激しさと美しさを併せ持った独自の音楽性とユニークなキャラクターで多くのリスナーを魅了しているDASEIN。そんな彼らがJOE(ds)のデビュー25周年を記念したシングル「歩-ayumi-」を、4月15日にリリースした。パートナーに向けた深い愛情を歌ったリード曲の「歩-ayumi-」を筆頭に良質な4曲が収録された同作は、必聴という言葉が似つかわしい佳作といえる。DASEINのRicky(vo)をキャッチして新作に関する話を軸にDASINEの成り立ちやBLACK DASEINというバンドについてなど、様々なことを語ってもらった。スケジュールの関係で同席できなかったJOEが、ツアー先から電話で途中参加してくれたことにも大いに感謝したい。
Interview:村上孝之
――「五月雨-HBR ver-」に続いて、カップリング曲の「闇-darkness ver-」と「葬れ」についても話していただけますか。
Ricky:「闇-darkness ver-」は、元々はもっとシンプルなマイナー調のロックで、セクションごとの場面転換もあってJ-ROCK寄りなアレンジだったので、一番変化したのはこの曲かなと。アレンジャーが白石(元久)さんというJOEが信頼している方で、コード感があまりなくて無機質な感じの仕上がりがとてもクールで気に入っています。僕の中ではアレンジというよりはリミックスっぽいイメージですね。
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