラが「ついに動く」という点に感動しているようすが、視聴者によるTwitterや2ch、各ブログなどに投稿された感想から見て取れましたし、私もそう感じたので簡単でしたが、「デレマス」のくだりはかなり苦心しました。

結果としてこういうまとめ方になりましたが、みなさんはどう感じているのか。興味があります。よかったらコメントで聞かせていただけると嬉しいです。

ちなみに筆者は「株券→カード」「資金→モバコイン」「分割→新規カード」という感じでイメージしており、そんな風に考えると「株主総会」という表現がツボすぎて「こんなん草生えますやーん」って気持ちでした。


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