デビュー5周年イヤーとなった2023年を充実した活動で飾ったThe Brow Beatからニュー・シングル「無」が届けられた。疾走感とどこかレトロな雰囲気を放つ楽曲や独創的かつインパクトの強い歌詞、表現力に富んだヴォーカル(ちなみに今作はRyujiによる単独歌唱)などを打ち出した「無」は要注目の1曲といえる。同作に関する話に加えて、TOKYO MX、MBS、BS朝日にて’24年4月から放送されるアニメ『魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?』のOPテーマを担う新曲「ワカラナイアイ」についても語ってくれたRyujiのインタビューを、前後編に分けてお届けする。
Interview:村上孝之
――まずはThe Brow Beatの5周年イヤーとなった2023年の活動を振り返った印象などを話していただけますか。
Ryuji:本当に、いつもどおりでした。5周年だから気合いを入れていこうというような感じではなかったですね。5月から6月にかけてやったツアーのライヴの曲順とかは、1周年目から順番になぞっていくような曲順にしようかとHAKUEIさんがおっしゃって、「それ、いいですね」と言ってセットリストを組んだりしましたけど。でも、特別なにか変わったかと言われると、そういうこともなく。5年目という1つの節目がきて、自分がやるべきことをやって、節目が去っていったという印象です。
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