ZEILE HP​

L→R 苦怨(Gt) / 白(Dr) / 危機(Vo) / 冥亜(Ba) / 刹那(Gt)

■ZEILEは【狂気】を新コンセプトに掲げ本格始動を開始しました。まずはこちらのコンセプトに関して教えて下さい。

危機「狂気って小さく浮き上がった疑問とか憤りが育っていったものだと思うんでどんな人間でも狂気を持ってるんです、見る人聴く人一人一人が感じるものが狂気です、結果的に俺の感情を表すものが狂気だったので。」

■各メンバーさんの自己紹介もお願いします。

危機「ボーカル危機。グミが好き。」

苦怨「三途ノ河原カラコンバンワ。積ンデモ積ンデモ、償エナイ業ノセイデ、ギターヲ轢カサレテイル苦怨デス。」

刹那「ギターとコーラスやってます刹那です。音で狂気だったり病みだったり不の感情を音につめてます。あと酒くれ。」

冥亜「初めましての方は初めまして、低いやつ弾かされてる赤毛の冥亜(めあ)です。辛い物と銀色の缶に入ったビールを愛する永遠の破綻者。赤毛好きベース好な子は世苦に塗れて一緒に堕ちよ？」

白「私はドラム担当の白(はく)。バチバチにしばくから覚悟しとけよ」

■6月12日に新曲「Deathside」のMVが公開されました。まずはMVの撮影秘話なんかあったりしますか？

白「撮影場所まで向かう道中2回程事故貰いかけた。」

刹那「絶叫しながら向かってますマジで。あと苦怨さんが発狂しながら車から脱走しかけたり…大変でした。」

苦怨「逃走失敗…」

■相変わらず振り切った、叫びと荒々しいZEILEのサウンドが特徴的なこちらの曲ですが、まずは「Deathside」についてメンバーから解説をお願いします

冥亜「今まで通りの激しさはそのままってか激しさが消えたらウチじゃなくなる気はするんですけどね、その中でも結構聴きやすい曲になったんじゃないかと思います。作曲自体いつも通り危機さんなんですが、今回は構成やメロディなどの案をみんなで出し合って作り上げた曲ですね。」

苦怨「変ナ曲ダケド、何故カキャッチャーナノハ、ZEILE節トイッテモ良イノカナ？セオリーニ捕ワレナイ、野蛮ナキャッチャーサ。演奏モ綺麗ニマトメルヨリモ、勢イヤ不気味サヲ重視シテ拘ッテイル。」

刹那「一番最初に聴いたときから皆でこれ行けるなって。これまでの流れとお客さんが楽しめる流れが上手く混ざってると思います。だから不安なく録音・撮影に向かえました。」

■「Deathside」は死の淵に立たされた人間の狂気と葛藤をテーマにしているとお聞きしました。歌詞の内容についても教えて下さい。

危機「人生って常に行動を選ばないといけないから、あの時こうしてたらこうだったって常に後悔しながら生きることも多いから。その選択肢を間違えてしまった時に感じた事がdeath sideの内容。」

刹那「危機って毎回病んでる歌詞書くんですがどれもスッと入ってくるんですよ。それが今回も上手く表現されているなと。そういうことです。ちゃんと歌詞も見て欲しい。」

■「Deathside」について、最後に各メンバーの聴き処なんかを教えて下さい。各パート拘った事など！

危機「行くとこいって、行かないところは行かない。」

刹那「どんな人間でも多少なり落ち込んだり、嫌になったりする時があると思うんだけど、これを聴いて発散して欲しい。皆にとってある種の清涼剤みたいになってくれたら嬉しい。あと結構コーラス多いから一緒に声出したり、手を上げてくれたら良いな。だからMV沢山聴いて、見て勉強しといてね。」

冥亜「今回ベースの音自体凄く前に出て個人的に聴いてて気持ちいいんです。ベースの音好きな人はよく聴いて欲しいですね！ベース目立つところもあるし、綺麗なサビのライン
ができました。」

苦怨「後半ノギターソロガ速クテ、トテモカッコイイ。亡者ノドライブ感。」

白「ドラムに関しては要所要所細かいフィルインぶち込んでるんでアグレッシブさが出てるかと。兎に角激しくした」

■先日ライブも拝見させて頂きましたが、ライブも振り切った暴れ狂うライブが特徴的でした。ZEILEのライブはどんなライブなのでしょうか？

冥亜「もう仰る通りで、とにかく暴れまくり狂いまくりなライブですね。最近のバンドではあまりいないタイプなのかなと思ったり。なので、とにかく激しく尖ったサウンドで頭振りたいって子には絶対楽しいライブだと思います。普段のストレスを解放できる場になるような曲を演っていくから。箱に首落として帰るくらい頭振ってね！」

刹那「うちのバンドの特徴は声出し、モッシュに寛容なこと。コロナも落ち着いてきて解禁されてきたから恥ずかしがらずに、もっと一緒に暴れたい。上手で待ってる！」

■Vijuttokeは名古屋の雑誌になるのですが、名古屋の印象などあれば是非お願いします！

白「活気があってイケてる街」

冥亜「いやなんかそれどこにでも使えるやん…今後他のとこで同じ質問来たら同じこと言うんやろ？んー名古屋、名古屋は味仙があるだけで個人的には優勝！この前お呼び頂いた時も帰りは味仙で台湾ラーメン辛さMAXにして美味しく頂きました！」

刹那「黒夢を初め、大好きなヴィジュアル系バンドが多い名古屋。本当に憧れの街です。またライブしたいし、そうなれるよう頑張ります。」

■今回はMV公開となりインタビューをさせて頂きました。今後のリリースなど含め、今後の展望など言える範囲で教えて下さい。

刹那「もっともっとZEILEの音を広めていきます。ファンもアンチもひっくるめて狂気な音でひれ伏す。そんな感じです。」

■そして、今後の最終的な目標なども教えて下さい。

苦怨「コノ気味ノ悪イバンドデ、穢レヲ蔓延サセル。てるくはのる。」

冥亜「くーちゃん何言ってるかよくわからないけど、まあ俺たちが狂気を箱いっぱいに充満させて、みんなが一緒に暴れ狂える空間を作れたらなと。最終的な目標はわからない。明日死ぬかもしれない。だけど1分1秒でもウチらの音届けられたら良いなって思う。」

刹那「まだライブしたことない場所にも行って色々なバンドと対バンしたり皆と暴れたいな。それでパンピーとかコテ系知らない子にも聴いて欲しい。」

■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

危機「色々な情報が入りやすい時代だけど、誰かになろうとするのは自分を捨てるのと一緒。小さく芽吹いた狂気を一緒に育ててみない？」

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