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XANVALA HP​

70.が辿って来た軌跡、そして今の70.があるのは奇跡では無い実力と人間力、70.は最終形態に向けて日々進化と、真価を自分自身に課す!​

■去年2023年は70.さんにとってどんな年でしたか?

70.:2023年は8月31日のEBISU LIQUIDROOMをいかにして成功させられるかと言う事しか頭に無くて、そこ向けて2023年の頭にアルバムもリリースして、その新曲達をいかにXANVALAの色に染めて行くかをずっと考えていましたね。


■今話にも出ました去年8月31日にEBISU LIQUIDROOMで開催されました『XANVALA ONEMAN TOUR「ANS」GRAND FINAL』が今年3月にDVDとして発売しました。この日は70.さんにとってどんな1日になりましたか?

70.:2022年に 新宿BLAZEで問いかけた事の答えを出す1日でした。改めて自分のベーシスト像、アーティスト像を固めた上でのEBISU LIQUIDROOM。XANVALAにしか出来ないものももちろん、自分にしかで出来ないベーシスト70.と言うアーティストをちゃんと表現出来た1日だったと思います。


■70.さんから見たこのDVDの見どころは!ズバリ!

70.:言うと全部なんですけど、実はEBISU LIQUIDROOMでしかやっていない特別な「ANS」と言う曲が実はあって、その曲を是非聴いて欲しいと思いますね。


■「ANS」ってライブのタイトルでもありますよね。どんな曲だったんですか?

70.:2022年に ASKツアーファイナル、新宿BLAZEで初披露した「アーティスト」と言う曲がありまして、この曲は巽が書いた自分への問いかけみたいな曲だったんですが、その1つの答えみたいのを「ANS」に込めていますね。この曲は宗馬が作曲した自分達の中で特別の特別になってしまっていて、EBISU LIQUIDROOMだからこそ演奏した曲みたいになっているんですよ。Blu-rayとDVD限定の曲になっているので、その答えを聞く為にぜひ見て下さい。実はそう言うギミックが隠れています。


■1月31日にDIGITAL SINGLE「R.I.P」をリリースしました。ベーシストとして音作りは勿論、プレイ面でも拘ったポイントなどあれば教えて下さい。

70.:昔からYuhmaとは一緒にやって来て、Yuhmaのデモが上がって来た時点で、自分の中で音は決まっていましたね。阿吽の呼吸というか、自分の中で安心できる曲みたいな感じですね。変な事を考えずに、ストレートに自分の弾きたいフレーズを弾けた曲でもあるし、この曲はDevelop One's Facultiesのyuyaくんにエンジニアとしても手伝ってもらって、自分のサウンド面を見直す良いきっかけにもなって、1つのターニングポイントになりました。


■前号のインタビューでYuhmaさんが「R.I.P」に関しては、生音で勝負したいって言っていました。

70.:そこは凄い意識しましたね。今までの曲は音源で表現できる前提で音作りを考えたりしましたが、空気感と言うか、ライブ感と言うか、この音をライブで出そうって音作りをしました。


■「R.I.P」のMVで70.さんとして表現したかった事はありますか?

70.: レーザーとスモークで幕を作って生と死の境界線みたいなのを表現したかったんですよ。その中でライブ感のあるストレートな表現を出来たMVでは無いかと思いますね。サビの爽快感、疾走感を出すのに広いスタジオも必要でした。


■70.さんはXANVALAでリーダーと言う立場でもあります。リーダーとして大変な事や、意識している事など、リーダーと言うテーマで少しお話しを聞かせて下さい。

70.:本当に肩書きだけのリーダーで(笑)メンバーをリスペクトしているからこそそうできるし全員仕事が出来る人達なので、なかなかまとまらない時とかに、メンバーから出た最終的な意見を良い感じにまとめる係みたいな(笑)


■ご謙遜ですね!(笑)後、XANVALAって毎年ちゃんと目標があるじゃないですか!?去年のEBISU LIQUIDROOMだったり、今年はZepp Shinjukuだったり、そう言う目標はどうやって決めているんですか?

70.:年間単位で、1年先、もう2年先ぐらいの所まで考えていますね。これを成功出来たら次の目標はこれって道筋をちゃんと立てて社長と相談して決めています。その後、最終的にメンバーに話をして年間目標を立てている感じですかね。


■そして、5月3日の70.さんの誕生日の前日、以前在籍していたVanessAとFIXERのそれぞれの限定復活ツーマンが開催されますね。こちらはどう言った経緯で決まったのでしょうか?

70.:元々XANVALAは年間でメンバーのバースデイをやっていたんですが、今年は6月のZeppのワンマンに貴重性を持たせたかったというか、とにかくXANVALAの都内のワンマンを特別にしたくて。XANVALAのお客さんに祝ってもらう事を当たり前にしたくない感謝の気持ちもありきに1回メンバープロデュースのバースデイ企画をそれぞれ考えようとなったんです。それ踏まえた上で、自分は今回のバースデーに「TRAJECTORY(軌跡)」と言うタイトルを付けたんですけど、今まで自分が携わってきたメンバーは、今も過去も誇りに思うメンバーしかいないので、そう言うメンバーを改めてXANVALAのお客さんに見て欲しいし、自分がアーティストとしてどう言う軌跡を辿って来たかを見せたいと思い、企画を立てました。


■でもこの1つ1つが全て6月のZeppに繋がりますもんね。素晴らしいと思います。ただこのメンバーが全員集まるのはこれはこれでストレートの方の奇跡だと思うんですよ!

70.: VanessAに関しては、3年前から1年に1回は復活はしているんですが、15年、20年ぐらいの付き合いのメンバーがまたこうやって集まれている。FIXERも今でも変わらず仲良いですし、ビジュアル系シーンで勝負しても全然恥ずかしくないバンドなんで、そう言うバンドを俺はやってきたんだよって皆んなに見てもらえる良い1日にしたいなと思ってます。


■70.さんの人間力があっての所だと思います!

70.:ありがとうございます。恵まれているだけです。(笑)


■それも70.さんの人間力があっての所だと思います!(笑)話は変わって7月16日に新宿BLAZEにて、『XANVALA × BugLug 2MAN LIVE「バグバラ」』の開催も決定しました。BugLugに向けてコメントをお願いします。

70.:これまたVanessAの話になるんですがメンバー下手Gtのハルキが、BugLugのGtの優さんと同郷なんですよ。昔何回かVanessAを見に来てもらっていて、そこからの縁と言うか、やっと戦えるようになったんだなって凄い感慨深い事だったりします。BugLugのベースの燕さんは、ベーシストとして尊敬している方でもあるので、一アーティストとしても尊敬している方と対バン、むしろタイマンでバトル出来るのは楽しみで仕方ないですね。しかも閉館決まっている新宿BLAZEって結構自分たちの中で特別なライブハウスで、タイミング的にはきっと最後の対戦相手がBugLugと言うのは、持ってんなXANVALAって思います!(笑)人との巡り合いとか、運に恵まれているバンドだなと思います。(笑)


■でもここまで来るとそれは実力だって言う所だと思いますよ!

70.:ありがとうございます!(笑)


■以前のインタビューで、ライブはスイッチのオンオフはもう無くて、常にサーパーサイヤ人状態と語ってくれていましたが、今もスーパーサイヤ人状態ですか?

70.:今もスーパーサイヤ人(笑)状態なんですが、結構ワンマンとかになると、その世界観のゾーンみたいなのがあるんですよね。そのゾーンに入ると、さらにスイッチは入っているなって思います。スーパーサ人を超えた、スーパーサイヤ人になってるなって。


■最近ライブとかで、今までと違うなって言う所なんてあったりしますか?

70.:前はお客さんを引っ張って行かなければと思うタイミングが沢山あったんですけど、最近はお客さんの方が俺らを引っ張ってくれているみたいな信頼感があります。自分が冷静になるタイミングがあるんですよね。ベーシストとしてと言うか、演奏してる中冷静になっているタイミングで、お客さんが曲に入り込んでいる目線をもらうと、こんな冷静じゃ俺ダメじゃんって思うんですよね。昔ってひたすらかっこいい自分を見せたいと思ってライブやっていたんですけど、最近はお客さんがかっこいいから負けてらんねえなって自分の鏡みたいになっている。お客さん1人1人がXANVALAのメンバーでもあるし、お客さんあってのXANVALAだって最近は特に思います。


■ホール全体、そこにいるみんなでXANVALAって感じなんですね!

70.:みんなの声が1つのパートになっている感じがします!去年の10月にNICOLASさんと2マンツアーをやったんですが、タイミング的にはそこからめちゃくちゃ強くなりましたね。あそこで兄貴達の背中を見て色々学んだというか、改めて沢山の事を教えてもらった2マンツアーだったんですけど、それを上手く自分達のものにした上で、最近は俺らと一緒にお客さんがかっこ良くなって行っています。


■XANVALAは4人もコンポーザーがいて、70.さんもその1人ですが、そんな70.さんがXANVALAで作曲する次回作はどんな曲になりますでしょうか?前号のインタビューで、Yuhmaさんは、70.さんは世界観というか、ビジュアル系らしいドラマのあるような曲が得意と言っていました。

70.:今4曲くらいあって、2曲はデモで上がっているんですけど、自分の作曲のポジションは世界観系なんですよね。そこをとことん突き詰めて作って行く方向に向いていて、前回自分が作曲したのは、ちょうど去年の今頃MVに上がった「冥冥」と言う曲なんですけど、それとはまた違ったテイストの世界観を強い曲を今は作っていますね。前まではお客さんにとっても分かりやすい世界観を意識していましたが、みんな良い曲作るので(笑)自分は玄人受けするような俺しか作れないもっとディープなとこを攻めた曲を作っていいのかなって思っています。好きな人が好きって言えばいいやって、1番わがままなタイプかやつです。もう王道のXANVALAは他のメンバーに任せて、巽の闇を引き出すのは自分だって感じです。


■ある意味で70.さんは振り切って来た訳ですね!こちらも以前のインタビューで70.さんが言っていたんですが、みんなが棒立ちするようなめちゃくちゃ暗い曲が作ってみたいと言ってましたが、そんな曲は出来ましたか?

70.:2曲出来ている中の1曲は結構ライブを想定した曲で、もう1曲は棒立ちで聞いて、ドン引いてくれって言うぐらいの曲ですね!この曲の巽には個人的に期待してます(笑)


■6月のZepp Shinjuku「XANVALA TOUR 2023-2024 ”THE CULTURE” GRAND FINAL」はどんな1日にしましょうか!

70.:キャパが4桁って、本当に選ばれた人間しか立てないと場所だと思うので、アーティストとしての可能性だったり、バンドとしての可能性を見てもらう1日したいとは思っていて、俺はもちろんかっこいいし他の4人もしっかり見て欲しいですね。まだ成長過程ではありますが、特別な場所に立っている自分含めた5人が、進化する孵化する瞬間みたいな、セルで言う第1形態から第2形態になる。みたいな進化の瞬間をみて欲しいです。次の形態に行けるように、自分磨き、色々模索したり、曲を作ったり今はしています。


■70.さんってもしかしてドラゴンボールめっちゃ好きですか。(笑)

70.:この間鳥山さんが亡くなってめちゃくちゃショックでした(泣)


■今の70.さんの目標なんかも聞いてみたいです。

70.:今回「THE CULTURE」と言うタイトルでツアーを回っているんですが、XANALAの文化を探す期間だと今は思っていて、XANVALAって文化を確立する瞬間を見せたいですね。「ASK」「ANS」では自分たちのやりたい音楽を追求できたので、今度はもっと視野を大きく俺らのやりたい「文化」って何だろう?このツアーを回りながらちゃんと地に足をついてこれがXANVALAやぞ!って文明の花を開かせるツアーにしたいです。


■それでは最後に70.さんにとってXANVALAとは?

70.:命ですね。魂を具現化しているものというか根源というか、それをちゃんと見せられる場所。XANVALAのベースは俺しかいないだろ?そんな照れ臭いことを言える場所ですね!


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≪24年4月号 配信LINE UP≫
4月22日(月)18:00 70.(XANVALA)
4月23日(火)18:00 DEXCORE
4月25日(木)18:00 薔薇の宮殿 / UNDER FALL JUSTICE / Magical BAD trip
4月26日(金)18:00 HERO

Artist INFORMATION

DIGITAL SINGLE

「R.I.P」
2024.01.31 RELEASE!


LIVE Blu-ray&DVD
XANVALA ONEMAN TOUR
「ANS」GRAND FINAL 
at EBISU LIQUIDROOM 2023.08.31
Blu-ray ¥8,800(tax in)
品番 : PICDB-033

DVD ¥7,700(tax in)
品番 : PICDA-033

XANVALA TOUR 2023-2024 
"THE CULTURE" GRAND FINAL
◆2024年6月11日(火)
◆Zepp Shinjuku (TOKYO)