BabyKingdom HP​

L→R Drums.虎丸 / BASS.もにょ / Vocal.咲吾 / Guitar&Manipulator.志記

■17th NEWシングル「PENGUIN DIVE」を11月1日にリリースします。まずは今回の新アトラクションのコンセプトは？

咲吾：見た目のコンセプトはツアー名の通り『ホワイトスチームパンク』楽曲コンセプトは『夢を見る事の自由さ』です。

■それでは早速「PENGUIN DIVE」について聞いて行きたいのですが、まずはタイトル曲の「PENGUIN DIVE」は、不思議とwinter感ありますね！曲作りに意識した所はありますか？

咲吾： BabyKingdomの冬のアトラクションとして、雪の世界の綺麗さを表現しています。その中で意識したのは特に歌詞の言葉遣いやメロディのキャッチーさです。

志記：曲作りにおいては冬や雪という部分は意識しました。特に地球の寒さが作り出す「美しさ」がこの楽曲をつくる事において重要なキーワードでした。また、聞き終わった後に残る余韻で「感動」が残る様に強く意識しました。

虎丸：ウィンタースポーツのスキーのように流れるようなドラムですかね!

■「PENGUIN DIVE」の歌詞は「可能性という名の翼広げて」や、「飛び込んでみせよう」など、とにかくポジティブな言葉がたくさん散りばめられていますね。歌詞について教えて下さい。

咲吾：「夢を見る事の自由さ」をコンセプトに作っていきました。ペンギンは空を飛べないけどいつか飛びたい、と言う歌では無くて、みんな自分の世界それぞれに自分だけの幸せを見つけることが出来てそこで精一杯生きる事が人生において大切な事だというメッセージを込めています。生き方が整備され過ぎていて、周りと比べてしまう、生まれてきた環境を恨んでしまうのはおそらく動物の中で人間だけではないでしょうか。例えばパラリンピックの選手は哀れんで見て欲しいと思って競技に挑んでいないと思います。限界に挑んでかっこいい姿を見せてくれますよね。僕は少なくともそういった姿に勇気を貰いますし、自分も自分にできる全力を人生に注ぎたいと思います。

もにょ：「夢をみることの自由さ」らしいのですが、僕がはじめて聴いた時、僕は「生きることの自由さ」に感じました！

■初回限定盤A typeには「 PENGUIN DIVE 」のMV&メイキングが収録されています。MV収録時の撮影秘話や、ここだけの話があったら教えて下さい。

咲吾：今回はフル合成での撮影だったのですが、出来上がりがその場で分からないだけに、いかに自分は今雪景色の中にいるんだと思い込んで撮影をしていました。息は白いだろうし、風は冷たい。それを表現していました。だけど実際は夏で汗だくでした（笑）

志記：MV用に音源にはない前奏が付け足されています。ローズ・ピアノやジングルベルを使った音によってより強く「PENGUIN DIVE」の世界に没入できる工夫を凝らしています。

もにょ：ギターソロ前くらいの、もにょのアップの必殺仕事人みたいなシーンあるじゃないですか？あれ、割り箸をぬいてるんですよｗ
そのあとその割り箸で卵焼きを一口で食べるんですけど、食べ方の撮り直しで何故かあのシーンで三個くらい卵焼き食べましたねｗｗ

虎丸：フル合成での撮影は初めてだったのですが、情景を描きながらの演奏が大変でした!後は緑だらけで目がどうにかなりそうでしたね（笑）

■カップリングの『ハナムコペンギン』は、わかりやすいタイトルなのに、ほぼ英詞とそのギャップにもびっくりしました。こちらの曲についても教えて下さい。

咲吾：英詞ロックにチャレンジしたいと思い、作り始めました。レーベルの人からペンギンは愛の象徴だよねって教えてもらって、「あ、PENGUIN DIVEで全然愛について触れてないやん！」と思ってラブソングを作ることを決めました（笑）離婚率がとても少ないと言われるマゼランペンギンがモデルになっています。英語で愛を伝えるフレーズは調べやすかったので英語は苦手でしたが、なんとか書き上げる事ができました。

もにょ：ハナムコペンギンは英紙の曲を作ってみようからのスタートでし
た。それで、みんなで話してて僕たちが青春時代に流行ったメロコアやパンクバンドみたいなテイストの曲を作っていこうって話になって出来てきましたね

虎丸：「王道のドラム」をかなり意識して作りました。ドラム始めたての子等にもお勧めできます！

■すいません。英語がわからない編集長なのですが、こちら英語の部分はどんな事を唄っているのでしょうか？チラッと教えて下さい！

咲吾：あなたの事が好きで好きでたまらない！頭から離れないよ！だから僕と結婚してください！という一羽の雄ペンギンの熱い心の叫びを歌詞にしています。多分日本語だとストレートすぎて歌詞にしにくい様な事も、英語だと違和感がないなーと言語の不思議を感じました。ストレートに想いを伝えることはプロポーズとして適していると思ったのでうまくハマった印象です。

もにょ：咲吾は歌詞書くときにめっちゃ調べるんですけど、文法的に正しいものを作っていくより、今の英語圏の口語表現に近い形で作っていったという話を聞いて感動しました。

■通常盤のB typeには『AWAKING BEAT』も収録されています。また他の曲と違ったアプローチの曲ですね。この曲に関しても聞かせて下さい

志記：『AWAKING BEAT』は僕が作詞作曲をさせて頂きました。「PENGUIN DIVE」を作っていく中でペンギンの生態も勉強していく中で生存競争という言葉が僕の中で残り歌詞を書きました。また、楽曲においては往年のV系ギターロックを自分の中で解釈し作曲しました。その為ギターフレーズに僕のこだわりが詰まっています。

もにょ：めっちゃかっこいいですよね！！カッコいい曲を作ったほうが今の咲吾にはばえるんじゃないかって。そんな意見を志記と交わしてたら出来上がってきた楽曲です！！

■今作の「PENGUIN DIVE」、ズバり！メンバーにとってどんな1枚になりましたか？

咲吾：2023年の締めくくりとして今持てる技術や力をフルパワーに出せた音源になったと思います。

志記：未来を見せてくれた一枚です。リリースの度に新しい感性が生まれるのですが、今回は特にそれを感じています。僕の中の感性がやっと音楽にしっかりとのせられるようになったなと。今からすでに次回作が楽しみです。

もにょ：『バンドとしての確立』です。今回のシングルはバンドの音を前面に押し出した楽曲たちです。今のべびきんが出す音ってものを体感してほしいです！

虎丸：今できる自分を詰め込んだ1枚全力です！

■そしてwinter oneman tour『WHITE STEAM』も開催されます。今回は冬のツアー、どんなツアーにしましょうか？

咲吾：ファイナルのZepp新宿に全員掻っ攫って行くつもりで、全箇所コンセプトとは裏腹に熱いライブをしてまわりたいと思います。全て妥協なくやりきる事が目標です。自信に溢れていますね。

志記：「PENGUIN DIVE」を作る際に感じていた「美しさ」の部分をBabyKingdomに加えたライブを行いたいなと考えています。今までは「楽しさ」や「可愛さ」みたいな部分が先行していたと思うのですが、僕の考えるミュージックテーマパークには「美しさ」も取り入れたいと思っています。

もにょ：地に足がついたツアーにしたいですね。いつも挑戦を繰り返してトライ＆エラーを繰り返すバンドなんですけど、みんなが今やりたいことやれることがある程度固まりだしたんですよ。だから、今回はトライではなく今出せる全力がみんなを楽しく魅了できると思います。

虎丸：ファイナルのZepp新宿に全員で笑っていけるようなツアーにしますよ！

■12月25日に「BabyKingdom Xmas oneman LIVE」も決まっています。ベビキンのクリスマスライブってどんなライブになるんですか？

咲吾：べびきんクリスマス会は普段のようなライブあり！カバーあり！そして一発芸大会あり！のライブです。忘年会も兼ねています笑

志記：一言でシュールです。忘年会も含めたライブにもなるので笑い収めにもなるのではないかと。

もにょ：去年もそうだったんですけど、ライブだけじゃなくカラオケ大会があったり、かくし芸大会があったりと忘年会みたいな感じになりそうな予感ですね！

虎丸：なんでもありのお祭りイベントです（笑）

■正直、次のアトラクションへのネタが無くなって来てたりはりしませんか？

咲吾：無限に出て来ますよ！今目の前にある景色もなんでもネタにできるので最強のバンドコンセプトです。尽きることは無さそうです。

志記：まだ僕のノートにはコンセプト案が10個以上残っています（笑）

もにょ：いやー、それが全然たくさんあるみたいですよ。ただ、最近はスタッフさんやまわりの方たちにも次はどんなものが受けると思う？ってチームべびきん全員でいろんな意見を出して、今の自分たちにあうものを客観的にもみるようにしてます！

■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

咲吾：ここまで読んでいただきありがとうございました！BabyKingdomは今とても良い状態で、いつ誰に見られてもその時の最幸を届けられるバンドです。いつでも遊びに来てください！

志記：BabyKingdomはまた新たな世界を表現しました。今までと違った一面も見れると思います。是非、「 PENGUIN DIVE 」の世界に触れてみてください。

もにょ：冬ツアーもべびきんはみんなを笑顔に変えるために全国をまわっていくからみんなぜひぜひ遊びに来てね。それからファイナルはすごく大きな会場なのでぜひご協力よろしくお願いします！！

虎丸：ここまで読んでくれてありがとう！またみんなと次ライブ会場で会える日を楽しみにしています！それではまた！ミュージックテーマパークで！

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