Vijuttoke23年1月号「D」インタビュー

D HP​

L→R Guitar.HIDE-ZOU / Bass.Tsunehito / Vocal.ASAGI / Guitar.RuizaDrums.HIROKI

2023年は20周年の年、ニューシングル「薔薇の聖戦」を急遽リリースし、東名阪ワンマン、メンバーバースデーライブ、主催イベント、更に春にはDのヴァンパイアストーリー最新作「REVENANT」のリリースと、決まってるだけでも怒涛の20周年のはじまり！​

■Dは今年2023年4月に結成20周年を迎えますが、振り返ってみてどんな歳月でしたか？

ASAGI：20年間って一言で表すには難しいんですけど、Dを結成した当初の目標だったメジャーデビューできたことは本当に大きな夢を叶えられた瞬間でしたし、その後もこの５人でここまでやってこれたことを誇りに思います。そして何より、どんな時も共に喜び、共に悲しみ、ついてきてくれたファンのみんなに心から感謝しています。

Ruiza：本当に色んな事を経験出来た20年でしたね。あっという間に感じるところもありますし、リアルに時間の経過を覚えている事もあり、人生のおよそ半分を過ごしたとても濃い20年ですね。今の自分を作った20年でもありますね！

HIDE-ZOU：20年というと自分の人生においての多くの歳月を有しているわけですが、この月日を通して様々な出逢いもあり、別れもあり…共に過ごしているメンバー、関わってくださる方たち、そして多くのファンのみなさんから音楽家としてだけでなく人としても多くの学びを得ることができているという思いもあります。

Tsunehito：自分は加入してから18年となりますが、今まで活動してきた期間は音楽人生の大半であって、あっという間にも感じつつ応援してくれているファンと共に密度の濃い時間を過ごさせてもらっているなぁと感じています。MV撮影や全国ツアー、海外ツアーなど含め、思えば初の事のほとんどを経験させてもらっていますね。

HIROKI：あっという間の20年という感じもありますが、紆余曲折を経て現在に至っているのでとても感慨深いですね。長い活動の中でその時に合ったやり方や自分自身のチャレンジも含め、様々な成長を感じる事が出来た20年でもあります。

■ニューシングル「薔薇の聖戦」が急遽リリースとなりましたが、なぜこのタイミングでリリースとなったのでしょうか？

ASAGI：楽曲のイメージ、Vampire×Flagのアイディアなんかは実は前々からありました。第１章のクライマックスシーンである「薔薇の聖戦」は義なるヴァンパイア軍と悪しきヴァンパイア軍との最後の決戦ということで、映画のような壮大な世界観を表現しなかればならないし、Vampire×Flagというテーマもあったので、そこから予想される期待値を上回るクオリティーの楽曲を生み出すには時間が必要だったんです。例えば、この楽曲のリフだけでも7～8パターン作ってみたりして、その一番良いものをチョイスしたり、旗をライブで掲げる様を意識したり、メロディーを洗練させるのにもかなり精神力を使いました。できれば20周年の幕開けには間に合わせたいという思いも強くて、ギリギリにようやく納得の行く形になって急遽リリースを決めました。結果、「薔薇の申し子」であるDファンへの想いも込めた、20周年の幕開けに相応しい楽曲になりましたし、また代表曲と言えるような楽曲が一曲増えたと思いますね。

■こちらの新曲は、ライブでお馴染みのフラッグ、そしてヴァンパイアストーリーということで、その両方を掛け合わせた新曲となりました。他のメンバーさんから見てどんな曲になったと思いますか？

Ruiza：タイトル通りの戦いのイメージはもちろん、それがライブになった時のイメージもすぐに湧きました。力強くてかっこいい曲だと思います！それぞれのテーマカラーのフラッグが会場を舞うところが早く見たいですね！

HIDE-ZOU：一体感、そして重厚感がある中でのクリアーな繊細さも兼ね備えているような…様々なフラッグが掲げられる中で一方、絶対的な統一性も感じられるといった印象的な新曲になりました。サウンド的にも今まで以上に洗練されている僕らのニューサウンドを楽しんでいただけると思います。

Tsunehito：やはりライブ感がバッチリの楽曲になっていると思いますし、ヴァンパイアストーリーの壮大さや物語のさらなる広がりも感じる曲だと思いますね。メロディが印象強くてガッツリとヘヴィな音像があり、聴けば強靭さや突き進む感じに気持ちが高まると思います。

HIROKI：Dらしいサウンドはもちろん、グルーヴをしっかり感じれる楽曲なのでファンのみんなとの一体感が凄いだろうなと今からワクワクしています！ドラムフレーズが際立つ見せ所もあるので期待していて欲しいですね！

■今月1月からはじまる東名阪ワンマンツアーは、ヴァンパイアストーリーのシングル作品タイトルが各公演名になってますね。衣装や楽曲などを含めてコンセプトライブという形で開催されるとお聞きしました。どんな東名阪ツアーになるのでしょうか？

ASAGI：春に新曲「REVENANT」をリリースするので、１月の東名阪ツアーは久しぶりのヴァンパイアストーリーを復習という意味も含めて未来に繋がる熱いライブにしたいと思って決めました。急遽「薔薇の聖戦」も加わって、より意味のある20周年YEARのスタートが切れそうです。是非会場で旗を掲げて欲しいですね。

Ruiza：そのタイトルを中心にしたライブになるので、どの日もヴァンパイアストーリーをガッツリ堪能できるライブになりますね。そこに「薔薇の聖戦」が加わり、最新のDの音と融合した熱いライブになりますよ！

HIDE-ZOU：ツアーという形もすごく久々ですし、東名阪三ヶ所全てにコンセプチュアルな要素も楽しめるかと思います。ヴァンパイアストーリーを改めておさらい…というかある意味ダイジェスト感たっぷりな濃厚な三日間になると思いますのでぜひ参加してもらいたいですね！

Tsunehito：3作品を東名阪で繰り広げるということで、ヴァンパイアストーリーを存分に楽しめるライブになりますね。物語の流れや歴史も感じられると思いますし、当時ライブを見る事ができなかった方にも、生で楽曲を体感できるチャンスなのでお見逃しなく！

HIROKI：各会場で衣装も変わるので、当時の衣装に関連した楽曲披露になると思うのでそういった所も楽しみにしていて欲しいですね！自分もヴァンパイアストーリーを振り返りながら会場に足を運んでくれた皆さんと共に楽しみたいと思います！

■そして7年ぶりに行われるD主催イベント「Mad Tea Party vol.35」。主催は7年ぶりなんですね！このタイミングで主催を打とうと思ったきっかけや、出演者をどのように選んだのか聞かせてください。

ASAGI：Dとして有観客公演も再開されたので、シーンの活性化とDの20周年を盛り上げたいという想いで開催を決めました。コロナ禍でライブ活動を控えていた分、2023年はもっとライブをしたいなという気持ちもあって。対バンのイベントへの出演も少ないので、自らの主催で交流のあるアーティストたちとステージで楽しみつつ、全力で交戦したいなと思えるカッコイイバンドに声をかけました。

■2/19(日)に代官山UNITにてRuiza BIRTHDAY LIVE、3/5(日)に下北沢シャングリラにてTsunehito BIRTHDAY LIVE、Dのメンバーバースデーライブはどんな内容になるのでしょうか？

ASAGI：るいちゃんを有観客で祝えるのは３年ぶり、ツネを祝えるのは4年ぶりです。今回は「薔薇の聖戦」からの流れもあって、ヴァンパイアストーリーを主軸に各々のキャラクターをフィーチャーしたライブにしたいと思っています。ライブならではの距離感で想い出に残る日にしたいですし、みんなでお祝いできると嬉しいですね！

Ruiza：ヴァンパイアストーリーがメインでのバースデーライブになります。メンバーの誕生日のライブはメンバーの笑顔もたくさん見れてすごく嬉しいので、2月も3月もステージ上もフロアもたくさんの笑顔が溢れる素敵なライブにしたいですね！

HIDE-ZOU：やはりメンバーバースデイライブというのは、特別な中でも特別感があって来てくれるお客さんたちと一緒にお祝いできることがとても嬉しいので…お互いにハッピーを共感し合う、それもライブという特別な空間を共有しながらということで、嬉しさもさらに増すような感覚があります。盛り上げていきましょう！

Tsunehito：コロナ禍に入ってしまったので、有観客で自分のバースデーライブと銘打ってのライブは4年ぶり、誕生日当日のライブもかなり久しぶりです。メンバーの誕生日をファンの皆とお祝いできるのは嬉しいですし、こちらでもヴァンパイアストーリーが楽しめる内容になると思いますね。

HIROKI：有観客での誕生日ライブが出来る事が純粋に嬉しいですし、本人の喜ぶ姿がたくさん見れるのでやはり特別感はあると思います！今回はヴァンパイアストーリーを絡めての誕生日ライブになっているのでそこも楽しみにしていて欲しいのと、何より笑顔溢れるライブにしたいですね！

■更に春にはDのヴァンパイアストーリー最新作「REVENANT」のリリースを予定していますね。こちらはどんな作品になり、物語はどのような展開を迎えるのでしょうか？

ASAGI：ヴァンパイアストーリー第２章の最新作で、時系列的には「UNCROWNED KING」に続く物語になります。ハーフヴァンパイアであった主人公、ジャスティスが数々の犠牲を払い、完全なるヴァンパイアとして目覚めた後に異なる種族らを統一する王となります。ドライツェンはジャスティスの大いなる敵である前に父でもあるので、今後彼らがどう対峙し、心を燃やしていくのかというのが鍵になっていくと思います。

■2023年は20周年の年、決まってるだけでも東名阪ワンマン、メンバーバースデーライブ、主催イベントなどありますが、それをふまえて最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いします。

ASAGI：人生一度きりの大切な瞬間、Dの20周年を一人でも多くの人と分かち合いたいですね。ずっとDを応援してきてくれている人は勿論、かつてDを愛してくれた人にももう一度、そしてまだ僕らを知らない人にもDの音楽に触れて欲しいですし、このコロナ禍での逆境を共に戦い抜いて、最後は必ず勝利しましょう！

Ruiza：有観客ライブを再開して少しづつ活動の幅も広がっているので、20周年というタイミングでまだ会えていない人たちにも会いに行ける機会があるのがすごく嬉しいです。ここまで活動を続けて来れた喜びをたくさんの人と分かち合いたいです。会場で会えるのを楽しみにしています！

HIDE-ZOU：結成20周年、今までの自分達を良い意味でも振り返りつつ、新たな未来に向けての結果をしっかり残せるように一本一本ベストを尽くしていきます。これからも変わらぬ応援をよろしくお願いします。

Tsunehito：今年は20周年という大きな節目を迎えるので、一つ一つのライブや催しを皆に楽しんでもらえるように気合い入れていきます。当たり前ですが20周年というのは一度しかないので、まだDに触れた事がない子達にもこの機会に是非、色々と参加してもらいたいです！

HIROKI：Dは今年で20周年という節目を迎えられたのは、ファンの皆さんが長きに渡って応援してくれていたおかげでもあるので本当に感謝しています。これからもファンの皆さんの支えになれるようにしっかり頑張って行きたいと思いますので今後ともよろしくお願いします！

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≪23年1月号 配信LINE UP≫
1月23日（月）18:00 DEVILOOF
1月24日（火）18:00 D / The Benjamin
1月26日（木）18:00 DEXCORE / NAZARE
1月27日（金）18:00 KISAKI

Artist INFORMATION

「薔薇の聖戦」1,000円(税込)
※1/20より会場限定販売開始！

デジタル配信中
(ダウンロード/サブスクリプション)

【 D 20th Anniversary year 東名阪ワンマンツアー2023 】
1月20日（金） 恵比寿リキッドルーム「Revive 荒廃都市 2023」
1月26日（木） 名古屋ReNY「Deadly sin 2023」
1月27日（金） 梅田クアトロ「UNCROWNED KING 2023」

【 Ruiza BIRTHDAY LIVE 】
2月19日(日)代官山UNIT
【 Tsunehito BIRTHDAY LIVE 】
3月5日(日)下北沢シャングリラ

【 D主催 「Mad Tea Party vol.35」 】
3月17日(金) 川崎クラブチッタ
出演：D、GOTCHAROCKA、摩天楼オペラ、RAZOR
…………………………………………
OPEN/17:00 START/18:00
・D FC先行 VIP Sチケット（指定席）：8,800円（税込）
・全バンド先行Aチケット（指定席）： 7,700円（税込）
・一般後方立ち見 Bチケット： 6,600円（税込）