club Zy.チャンネル

Vijuttoke22年10月号「umbrella」インタビュー

2022/10/21 18:00 投稿

  • タグ:
  • Vijuttoke
  • umbrella

35ab525f8f15ceeefb4e6e2e4d5e64e46d39d86f

umbrella HP​

L→R Ba 春 / Dr 将 / Gt,Vo 唯 / Gt 柊

ストレートなギターロックサウンドに切ないメロディが心地良い、umbrellaサウンドの原点とも言える「orbit」
umbrellaの「らしさ」が全て詰まったまさに会心のロックナンバー!​

■とうとう来ました!6月からの 4ヶ月連続デジタルリリース最後の楽曲「orbit」が 9月25日にリリースしました。この4枚のシングルに関しまして、総括をお願いします。

(唯)umbrellaにある「勢い」というものを提示しました。群、アメイジング、HALO、orbitと、ただの「勢い」とは違うumbrellaという引き出しの多いバンドだからこそ表現を可能とした全く違うベクトルの4曲です。

(柊)方向性の違う楽曲たちが4曲出揃った印象です。音源で聞いた時にはこれがいい!とかライブで聞くならこれがいい!なんて意見が色々と分かれるくいバラエティにとんが作品たちに仕上がったと思います。

(春)どういう風に聞いてほしい、どういう風にライブを見てほしいということが明確にあったので、1曲1曲にテーマを持って取り組めたと思います。

(将)まずデジタルリリースというものが初めてだったので、僕自身サブスクで音楽聞いてますが改めて便利な時代になったなぁと思いました。フラゲとかっていう概念すらないですからね。内容に関してもumbrellaっぽい曲から、今まで無かったような曲までバリエーションに富んだ内容にできたと思います。


■そして、メンバーもかなり良い手応えを感じていると言う「orbit」について詳しく聞きたいと思います。人間が歩んできた苦悩や葛藤の軌道をテーマに、初秋の情景が描かれていると聞いております。まずは歌詞について詳しく教えて下さい。

(唯)umbrellaにはあまりない季節感のある曲となりました。まさにそんなイメージですね。人との価値観のズレや様々な理由で孤独を感じてそれでも何とか軌道修正してでも人間として生きていくそして疲弊してしまう。季節が変わり始めて色付いた世界を見てもう少し頑張ろうと背中を押すような曲にしてみました。


■「orbit」はストレートなギターロックサウンドに切ないメロディが心地良い、umbrellaサウンドの原点とも言える会心のロックナンバーですよね!こちら楽曲についても教えて下さい。

(唯)「らしさ」というものだと私は思ってます。まさに原点をイメージする様な空気感があると思います。展開が多いのにくどくない、とても潔い仕上がりになりました。

(柊)umbrellaが元来持っているどこか儚げな感じがうまく出てる楽曲になってると思います。サウンドや演奏面ではメンバーも日々進化していってるとは思いますが、umbrellaとしての根幹が変わっていないと言うのを体現してると思います。

(春)イントロのギターで見事にumbrellaらしさを表現して、アウトロで新しいumbrellaらしさを表現してる楽曲だなと個人的には思います。ベースはデカめです。

(将)僕はサウンドの印象をアメリカ寄りの乾いたサウンドか、イギリス寄りの湿ったサウンドかで分類するのですがorbitは湿ったのが乾いていく最中のイメージです。季節で言うとまさに夏から秋に移りゆく時期のイメージですね。ドラムの音もそのイメージ通りに乾きすぎず、少しウェットな音が出るものをチョイスしました。


■「orbit」はumbrellaにとっての原点回帰のような曲だと思いましたが、4ヶ月連続リリースの最後にこの曲を持って来たのは意図なんかあったのですか?

(唯)「orbit」は最も「umbrellaらしい」作品。4ヶ月のラストに「らしさ」で締め括り基礎とするものはなにも変わらないという意志とここからスタートするぞという決意があると思ってます

(柊)先述したようにもやはりラストを締めくくるにはumbrellaらしさを重視しようというメンバーの認識がしっかり合ったのラストは自分達の思うumbrellaらしいorbitという曲に決めました。

(春)期待を裏切らず、期待を超えてきた楽曲なので連続リリースの締めくくりにふさわしいと思いました。

(将)なんとなく「この曲トリやな」みたいな空気感があったと思います。酒飲んだ後のラーメンが美味いみたいな感覚ですね。


■前回インタビューでは、連続リリースの第一弾の「群」について詳しく聞かせて頂きました。第二第三弾の「アメイジング」「HALO」についても楽曲の少し深い所を聞かせて下さい。 

(唯)アメイジングはこの4曲の中でもやんちゃというか少しパンクやメロコアな要素を匂わせる様な構成ですがサビになるとかなり前向きというか清々しくなるような気持ちにさせられる曲です。HALOは「群」とは違って重いのにPOPなイメージがあります。ライブでも最近はメインを飾ってますがかなりライブ映えする楽曲だなと。メロディや演奏が絶妙な浮遊感が心地よいです。

(柊)アメイジングは真夏にリリースしたのもあって爽快感がある楽曲というか、夏の暑さも吹き飛ばせるくらい盛り上がれる曲になっています。疾走感もありメロディーもシンプルでライブ曲といった仕上がりです。HALOはとてもシンプルな楽曲に仕上がってるんですが、その分ライブでも音源としてもどちらの良さも際立つくらいサウンド、メロディー、構成のバランスが素晴らしく仕上がってると思います。

(春)「アメイジング」は夏らしさに振り切ってとにかく勢いを意識しました。7月下旬にリリースを合わせられたので、今後たくさんの人が夏になる度にこの曲を思い出してくれます。そうよね。。「HALO」はとにかくお茶の間感、自分が思春期にこの曲と出会っていたら、めちゃくちゃ聞いてると思います。大好き。

(将)上記したサウンドの方向性的にアメリカ、イギリスで分けるとこの2曲は完全にアメリカですね。なので、アメイジングではアメリカが誇るドラムメーカーであるLudwigというメーカーのスネアを使いました。HALOは乾いたまま音のぎっしり感というか重さが欲しかったので、日本のTAMAというメーカーのステンレススチールのスネアを使っています。


■umbrella「orbit」 release ONE MAN 【軌道】が9月26日に下北沢MOSAiCにて開催されました。この日はどんな1日でしたか?

(唯)新しい一歩を踏み出せたなととても心地の良いあっという間な感覚でした。

(柊)東京でのライブ自体が久しぶりで尚且つリリースワンマン。とても気合の入る!日でした。プロジェクターを使ってのVJ演出も今回復活させたので視覚的にもさらに楽しんでもらえたんじゃないかと思っています。東京でアメイジング、HALOの披露もできていなかったので今回のMOSAiCワンマンは挑戦的で刺激的なワンマンになりました。

(春)気温の暑さも落ち着いた頃だったので、より「orbit」が響いたように思えました。初披露の緊張感は勿論ありましたが、皆がすごく真剣に聞いてくれてる姿は俺自身感慨深かったです。

(将)MOSAiCはライブハウスには珍しく背景が真っ白なのでステージに向けて映像を投影すれば綺麗じゃないかという話になり、VJ投影の中でライブをしました。終了後に見返しましたがなかなか見応えがあったのではなかろうかと思います。あとめちゃくちゃ個人的な話なんですが、僕はライブの日にご飯を食べ過ぎると身体が動かなくなるのでなるべく抜くようにしているのですが、この日は抜きすぎて身体の調子はめちゃくちゃ良いけど頭が全然動かん!みたいになってました。死ぬまで勉強ですね。


■Vijuttokeは東海地区の雑誌です。少し名古屋がご無沙汰のように感じました。名古屋もまた来てくれますよね!?

(唯)もちろん、ライブにこの4曲引っ提げて押しかけてやりますとも。

(柊)少しずつではありますがライブ本数も増えてきていろんなところでライブがしたいとメンバーとも話しています。もちろん名古屋もですし、名古屋でのワンマンも長らくできていないのでまた開催していきたいです。

(春)名古屋ももちろんですが東海地区のあちこちに行きたいです!三重、岐阜、静岡はライブしたことないので、行きたいです。黒夢が好きなので特に岐阜に行きたいです。

(将)勿論です!名古屋の皆様に会いたいですし、味噌カツもひつまぶしも10年くらい食べれてないのでまだ死ねません!


■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。

(唯)umbrellaは今まで以上に強気な4曲をリリースして更に着実な一歩を踏み出しました。これからが楽しみです。

(柊)4ヶ月連続でデジタルリリースのみで新曲を出しました。今はそれくらい音楽が昔より身近なものになっていると思います。なのでより一層みんなの身近にいられるようにしっかりと頑張っていきたいと思います。CD音源のリリースも決まっています!よろしく!

(春)「orbit」のリリースで、バンドの持つパワーが強くなった気がします。今のumbrellaをぜひ見てほしいです。

(将)ここまで読んで頂きありがとうございました!11/2に今回デジタルリリースした4曲のリミックス+未発表曲1曲で「vector」というEPを会場、通販限定で発売します。そして11/2当日に大阪ですが心斎橋BEYONDでリリースワンマンも開催しますので、ぜひ会いに来てください!


Powered by Vijuttoke


Vijuttoke INFORMATION

*月刊フリーペーパー「Vijuttoke」配布店舗一覧 http://vijuttoke.com/contents/about/distribution_all/
 
*Vijuttoke掲載インタビューを配信中!
・WEB【club Zy. 】https://www.club-zy.com/contents/free_paper
・ブロマガ【club Zy.チャンネル 】https://ch.nicovideo.jp/club-Zy/blomaga
≪22年10月号 配信LINE UP≫
10月20日(木)18:00 NICOLAS
10月21日(金)18:00 umbrella
10月24日(月)18:00 THE MICRO HEAD 4N'S
10月25日(火)18:00 Matina 設立25周年SPECIAL対談 (KISAKI/幸樹/Ruiza/AKIRA/ヒナ/龍夜)

Artist INFORMATION

2c6a04388c47a53748b2584d2bd2678f24821689

NEW DIGITAL SINGLE 「orbit」 

2022.9.25 Release!!
各種配信サイトにて順次配信開始
品番:KASA-006
作詞・作曲 唯

ブロマガ会員ならもっと楽しめる!

  • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
  • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
    • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
    • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。

club Zy.チャンネル

雷丸

月額:¥330 (税込)

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

継続入会すると1ヶ月分が無料です。 条件を読む

club Zy.チャンネル

club Zy.チャンネル

月額
¥330  (税込)
このチャンネルの詳細