L→R Guitar. ひヵる / Bass. 玲夏 / Vocal. 幸樹 / Drums. 直人 / Guitar. 威吹
このアルバムには逆に何もコンセプトを持たない、伸び伸び自由な醍醐味が詰まった「浪漫童樂的茶番劇」があった!
■まずは今年結成15周年おめでとうございます。ダウトの15年はどんな15年間でしたか?
幸樹:あっという間ではありますが誇らしい過去のバンド活動です。
威吹:15年経った感覚はあまり無く、未だに駆け出しバンドの感覚は残っています。いまだ刺激を受け続けられているのが不思議です。
ひヵる:思い返せば色々ありましたが、あっという間の15年でした。
玲夏:活動環境の変化が目まぐるしく、未だにこうして活動出来ているのはファンの皆様の存在があってこそだと実感しています。一見すると15年は長く感じますがその都度紆余曲折あったのであっという間という実感です。
直人:加入して丸七年経ちましたが思い返せない出来事も増えてきたのでそれだけ密度が濃い時間だったのだと思います。
■そして結成日当日の今年3月4日の中野サンプラザのライブにて、5つのマニフェストを発表されました。こちらの5つのマニフェストの件について改めて詳しく教えて下さい。
幸樹:メンバー全員がダウトで何をしたいか叶える年にしたいと思ったからです、結果メンバー発信の活動が一番意義があると思ってます。
威吹:現在2つのマニフェストが完遂されました。残り3つも刺激のあるマニフェストになっているのでお楽しみに。
ひヵる:活動にあたって、今後どうしていきたいか、というのをそれぞれが考えたかんじですね。
玲夏:1番最初実現したのは自分のマニフェストだったのですが、ゲストミュージシャンを迎えて誤魔化しの効かない生のアコースティックライブは長いバンド人生に於いてもとても刺激的でした。
直人:この7年間でシングルやアルバムはリリースしたことがありましたがミニアルバムはリリースしていないので今回のマニフェストは良い機会となりました。
■その中の1つ、直人さんのマニフェストでもある、各メンバーが作曲した楽曲を収録したMINI ALBUM「浪漫童樂的茶番劇」が8月8日にリリースされました。やはりダウトの特徴でもある「和」のテイストはどの曲にも感じてしまいました。選曲に関して1つコンセプトなんかあったのですか?
幸樹:メンバーの曲が必ず選ばれるというコンセプトは僕があまり好きじゃなかったので、その代わりメンバーが複数の曲を持ってきて選択肢がある状況にしました。なのでコンセプトはないです。
威吹:今回はコンセプトを持たず、作曲したメンバーが自由にやるというのが醍醐味だったので、コンセプトを決めることはありませんでした。
ひヵる:特にはコンセプトはなかったです。
玲夏:何もコンセプトを持たずに選曲された5曲なのである意味で伸び伸びとした印象にも繋がっていくのではないかと思います。
直人:作曲したXVに関してはヘヴィはリフギターに上物として和楽器が乗るというのは最初から軸として曲作りは進めました。
■各メンバーさんが作曲した曲をぜひ1曲ずつ聞かせて頂けたらと思います。表題曲の「KYOKUTOU OGRE」は威吹さん作曲ですよね。冒頭から世界観を感じる曲ですね!
威吹:僕の作る曲はメロディを優先して作るのですが、今回もメロディ先行で僕の思う王道のビジュアル系っぽさを考えて作りました。メロディはキャッチーだけど、激しいリフ、ダークな世界感もアクセントに入れています。
幸樹:ストレートな曲をダウトに落とし込むのに時間がかかりましたが、そこから光を見出せるものにできました。
■2曲目の「魔夏ノ魔物」は、ひヵるさん作曲の曲ですね。アップテンポのアゲアゲの曲ですね!
ひヵる:ノリが良い曲が出来たと思います!
幸樹:ダウトにしては珍しい歌詞ですがいろんな角度からコンセプトがない分好きにかけるのが魅力でした。
■3曲目の「かみかくし」は幸樹さんの作詞作曲の曲ですね。5曲の中で特に「和」のテイストが一番強い特徴がある曲ですね!この曲についても教えて下さい。
幸樹:神隠しと髪隠しのダブルミーニングにできたのが神がかってました。
■4曲目の「ピカ」は、玲夏さん作曲との事で、タイトルからまず面白いですね!他の曲とはまた違ったシャッフル調の曲で、また違ったテイストをこのミニアルバムに与えた1曲だと感じました。
玲夏:作曲期間中、他の曲を制作してるときにアレコレ考えずふと出てきた曲なので自分要素の純度はとても高いと思います。聴き手によっては癖になったり、人によって嫌悪感を抱いたり、あるいはトラウマになったりって言う曲ですね。
幸樹:最後の一行で全てひっくり返す快感がありました。
■ラスト5曲目の「XV」は、直人さん作曲との事で、これは結成15周年から出たタイトルだったりもするのですか?
直人:正解!
幸樹:そうです、なのでファンに刺さればいいなと
■歌詞は全曲、幸樹さんですよね?今回メンバー1人1人が曲を持って来た事で、いつもより歌詞のイメージなど大変でしたか?
幸樹:曲のイメージと自分の気持ちを大切にするので余裕でした。
■今回ミニアルバムを聴かせて頂いて、メンバー各々が作曲している事もあり、どの曲も個性があって、めちゃくちゃ聴きどころ満載のミニアルバムでした。ズバリ今回の「浪漫童樂的茶番劇」はメンバーにとってどんな1枚になりましたか?
幸樹:ダウトの作品の一部
威吹:ラーメンに例えると全部のせです。
ひヵる:2022年のダウトが紹介できたと思います!
玲夏:ミニアルバムは良い意味で肩の力を抜いて出来る作品ではあるので、フルアルバムとはまた違った聴きごたえがあると思います。
直人:改めてメンバーをリスペクトした作品になりました。
■そして今回のミニアルバムのツアー『TOUR’22 浪漫童樂的茶番劇』ですが、ひヵるさんのマニフェストもこのツアーに入ってるとの事で、今回はどんなツアーにしましょう!そして意気込み含めてお願いします!
幸樹:僕らもファンもバンドやライブの意義をしっかりと再確認できるものにしたいです。
威吹:限界突破。
ひヵる:みんなが楽しめるようなライブになれば良いなと思います!
玲夏:新曲達のライブでの進化や、その新曲達に混ざった時の既存曲の化学変化などをお楽しみに。
直人:無事にツアー回りきれたらいいなというのはもちろんミニアルバムの曲達がどんな景色を作ってくれるのか楽しみです。ライブの楽しさというのを心から表情でそこにいる全員で共有していきたいです。
■それでは最後にVijuttoke読者に一言お願いします。
威吹:また会いましょう。
ひヵる:応援ありがとうございます!今後ともよろしくお願いします!
玲夏:ビジュっとけ!
直人:圧倒的なステージをお見せしたいので是非ツアー遊びに来てください。
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9月22日(木)18:00 nurié
9月23日(金)18:00 メトロノーム / ダウト
9月26日(月)18:00 ネオグラフ / LIQUID
9月27日(火)18:00 美炎-BIEN-
Artist INFORMATION
THE D=OUT MANIFEST MINI ALBUM
2022年8月8日(月)RELEASE「浪漫童樂的茶番劇」
DT-20 ¥3,300(税込)
(CD)
1.KYOKUTOU OGRE
2.魔夏ノ魔物
3.かみかくし
4.ビカ
5.XV
(DVD)
「KYOKUTOU OGRE」MV
TOUR’22浪漫童樂的茶番劇
09/19(月祝)仙台MACANA
09/23(金祝)OSAKA MUSE
09/25(日)神戸VARIT.
09/30(金)福岡DRUM Be-1
10/01(土)佐賀GEILS
-千秋楽-
10/21(金)川崎CLUB CITTA’
EVENT
2022.09.28(水)
会場:川崎CLUB CITTA’
Dolly presents
「シュレディンガーの匣-Noah-」
2022.10.15(土)
会場: 服部緑地野外音楽堂
BANDS SHOCK Revolution
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