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2023年9月3日にアリス九號.が無期限活動“凍結”となったことを機に、本格的なソロ・ワークをスタートさせたHIROTO(g)。ソロ・アーティストとしての活動に加えて、HIROTOのもとには絶え間なく仕事のオファーが舞い込む状態になり、アリス九號.の活動休止後も彼は充実した動きを見せてきた。だが、その裏側でHIROTOは苦悩や葛藤を抱いていたという。そんな苦しみを乗り越え、現在の彼は非常にいい状態で自分自身や音楽と向き合うことができている。2026年前半のHIROTOの活動について話してもらう予定だった今回のインタビューは、結果的にアリス九號.の活動凍結後にHIROTOが辿った道のりが語られる場となった。そんなインタビューを、2回に亘ってお届けする。


Interview:村上孝之

 

――2026年に入ってからのHIROTOさんの活動を振り返りますと、まずは4月から5月にかけて<HIROTO TOUR 2026 『FRAGMENT GALAXY -phase1-』>が行なわれました。

HIROTOどこから話そうかな……。僕は毎年5月4日に自分のバースデー・ライヴをしていて、元々はそれありきで、今年は5本くらいのツアーをしたいなと思ったんです。ただ、バンドが止まってからの僕は、縁があってお声がけしていただいたお仕事は、スケジュールが大丈夫であれば基本的に全部受けていたんです。それで忙しくしていたら、自分のソロがどうしても自分のキャパの問題で、1番後まわしになってしまった。それに、表現が難しいですけど、自分のDNAに合っていない仕事も中にはあったんですよね。それはちょっと反省で、ご縁を大事にして、なおかつバンドが止まっても声をかけてくださるものには応えたいなという思いのもとに動いていたけど、その中ですごく自分がすり減っていることを感じた。