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Vijuttoke24年5月号「Luv PARADE」インタビュー

2024/05/27 18:00 投稿

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Luv PARADE HP​

L→R Ba.ZERO / Vo.TAKA / Gt.Karyu / Dr.TSUKASA

不屈の精神で掴み取りに行く!そういう強い意思で世界を見に行く主人公はLuv PARADE!
この物語は「NEW WORLD」からはじまった!​

■まずは2009年<D’ ESPAIRSRAY TOUR「PSYCHEDELIC PARADE」>の中で本格的にセッションバンドとして登場したLuv PARADEでしたが、11年の月日を経て2022年4月1日活動再開を発表しました。この活動再開の裏にはどんな事があったのでしょうか?

Karyu:Angeloが活休に入って次は何をしようかと思った時に、やっぱりD’ESPAIRSRAY が浮かんだんですけど本格的に活動するにはなかなか難しい状況だったので、もう1つの選択肢としてLuv PARADEでカヴァーとかしたり、それはそれで面白いのかなっていうのが始まりでした。


■実際その中で、defspiral のTAKAさんをゲストに呼ぶ事になったきっかけはあったんですか?

ZERO:D’ESPAIRSRAY が活動休止したんですが、喉の問題などで復活の目処が立たなかったので解散と言う形を取ったんですよね。ただ文字のみでの解散発表だったため最後メンバーで何かやりたいねって思いはあったので、2011年にTAKAさんをゲストに呼んでLuv PARADEとしてライブをやろうってことになったんですよね。それがTAKAさんとのはじまりですね。


■そしてカバーバンドとして活動していたLuv PARADEが、今回完全オリジナル楽曲を制作しての初の1st MINI ALBUM「JOKER」を6月1日にリリースします。まずはオリジナルを作る事になった経緯を聞いてみたいです。

Karyu:2年ぐらいカバーを中心にやってきて、初オリジナル楽曲「NEW WORLD」を、TAKAさんを巻き込んで作って、その結果作曲者としてこの4人で本気でやった未来が見てみたいと思ったし、当然、Luv PARADEとしての夢みたいなのもあって、そこにはやはりオリジナル曲が確実に必要だって思ったんですよね。


■オリジナル音源を制作して来て心境的に変わったことなどありますか?

TAKA:2年近くカバーバンドをやって来て、世界的な名曲をアレンジして、ライブで演奏する事にもアイデンティティは感じてはいたんですけども、欲が出てきた部分があって、そのタイミングでKaryuが「NEW WORLD」を作って来て、やはりそこからオリジナルへの意欲が芽生えて来ましたね。もっと格好良いものを作れるビジョンも浮かびましたし、オリジナル曲を増やしていきたい思いと、それを良いものに仕上げたいって言うシンプルなものですよ。

ZERO:正直な所、カバーバンドと言う所で、プロモーションがやりづらいですよね。ラジオにしても自分達の曲を流したいじゃないですか。そう思った時にやはりオリジナルは必要だと思いましたし、まず一曲「NEW WORLD」を作ってみて、俺の感覚で言うと懐かしいサウンドの中に、そこにTAKAさんが入る事によって、また懐かしさから違った新しい物に変わったんですよね。この先この4人でどんな未来が待っているかと思うと、もうこれはTAKAさんは絶対不可欠なメンバーだなって思っています!

TSUKASA:カバーバンドだと、やっぱり心のどこかで引っかかるものはあったんですが、今回オリジナル音源を出せると決まった時に、初めて名詞になるものが出来る事で自信が持てましたね。


■TAKAさんはまだメンバーでは無いんですか?

TAKA:友達以上、恋人未満!(一同笑)愛人です(笑)

Karyu:前回のツアーでTAKAさんから感じるものが凄く多かったですよ。本気でやってもらえているなって感覚と、そこに対して技術は勿論ですけど、作曲者としてそれを遊んでみたいなっていう欲求でワクワクしてますね(笑) 


■今回の「JOKER」ですが、制作にあたってまずテーマなどあったのでしょうか? 

TAKA:「JOKER」と言うワード自体はみんなで話をしている時に、インパクトのあるワードは何かないかと言う所で出てきて、ダークだったりとかする部分と、意外とキャッチーでポップな部分もあったりもするので、その温度感が凄いLuv PARADEに似合うなって思ったんですよね。その中でKaryuが持って来た楽曲の中で、それにハマる曲があったのでその曲を「JOKER」として仕上げていきましたね。


■そしてその「JOKER」も今回のMINI ALBUMに収録されています。D’ESPAIRSRAYを彷彿させるようなイントロから上げ上げのミドルテンポの曲ですね。こちらの曲について聞いてみたいです。

Karyu:D’ESPAIRSRAYの作り方とかは質感は意識していますし、そこから今の自分が表現出来る事や、新しい事を盛り込んで行くのが、Luv PARADEとしては面白い形だと思って作っています。

TAKA:ギターのヘヴィなリフがカッコよくて、洋楽っぽい曲ですけど、やっぱりどこかキャッチーなのがKaryuらしさなんですよね。シャウトの中に、絶妙なサビのメロディアスさだとか、自然に色々な要素が溶け込んでいたり、そういうセンスがKaryuらしさだと思いますね。


■そして今回収録曲の「TONIGHT,TONIGHT,TONIGHT」がリード曲だとお聞きしました。他の曲とも少しアプローチが違うROCK ナンバーって感じですよね?

Karyu:ごちゃ混ぜにした曲ですね。D’ESPAIRSRAYの頃もやっていたんですが、パンクっぽさがあったりインダストリアルな感じがあったり、そこにEDMを混ぜてみたり、今の感覚で全部やれる事を混ぜてみた感覚の曲ですね。今自分が考えていることと、メンバーそれぞれが考えていることが多分一致しているので、その世界を広げる意味でも、全部をひっくるめて押し出してみました。

TAKA:Luv PARADEで色んなジャンルの曲をカバーとアレンジしてきて、そういう要素がぎゅっと入っている感じもしました。新しいことをチャレンジしているKaryuの熱意もデモテープを聴かしてもらった時に感じましたし、メンバーの反応もめちゃくちゃ良かったですよね。この曲をグループLINEに送って来た時の事を覚えているんですけど、凄いワクワクしたし、この曲をライブでやれるの楽しそうだなと思ったし、パッと未来が見えたと言うかビジョンが広がりましたね。

Karyu:TAKAさんが書いた詞も全員にリンクしていて、めちゃくちゃ良かったんですよ。

TAKA:この曲に限らずですが、バンドの意思というか、Luv PARADEはそこをイメージして詞を書いたりは結構しますね。


■そこで改めてこの「TONIGHT,TONIGHT,TONIGHT」の歌詞について詳しく聞いてみたいです。

TAKA:初めて曲を聴いた時に浮かんだ情景とか思いを、そのまま詞にした感じですね。大きなテーマで言うと刹那的なものとかですよね。自分達が子供の頃は、未来は永遠に続く、この道は永遠に続くものだと思っていたけど現実はそうでもないと、今大人になって凄くリアルに感じる事もあるけど、変わらず夢を追い続けて行こうぜとか、楽しいことや未来を作っていこうぜみたいな、まさに自分達Luv PARADEもそうですけど、そういう気持ちをやっぱりファンの子にも感じてほしいというメッセージですかね。


■「JOKER」には、すでに会場限定販売した初オリジナル楽曲「NEW WORLD」も収録されています。まさにLuv PARADEのオリジナル曲のアプローチを位置付ける曲になったかと思いますが、こちらの曲についてメンバーから詳しく聞いてみたいです。

Karyu:TAKAさんへのラブソングですね!(一同笑)
TAKAさんには勿論ですけど、聴いてくれる方にLuv PARADEの魅力を伝える名刺代わりの曲ってのを意識しました。初めてTAKAさんを想像してメロディーを作ったり、メンバーがどう演奏するか考えながら作りました。「NEW WORLD」と言うタイトル通り、4人で新しい世界を見に行くって言うのが1つのテーマですね。

TSUKASA:ニューワールドな感じでしたね!(一同笑)
個人的にはD’ESPAIRSRAYサウンドが戻って来た感覚だったので、凄くワクワクしたのを覚えています。


■TAKAさん、Karyuさんからのラブコールを受けて、実際歌ってみてこの曲どうでしたか?

TAKA:デモテープってKaryuが全部歌を入れているんですよ。事前にキーワードが「NEW WORLD」って聞いている中で、彼の歌を聞いていると、彼が言いたい事を俺が代弁するかのように、やっぱり歌詞を書くというか、彼の不屈の精神というか、掴み取りに行くと言うか、そういう強い意思で世界を見に行く主人公はKaryuでしたね! イコールでLuv PARADEでした!


■収録曲の「MIDNIGHT SUN」は、スピード感と、縦ノリのリズムで遊びまくるような曲ですね。展開も非常に面白い曲でした。こちらの曲についても聞かせて下さい。

ZERO:実はKaryuが1曲目に作った曲なんですけど、1曲目にはふさわしくないなって一旦ボツになっていたのを、改めて聴かせてもらったら曲のポテンシャルはあったんですよね。それで2023年9月9日DEVIL’S NEW WORLD公演のアンコールのMCで、実はKaryuはもう1曲あるらしいよって俺が言ったんですよ。もう出すしか無い状況を作りました!

TAKA:やっぱりキャッチーなのと、Aメロのメロディーにしても、ワンコードで歌いがいもあるし、聴きごたえもあるし、Bメロの展開も面白い曲ですよね。この曲を今年の年始のライブで披露したんですけど、音源を作っている時より、やっぱライブでの破壊力を見ましたね。曲のポテンシャル。ファンの子達も好きな要素がたくさ詰まっているような曲ですよね。


■もう1曲はまだこちらは聴いておりませんが(インタビュー時仮ミックス制作中)、バラード曲が収録されるとの事で、こちらはどんな曲になっていますか?

Karyu:TSUKASAが初めてLuv PARADEとして作って来た曲なんですよね。久しぶりに彼の作曲能力の高さに凄いと思えた曲でした。即決でアルバムに入れようと思いましたね。

TAKA:バラードというよりはミディアムなメロディアスな曲ですね。スローなイメージは無いですね。これもさっきと一緒なんですけど、デモテープはTSUKASAが歌っているんですよね。彼を憑依させているイメージはやっぱりありますかね。

TSUKASA:D’ESPAIRSRAYの頃から、自分が得意というか、好きなバラードみたいな曲ではありますけど、演奏はちょっと激しく、ゆったりしたメロディアスな曲になるよう意識して作りました。Karyuはメインコンポーザーとして攻撃的な曲が多いので、そこと反対の曲が必要かなと思いそっちの方面で攻めてみようかなっていう感じでした。


■そして、現在と言うか今日ミックス作業中にインタビューをしております。リアルタイムの話なので、レコーディングやミックスなどでの秘話なんかあればぜひ聞いてみたいです。

Karyu:率直に感じるのは、TAKAさんの意見が結構新鮮でした。自分達が気づかなかった部分を補ってくれて結果良くなって行くみたいなそんなミックス作業になっていますね。今まで気付けなかったのは俺の落ち度ですけど!(一同笑)

TAKA:それぞれのバンドで養って来た事もありますかね。ギタリストとかボーカリストとしての立ち位置とかもありますし。

ZERO:D’ESPAIRSRAY自体が割と足し算タイプなんですよ!でもTAKAさんは初めから引き算してくれるんですよね!
TSUKASA:仮ミックスを受け取った時1つの僕の感想としてあるのは、初めて自分の作った曲でTAKAさんに歌を入れてもらって感極まりました!(一同笑)


■今回のリリースに重ねて『Luv PARADE TOUR 2024「JOKER」』も開催されます。Vijuttokeは名古屋の雑誌です。名古屋は6月8日に名古屋 SPADE BOXにて開催されますが、意気込みも踏まえてお一人ずつお願いします。

TAKA:オリジナル曲が多く出来るので、景色はガラっと変わると思いますし変えたいと思ってやっています。これまでやってきたカバーと、自分達のセルフカバーも勿論やるんですけど、バランス良く色んな要素を見せられるかと思います。Karyu がイメージしたSEも新たに作っていてキーワードのひとつは遊園地だと聞いているんですが、そんな賑やかな世界観と、ダークな世界観が、それぞれ表現出来るワンマンライブが作れるんじゃないかなと思ってますね。

ZERO:名古屋は僕の中で黒系なイメージがあって、名古屋に行くとライブはそのダークの世界に入り込めるんですよ。僕らの時代で言うと大阪はソフビのイメージなので、見た目はしっかりメイクはしていますけど、気分はソフビでやっています。東京はファイナルなのでその集大成を見せると言う気持ちで、いつも都市に合わせて気持ちだけは変えてやっています。その中で今回新たに新曲、オリジナル曲が増える事によって、きっと表現する世界も、見てくれている人の受け取る世界もまた違うと思うんです。そんな次のLuv PARADEの展開に期待を持ってもらえるようなツアーとライブにしたいですね。

Karyu:このバンドは慣れ親しんだメンバーと、TAKAさんという創作意欲がとても湧くメンバーで今やれているので、それぞれのセカンドバンドではなく、Luv PARADEと言う旗をしっかり掲げて、みんなで夢を追えるそんなバンドになる事を実現していきたいですね。

TSUKASA:このアルバムの曲でまた表現が増えたので、そんな入り混じった世界をこのツアーで表現出来るのが楽しみですね。名古屋の皆さんもそうですけど、僕らの古い歴史も知っているお客さんも多いと思うので、そう言う人達にもこの4人で表現できる世界を見せたいですね。


■それでは最後に今回の「JOKER」ですが、メンバーさんにとってどんな1枚になりましたか?

Karyu:メンバー全員の夢がぎゅっと詰まった1枚になっていると思います。夢だけじゃなくて確実に現実にするきっかけとなるアルバムになっていると思っています。ちゃんと聴いて頂いてライブに足を運んで欲しいと思っています。

ZERO:ジョーカーはトランプの中で、何にでもなれるゲームがあったり、唯一無二のカードだったり、このアルバムが今後そういう可能性を示してくれるような1枚になればと思っています。この4人で作った世界観と可能性を楽しんで欲しいと思います。

TSUKASA:このCDで他のビジュアル系バンドにはない存在感を放ちたいです。MVの撮影の時もそうでしたが、自分達にしかないような映像になっています。このCDで世界に向けて発信出来たらと思っています。

TAKA:今回のアルバムには始まりや覚醒、挑戦をテーマにした物が多いのですが、まさに我々のはじまりの狼煙になるアルバムになったかと思います。


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≪24年5月号 配信LINE UP≫
5月23日(木)18:00 巽(XANVALA)
5月24日(金)18:00 泥眼 / DESTiA
5月27日(月)18:00 Luv PARADE / CHAQLA
5月28日(火)18:00 ACME

Artist INFORMATION

2024年6月1日発売 
Luv PARADE 
1st MINI ALBUM「JOKER」
SIXR-004
5曲入り


Luv PARADE TOUR 2024「JOKER」
6月01日(土) 新横浜NEW SIDE BEACH!!
6月02日(日) 西川口Hearts
6月08日(土) 名古屋 SPADE BOX
6月09日(日) OSAKA MUSE
6月16日(日) 新宿ReNY「★U-19」

1st MINI ALBUM「JOKER」インストアイベント
6月07日(金) 名古屋fiveStars
内容:トーク・ジャケットサイン会
6月10日(月) littleHEARTS.大阪店
内容:トーク&サイン会(ジャケットのみ)
6月15日(土) littleHEARTS.新宿店
内容:トーク&サイン(ジャケットのみ)

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