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ヴィジュアル系ならではの華やかさと男っぽさを併せ持ったバンド・キャラクターやヘヴィネスを基盤としたうえで幅広さを見せる良質な音楽性などが話題を呼んでいるXANVALA。2020年1月の始動以降、着実なスケールアップを果たしてきていることからもXANVALAが強い“惹き込み力”を備えた存在であることはうかがえる。そんな彼らの本質に迫るべく、巽(vo)と70.(b)を招いてXANVALAの成り立ちや最新シングル「本能」、そして彼らのライヴ観などを語ってもらったインタビューを2部構成でお届けする。


Inerview:村上孝之 


――club Zy.でインタビューさせていただくのは初めてですので、まずはバンド・プロフィールなどをお聞きしたいです。XANVALAは、どんなふうに結成されたのでしょう?

巽:元々は僕と宗馬(g)はLIMというバンドをやっていて、70.はYuhma(g)と知哉(ds)と一緒にFIXERをやっていたんです。その2つのバンドの解散が重なって、そのタイミングで3人が僕に1回セッション・ライヴをやらないかと声をかけてくれたんです。その頃の僕はヴィジュアル系から離れたいと思っていたので1回断ったんですけど、やっぱりやってみようかなという気持ちになって。そのセッション・ライヴの感触がすごくよくて、これは一緒にバンドをやりたいなと思って、そこからXANVALAにつながっていきました。