“乱れることは美しい”をコンセプトとして掲げ、ヴィジュアル系の根源的な魅力を21世紀の感性で具現化する存在として大きな注目を集めているXANVALA。2020年1月の始動以降着実なスケールアップを果たし、ワンマンを基盤にした精力的なライヴ展開を可能にしていることからは、リスナーを惹き込む彼らの力の強さを実感させる。現在のXANVALAは8月28日に発売される3rdアルバム『BANQUET』のレコーディングを行っており、同作のリリースを経て、彼らはさらに勢いを増すだろう。XANVALAの宗馬(g)と知哉(ds)を招いて、『BANQUET』のことや両名のライヴ観などについてじっくりと話を聞いた。
Interview:村上孝之
――XANVALAは精力的にライヴをされていますので、お二人のライヴ観などもお聞きしたいです。まずは、それぞれ演者としての人生初ライヴは、どんなライヴでしたか?
宗馬:僕は高校の軽音楽部で、放課後に視聴覚室でやったのが人生初ライヴでした。カーテンを閉めて真っ暗にして、演奏する場所の電気を1個だけ点けて演奏する…みたいな(笑)。上手ギターが立っている辺りは電気が届いていなくて、指板が全然見えなくて、もうボロボロのライヴでした(笑)。たしか「GLAMOROUS SKY」をやって、あとはONE OK ROCKさんとかもやったと思います。サッカー部のヤツとかが悪ノリしにきて、結構盛り上がりました(笑)。
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