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2019年1月に活動休止を発表した後、昨年6月に開催された【OSAKA MUSE 35周年イベント “OUR CANVAS”】で復活ライヴを行い、大きな話題を呼んだアンティック-珈琲店-。そんなサプライズを経て、今年20周年を迎える彼らは1月5日・6日にZepp Hanedaで、アニバーサリー・ライヴを行なった。さらに、今年8月に東京、大阪でライヴを行なうとアナウンスされたこともあり、彼らの本格的な活動再開に期待感を高めているリスナーは多いに違いない。みく(vo)をキャッチして、アンティック-珈琲店-の過去と現在、そして未来について話してもらった。


Interview:村上孝之

photo:宮脇進


――20年間のアンティック-珈琲店-の活動を通して、自分はこういう部分が変わったなと思うところは?

みく感謝するようになったところが1番変わりましたね。あとは、誰かが幸せになっている姿を見るのが前よりも心地よくなったというか、そういうところにも喜びを感じるようになりました。


――わかります。バンドを始めた頃は自分のためにやっていますが、長く続けることで感謝の気持ちが芽生えますよね。もうひとつ、ミクさんは元々は人見知りが激しかったようですが、人見知りの方がステージのセンターに立って人前で歌うというのは重荷だったりしませんでしたか?