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FROM ZERO COLOR. ​

「第二次ネオV系」を掲げて活動する「FROM ZERO COLOR.」
最新曲「フラストレーション」は、V系の枠に囚われないミクスチャー的なアレンジに加え、自分を奮い立たせて一歩踏み出して行く為の思いが詰まった1曲!​

■Vijuttoke初登場の「FROM ZERO COLOR.」さんですが、まずはご紹介をお願いします。

皆さん初めまして!令和のネオV系ソロシンガー FROM ZERO COLOR.です!よろしくお願いします!


■「いくまろ」さん名義のソロ活動から、プロジェクト名「FROM ZERO COLOR.」に今年変化を遂げました。この新たな名前を掲げる事になったきっかけや、コンセプトの変化など聞いてみたいです。

元々「いくまろ」という名前が、僕が小学生の頃にドラクエ7の主人公に適当に付けた名前だったんです(笑)なのでこの「いくまろ」という名前自体には結構自分自身の内面に向けられた意味合いも大きいと言いますか、リリースした楽曲なんかもかなり等身大の自分って感じでした。自己顕示欲をそのまま具現化したような、俺はここにいるんだ!という叫びをストレートに歌っていました。言ってみれば1人で戦っていたような状態です。けど、RPGなんかだと分かりやすいですけど途中から1人だと戦えなくなってくるじゃないですか。敵が強くなったりして。仲間との協力が必要になるわけです。そこで、事務所に入った事もあったのでタイミング的にも正当進化させるために「FROM ZERO COLOR.」というプロジェクト名を付けました。僕は学生時代色々あってずっと心を閉ざした日々を過ごしていたので、そんなモノクロな景色から始まった僕自身の世界をゼロから彩る、そしてそれが僕と同じように悩んでいる誰かの明日への架け橋になればと思っています。この世界には1人じゃない。個々の色が混ざり合って出来た世界なんだというメッセージを込めて、言ってみればチーム名のつもりで考えました。


■ジャンルの壁を感じさせない自由な音楽の世界「第二次ネオV系」を目指しているとお聞きしています。「第二次ネオV系」面白い名前ですね!こちらについて聞いてみたいです。

少し前まではV系のアーティストの方々もテレビの音楽番組にもよく出演されていましたが、最近はその当時と比べるとジャンル自体が世間とは隔離されてしまったようなイメージがあります。例えばアニメの主題歌をV系のアーティストが担当するという事も前までは結構あったと思うんです。もちろんそれに関してはYouTube等のテレビ以外のメディアが台頭してきた影響もあるとは思いますが、僕が憧れたV系はテレビから流れてきた音楽だったりテレビで見た姿でした。当時、僕がV系に対して感じていた印象は「自由」でした。暗い学生時代を過ごしていた僕にとってはまさに自由の象徴、光芒のように見えました。最近は「V系とはこうでないといけない」という固定概念が界隈に根付いている気がしていて、それを払拭して今度は僕が憧れたV系をそのまま体現したいと思っています。僕が憧れた世代が「ネオV系」と呼ばれているので「第二次ネオV系」を創りたいですね。誰かの光芒になりたいです。


■以前、ソロアーティストのRikiさんとFull Dayさんの対談の際に、「FROM ZERO COLOR.」さんの名前が出て来た事から今回の特集に発展しました。このお二人との関係は?

Rikiくんは僕がいくまろとしての活動をスタートしてすぐくらいの時に同じイベントに出演したのがきっかけで知り合いました。ライブハウスの店長さんの計らいで、合いそうだからとブッキングしてくれた感じですね。Full Dayくんは8/14に渋谷La mamaで僕らスリーマンをやったんですけど、その時がきっかけです。3人で団結してイベントを作った事で、短期間でかなり仲良くなれたんじゃないかなと思ってます。これからの時代を共に創り上げていく仲間ですね。


■9月21日最新曲であるセカンドシングル「フラストレーション」がリリースされました。V系というよりはどこか懐かしさもあるような一言で言うとミクスチャーのような曲ですね。こちらの曲について教えて下さい。

あえて同期を使わない、シンプルな編成の曲を作ろうと思ったのがきっかけです。僕が生きてきた時代が平成なので、平成感はかなり色濃く出てるかも知れないですね(笑)ミクスチャー的なアレンジに関してはV系の枠に囚われない音楽を作っていきたいというのもありますが、単純にこの歌詞や伝えたい内容だったら方向性としてこれが1番合ってるかなと思って作りました。


■「フラストレーション」の歌詞についても詳しく聞いてみたいです。

この曲に関しては「いくまろ」の時の等身大さをそのまんま引き継いだ内容ですね。音楽を続けるって結構大変な事なんですよ。夢の無い話かも知れませんが現実的にお金の事だったり。僕の周りも才能のある人たちがどんどん辞めていっちゃって、その中でも僕は歌い続けているわけですがそれでもうまく行かない事もたくさんあって。それこそ8/14のスリーマンの直前ぐらいまでですかね、3〜4ヶ月ぐらいめちゃくちゃ落ち込んでた時期があったんですよ。未来に希望が見えなくなっていたんです。これまでがむしゃらに努力してきたつもりですが、その終着点がこの現状なのか。という思いが渦巻いていました。それでも応援してくれる人たちや過去の色んな事を思い出したら、音楽を辞める選択肢は僕の中には無かったのでそれでも尚進み続けるしかなかった。光が見えなくて自分が今どっちを向いているのかさえ分からなくても、真っ暗で本当に出口があるのかも分からないトンネルの中を進んで行くしかないとその時は思っていました。第二次ネオV系を創るというのももちろんですが僕の場合は西川貴教さんみたいな圧倒的な存在になりたいという思いがあるので、何とか自分を奮い立たせて一歩踏み出して行こうっていう、そんな思いが詰まってます。


■ファーストシングル「Ride on!!」、そして今回のセカンドシングル「フラストレーション」、「FROM ZERO COLOR.」というプロジェクト名になった事で、曲の変化、歌詞の変化などはありますか?

ものすごく裏話になるんですけど、エンジニアさんに付いてもらってディレクションしていただけるのがめちゃくちゃありがたいですね。あとは事務所の人にdemoを聴いてもらって、アレンジをよりカッコよくする為にどうするか相談をしたりという部分ですかね。いくまろ名義の時は全て1人でやっていたので。Ride on!!に関してはβeさんというトラックメーカーの方との共作なので、僕だけの色じゃないところも着目していただきたいポイントです。リリックビデオもchromiumpigさんという方に制作を依頼させていただいたり。一言で言えば圧倒的に表現の幅が広がりましたね。自分の為に描いていた理想が、いつのまにか僕だけのものじゃなくなっていったような感じがしていて、めちゃくちゃワクワクしますね。


■ライブは勿論、ソロアーティストとして、今後はどんな活動をして行きたいですか?

僕自身の経験値を高めてレベルを上げていくのはもちろんの事ですが、その上で色んな方とコラボしたいですね。楽曲を共作するというのもそうですが、MVでのコラボだったり、今より少し大きくなったら企業さんとのコラボだったり。誰かと一緒に楽しい事をして大きな渦を作ってたくさんの人を巻き込んでいける活動をしたいですね。アニメやドラマ、映画のタイアップも狙っていきたいです。


■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

これをきっかけに知ってくれた皆さんも是非これから一緒に大きな渦を巻き起こしていきましょう!これからも共に戦い続けて、理想の未来で必ずまた落ち合いましょう。

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≪24年11月号 配信LINE UP≫
11月21日(木)18:00 DEZERT
11月22日(金)18:00 クルエラ
11月25日(月)18:00 FROM ZERO COLOR.
11月26日(火)18:00 浅葱

Artist INFORMATION

配信2nd single

「フラストレーション」
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