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前作『CAST』(2023年7月5日)から5ヵ月弱という短いスパンで、デジタル配信曲「Transparent butterfly」をリリースしたGOTCHAROCKA。激しさとエモさを巧みに融合させた同曲は非常に完成度が高いと同時に、MVも含めてよりロック・テイストを打ち出していることが印象的だ。’22年に10周年を迎え、そこからまた新たな領域へと歩みを進めている彼らにはワクワクさせられずにいられない。GOTCHAROCKAの樹威(vo)に、新作と現在行っているツアーに込めた思いを語ってもらったインタビューを前後編でお届けする。


Interview:村上孝之


――続いて、現在行っている全国ツアー<GOTCHAROCKA WINTER TOUR ’23’24 CrUeL underground」>について話しましょう。今回のツアーを行うにあたって、コンセプトなどはありましたか?

樹威:今回のツアーは'23年の夏にやったツアーの延長線上みたいなところがありつつタイトルどおり、夏よりももうちょっとアングラなイメージというか。『CAST』を出して夏にまわったときは1ヵ所1ヵ所手探りしながら新曲を各地方で育てていったんですけど、1回そういうツアーをまわったので、もう自分達のものにできただろうというのがあって。今回は自分達の11周年を記念して’23年の8月11日に配布された「Dimly Lit Floor」というバラードがあって、それを中心に置いたツアーというところに落とし込みました。それに、「Transparent butterfly」も演奏しています。