
Vo.春 / Gt.準々 / Gt.ミズキ / Ba.メイ / Dr.緩菜
今の自分達の現在地点に居場所をちゃんと作りたいという気持ちで名前をつけた「STREET RECORD」
自主となり大変だった去年1年は、その分成長やビジョンが明確となり、
ライブの大切さと、今まさにチャレンジしていく5人の熱き魂を感じた!
■2022年6月に無期限活動休止してから、2024年2月の再始動、改めてこの再始動にはどんな裏話があるのでしょうか?
春:実はシンプルな事なんですよ。1度休んで自分達を見つめ直してたかったんです。正確にいうと僕自身が見つめ直す時間が必要で、その中でメンバーが活動再開を親身に待ってくれていて、それで僕の気持ちがもう一度固まりました。自分の中でバンドマンになるという夢は一つ叶っていて、その夢が叶った上で、今後どうしていきたいという事を考える時間が必要だったんです。今振り返れば、その時間が僕にとっては活動休止の時間だったと思いますね。
■事務所を退所した理由とかはあったんですか?
春:活動休止の際に一回真っ白になりたいと思いました。再始動とは別の話ですね。そして、もう一回始めるなら守られている環境じゃなくて自分達でやろうと覚悟を決めました。実際やってみて思いますが、プロダクションにお世話になって活動している状況と、自立して活動をしていく事は、職種が少し違うように感じていて、5人でバンドをやりたいのもそうですけど、今、5人で生きていきてるぞみたいなそんな感覚がすごく強いです。
■やはり自主でやってみると大変な事ってあるんですか?
春:大変なことしかないです。メンバーが5人いるので、メンバーに頼る事や大変な事を共有する事によって、一緒にやっている感じが辛いけど良いことでもありますね。メンバーには心配ばかりかけています。
ミズキ:メンバー5人で全部考えてやらなければいけないので、その分意思統一はしっかり出来るようになったと改めて思いますね。バンドの方向性などがより明確にバンド内で共有出来ています。今までは、結構投げちゃっていた部分も大きいので、自分達で日々動かしている実感もありそれは逆に良かった事です。
メイ:自分達で歩き出した分、責任が自分達に降りかかってくるので、僕個人としては色んな事をきっちりやってはいきたいのですが、やはり追いつかない部分とかが多々あって、自転車で運転していてパンクしたら自分達で直して走っているような状況ですね。自分達がサボればその分止まるし、ライブ1本やるにしても昔より事の重大さに気づくようにはなりました。いつもなんかバタバタしていて息継ぎが出来てないみたいな事が多いので、もう少し自分達のペースを掴みたいですね。成人男性としてまさに今成長しているんじゃないですかね。
■そして去年11月に「ジェネリックラプソディー」「XIIl」をDIGITAL RELEASEしました。まず「ジェネリックラプソディー」ですが、歌詞が非常に面白いラブソングになっています。まず作詞した春さん、この曲の歌詞について聞いてみたいです。
春:初恋の人って覚えていますか?みたいな事です。男女に限らず人間関係は輪廻転生を繰り返すじゃないですか。特に僕は育った環境に色々あって、今はメンバーがいますけど、地元の仲間とか、生まれてからずっと一緒にいる家族みたいなものに免疫があまりないので、父親代わり、兄代わりみたいな家族代わりみたいなものに対して、何かキュンキュンと切なくなる時ってあるよねみたいな。そんな事みんなもない?特に恋愛だとどう?そういった気持ちで書きました。そんな幸あれって気落ちを誰かと共有したかったんです。
■そんな気持ちをこんなに面白くハッピーな感じで書いたんですよね。
春:ラブソングを出すよって言っていたんですけど、これはラブソングですか?という声も届きました。好きなコンテンツ、エンターテインメント、漫画やアニメだったり、映画とかの勝手にタイアップシリーズという形で歌詞を書くやり方を昔からしていまして、これも大好きな作品の1つ、そのエンディングのつもりで書きました。「九龍ジェネリックロマンス」という作品なのですが、それでジェネリックって良い言葉だなって思ってタイトルにも使いました。
■作曲は準々さん、歌詞と合うようなハッピーなキラキラソングになっています。この曲の作曲という部分でお話を聞いてみたいです。
準々:激しいのと可愛いのを2曲作るのは決まっていたので、この曲は可愛い男の子が歌うのを想像して作りました。イントロとかが切ない感じになったのが、結果的にラブソングみたいになって良かったなって思いました。
春:1日で2回衣装を初出しして、新曲を2曲披露するというハロウィンのライブを2年間企画してきたんですが、この2曲は2025年用の楽曲です。
緩菜:可愛い曲というのは勿論感じたんですが、その中に少しヘビーなサウンドもあるなって初めて聴いた時に感じで、そういう風にアレンジを進めていったんですが、レコーディングしている時に、面白いとか可愛いの方に全振りしていった感じが面白かったんですよね。
■もう1曲の「XIIl」は、13という数字が意味深い歌詞になっていると思いますが、春さんこちらの歌詞についても聞いて良いですか?
春:2曲ともラブソングを書きたいと思っていたので、この曲も一応ラブソングではあるんですが、激しい曲の中にどう落とし込んでいこうかなって思った時に、心中とかも究極の愛の形かなって昔から思っていたのでそんな事をテーマに書きました。この曲は本当に歌詞を書いていて楽しかったですね。ただすごく時間がかかりました。僕はやるまでが遅くて、やったら早いんですが、珍しくやるまで遅くて、やってからも遅かったです。よく制作している方って良い椅子を買いますけど、僕は椅子に座る時間が短いので意味が分からなかったんですが初めてお尻が痛くなりました。(笑)
元々今回のテーマ性がコテとキラというワードから2面性を出していきたいのがあったので、コテの方がこの曲になった時に、ライブを想像するような感じだったり、Aメロは割と2000年代以前のヴィジュアル系も感じたり、Bメロは逆にネオヴィジュアルを感じて、サビでもう一回ネオヴィジュアル以前に戻るみたいな不思議な感覚で、準々の中のヴィジュアル系ってすごい面白いなって思って、逆にハードルが上がって、負けないぞって気持ちで歌詞を書きはじめたらお尻が痛くなりました。(笑)
■そういう意味でこの曲は激しさや怪しさが漂うようなまた違ったアプローチの曲です。この曲について他のメンバーさんからもお話を聞かせて下さい。
準々:コテというキーワードが出た時に、そういうヴィジュアル系が大好きで得意分野でもあったのでヤッターと思いました。
ただコテでそのままやったら古臭くなってしまうので、今風の要素やアレンジを加えてみて、昔のヴィジュアル系が現代にタイムスリップしたようなイメージで作れたらと思いました。
■準々さんは昔のヴィジュアル系が大好きだったとの事で、どの辺のアーティストに影響を受けたんですか?
準々:90年代、2000年代のヴィジュアル系は全般大好きでした。デモテープも買いあさっていましたし、本当にインディーズファンが色々集めるのと同じ状態ですね。自分より詳しい人は数人ぐらいしか会った事ないです。ある意味でオタクなんです。
春:この曲のインプットでめちゃくちゃ「妃阿甦」さんを聴きました!
ミズキ:多分DOG inThePWO(以下、DOG)の中でもずば抜けてヴィジュアルポイントが高い曲かと思います。自分が昔から聴いていた世代の音楽をDOGの中に落とし込んでやれたのが面白いですよね!
春:一番好きなの「コブクロ」なのに!?バンドはじめたの「CAROL」なのに!?(笑)
ミズキ:実は父親が元々ギターをやっていて「CAROL」さんが好きでリーゼントでした。(笑)その影響でギターをはじめたんです。自分は19歳の時にこのバンドをはじめたんですけど、それからちゃんとヴィジュアル系を聴くようになったんです。
メイ:確か「妃阿甦」さんというキーワードを出したのが僕だった気がするんですが、なんかそれが良いヒントになってくれたみたいです。個人的にキラキラしている音楽よりはこっちの方がタイプでもあるんですが、こういう音楽性だけだったらDOGって上手くいかなかったんだろうなって感じました。また、こういう音楽出来て嬉しいのもありますし、メンバーみんなも好きだってのをひしひしと感じました。
春:ただその割にはライブで皆頭を振らないよね!?この場を借りて言いたいよね!
メイ:もう少しゆっくりじゃないと令和は頭振らないと思う。(笑)
緩菜:俺もヴィジュアル系が好きで、ヴィジュアル系というものが染みついているので、ナチュラルに自分の好きなものを全部詰め込んだ感じです。「妃阿甦」さんというキーワードが出ましたが、俺も大好きなので今合点がいきました。すんなりレコーディング出来た事がそういう事だったんだと思います。
■BOOTLEG No.012「Shouting Star」、BOOTLEG No.013「スノゥモーション」が、ミズキさんとメイさんの両生誕公演より販売が開始されます。この2曲どんな曲になっているのでしょうか?
春:コレは新曲ではないんです。再始動してからメンバーでの部活的活動に近いかもしれません。自分達の楽曲って現在250曲位、ストック自体は7億曲ぐらいあって、その中から緩菜が入るまでの2年間の曲を改めて5人でやってみたり、今の自分達のバンドの雰囲気にあってまたやってみたい曲を再録しています。本当にレコーディングをたくさんして来た中で、1つのレコーディングに集中するよりは、楽曲によってみんなのモチベーションだったり、そこへのアウトプットの1つ1つや、メンバーの感じ方に気付く事がバンドのスタンスを作っているので、今回の2曲はメンバーからのリクエストもあってレコーディングを決めました。
■現在の曲数も凄いですが、ストックは7億曲!音楽界の原西ですね。
ミズキ:7億あるのに新曲を出そうとなったら、毎回ストックからは出してこないんですよね。(笑)
■この2曲はいつの頃の楽曲なんですか?アレンジとかも変わっているんですか?
メイ:この2曲は2011年の時の曲なので、14年前の曲ですね。同じミニアルバムに入っています。僕らは基本この再録に関しては、変にアレンジを変えないという自分達のルールがあるんですが、アレンジは変えてないのに微妙に違うものが出来るんですよ。各個人のライブでやって来たものが反映されているとか、良い意味で声が昔と違うとか、そういう感じで楽しんでもらえればと思っています。
■そしてSTREET RECORD presents MONTHLY 2MAN LIVE 2026「月花札」今年1月から1年間かけて開催されます。会場も渋谷音楽堂。まだ出演者も一部しか発表はされておりませんがどんなイベントにしていきましょう!
春:STREET RECORD自体がまだ名前を作ったようなもので、これから先どういう風に進んでいこうとかではなく、今の自分達の現在地点に居場所をちゃんと作りたいという気持ちでそのままSTREETという名前を付けました。それは自分達の持っている1つのチームみたいな感覚で、それを持つことによって活動の幅が広がっていくなと思ったし、それに尽きると思ったので、12ヶ月連続でチャレンジしたいという気持ちで組みました。もう1つ大きな理由としては、一度歩みを止めたバンドですので、歩くにはこういうエネルギーが必要なんだとか、これだけ大変なんだという事を、まさに今体感しながら成長して進んでいるので、1年先まで毎月会う約束をファンとするという事が、僕らにとっても励みになりますし、これを実現していく事がバンドの成長にも必ず繋がるのと、一度でも女の子を不安にさせたわけなので、1年後まで明確に約束出来る事でファンに喜んで欲しかったです。1つのライブハウス、同じスタッフやチームと一緒にチャレンジを毎月重ねていって、近しい友人や、お兄さんや弟たちのバンドを招いて、一緒にものづくりをしていく事が今回の12ヶ月のテーマですね。
■タイトルの「月花札」にはどんな思いが詰まっているのでしょうか?
春:12ヶ月を表現する名前って世の中に結構いくつかあると思うんですが、小さい頃、花札が好きだでして、さっき言ったチャレンジという要素が、花札のちょっと博打みたいな所に近かったんですよね。出たとこ勝負だぞって意味でピンと来ました。
■そして年も明けました!2026年はどんな年にしましょうか?
準々:2025年より、終わった時になんか楽しかった。充実していたって思えたら良いです。
メイ:2025年が結構バタバタで早く過ぎてしまった1年だったので、今年は歩みをゆっくり噛み締めたいですね。再始動して3年目になるので、そろそろバンドとしても色んな事に余裕が出来てくるのを信じて進めていきたいです。後はみんな健康でいましょう。
ミズキ:2025年は結構色んなイベントにも出させていただいて、DOGが戻ってきたよって挨拶回りは色んなバンドやお客さんにも出来たと思うので、今年は見るたびに日増しに強くなっているように思ってもらえるように、 ライブに対しての熱量をしっかり出して頑張っていきたいと思います。
緩菜:去年より今年、ライブもしっかりやって、ファンのみんなと楽しいという気持ちを沢山共有出来る1年にしたいです。
春:現在アルバムを作っていて、全国ツアーを計画しています。2026年は凄そうだぞ!色んな事が出来そうだぞ!なぜなら再始動という形で5人でもう1回集まって、メイが言っていましたが大変な去年1年だったけど、ミズキが言っていたそれによって成長やビジョンがはっきりしたし、緩菜はライブの大切さみたいな事も言っていたし、準々はひたすら楽曲を書いてくれていて、その中でやっとDOGのカムバックをこういう誌面を通して伝えらられたり、ファンに対しても勿論そうですが、シーンに対して新しい矢の一本として認めてもらえるような活動をしていけたらと思っています。アルバムに関しても自分達にとって大切になるアルバム、自分達の新しい姿を1つ完成させて皆さんに届けられるのを楽しみにしています。
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1月23日(金)18:00 HAKUEI(PENICILLIN / machine) x 苑(摩天楼オペラ)対談 / 未散(MASK / LOOP ASH)
1月26日(月)18:00 MAMA. / まみれた / JACK+MW
1月27日(火)18:00 KISAKI
Artist INFORMATION
6th Full Album「BOWWOW」6月20日(土) RELEASE決定!!
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