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Vijuttoke21年9月号「THE MICRO HEAD 4N’S」インタビュー

2021/09/24 18:00 投稿

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THE MICRO HEAD 4N’S HP

L→R Guitar,DJ:SHUN. / Bass :ZERO / Drums :TSUKASA / Guitar :kazuya

向かい風の中を突き進む4人は止まらない。
TMH4NSがベストアルバムをリリース!そして2つのプロジェクトが始動!
何度でも何度でも立ち上がる彼らから目が離せない!​


■先日10周年記念のLIVEが行われました。ゲストヴォーカルにはTMH4NSと縁の深いRICKY(DASEIN)/TAKA(defspiral)/神谷玲(SUW)を迎えての開催となりました。10周年という節目は感慨深いものがあったのではないでしょうか?

kazuya:素晴らしいゲストの方々のおかげで贅沢で学びの多い1日を過ごさせて頂いた事に感謝しております。そして4人のマイフォだから出来た奇跡の夜という点でも諦めない力、マイナスをプラスにする。そんなマイフォのメッセージが具現化した10周年の夜だったと思います。

SHUN. : ゲストヴォーカルの皆さんやファンの皆さん、そしてスタッフ、マイフォに関わった皆さんのおかげで今回のライブは素晴らしいものになったと思います。そして10年間、支えてくれた皆さんにも改めて感謝の気持ちでいっぱいでした。

ZERO:バンド人生2度目の10周年でもありますがそれを達成することは自分たちだけでは成し遂げられないことなので本当にみんなのおかげだと思っています。

TSUKASA:10年ひと昔。THE MICRO HEAD 4N’Sのそれはあっという間でした。それだけ没頭できたのは応援してくださるファンのみなさんや支えてくださる周りの方々のおかげだと思っております。


■参加してくれたゲストヴォーカルの皆さんはTMH4NSにとってどんな存在だと言えるのでしょうか?

kazuya:Rickyさんは1期のボーカリストという事もあり懐かしさや安心がありますね。神谷さんはリハ初日からもう大丈夫的な感じで(笑)2期の曲が凄く似合うし今の年齢と実力考えたら未来が楽しみでしょうがないですね。TAKAさんはもう3期の曲にハマりすぎてて(笑)LIVEではめちゃくちゃプレーに影響を受けました。やはり実力のある方々は僕みたいな作家の立場からすると楽しくてしょうがないですね。僕のメロディーを生かすも殺すもその人次第なので。

SHUN. : 1期のRickyは一緒にステージに立つのは久々でしたが、懐かしさや心地よさをすごく感じました。2期の神谷玲くんは、メロディアスな曲がぴったりで、さすがの一言でした。3期のTAKAくんに関してはもういうことは何もないというか、予想以上のパフォーマンスで一緒にやってる側でも圧巻でかなり刺激を受けました。

ZERO:Rickyさんに関しては結成メンバーでもありますのでTHE MICRO HAED 4N'Sにとってこの先も特別な存在です。TAKAさんは以前のバンド同士で長い海外ツアーも共に経験した仲間でありどんな時にでも快く力を貸してくれる恩人的な存在です。神谷くんに関しては彼が中心となるプロジェクトに参加していて今後どう成長していくのか楽しみな存在です。

TSUKASA:Rickyさんは初代ということもあって慣れた感じで懐かしく演奏できました。神谷くんは一緒にプレイするのは初めてでしたが、フレッシュで楽しかったですね。TAKAさんは3期のダークな雰囲気にも合っていて凄みを感じました。みなさん独自の感覚が爆発していてすごかったです。


■そんな活動10周年の集大成的なベストアルバムALL TIME BESTがリリースになりました。ファン投票とメンバーセレクトの2枚組全32曲のヴォリュームになったわけですが改めて10年は4人にとっては長かったですか?短かったですか?

kazuya:僕はあっという間です。まさか10周年を迎えるバンドをまた出来るとはってのが本音です。そろそろFANATIC♢CRISISでの13年が見えて来た感じですね。沢山の経験をさせて頂いたメンバースタッフそしてMYCLONEには感謝しております。

SHUN.: 長くもあり、短くもあり、、、という感じですね。

ZERO:その時々は長く感じたこともありましたが振り返ってみるととても短く感じますね。

TSUKASA:唯一昨年は自粛で家から出ることも少なく、活動も思うようにできなかったので長く感じた年ではありましたが、10年はあっという間でしたね。


■ファン投票での選曲ラインナップはメンバーの皆さんの予想とズレはありましたか?意外と知らなかったファンからの人気曲など改めてしるきっかけになったのでは?

kazuya:HELLO MY CLONEがこれほど愛されてるのはびっくりしました。

SHUN.:意外な曲は何曲かありましたね。「生命の塔」などはLIVEであまりやっていなかったから予想外でした。

ZERO:大半は予想通りといった感じではあります。意外性は生命の塔という曲位でした。

TSUKASA:メロディアスな曲が上位に多かったのが意外でした。


■メンバーセレクトでの選曲のポイントを各自教えてください。

kazuya:僕の人生で一生大切にしたいって所です。

SHUN. : 個人的にラウドな曲が好きなので、完全に好みで選びました。

ZERO:SCANDALOUSは第2期の始まりの曲でその時の覚悟的なものを思い出すのでこれにしました。BREAKING & SHOUT OUT!!!!!とFACT IS STRANGER THAN FAKE!!!!はライブをするのが好きな曲です。UROBOROSは自分が作曲した最新曲なので入れました。

TSUKASA:ドラマー的目線で自分が弾けれる曲で選びました。


■今回どうしても入れたかったのに惜しくも漏れてしまった楽曲ってあったりするのでしょうか?

kazuya:僕は無かったです。凄く納得のいったBEST ALBUMです。だから個人的にも大切にしたいALBUMであり、本当に聞いていただきたいALBUMです。これが僕らの物語ですって感じ。

SHUN.:自分の中で他に、この曲入れたいなぁ〜とか思っていたのを他のメンバーが入れていたりとかでしたので、これが現状でのマイフォのBESTだったと思っています。

ZERO:そういう曲はメンバーセレクトの方で選曲されていると思うので確実にこれが10周年にふさわしいBESTだろうというアルバムになったと個人的には思っています。

TSUKASA:みんなの思いの詰まったALBUMなのでこれがBESTですね。


■さらに新しく2つのプロジェクトが始動したとの事なのですが詳細資料が手元に届いていません。謎のベールに包まれているOFIAMとは一体どんなバンドなのでしょうか?

kazuya:元々KREUZというインストグループをバンド内に作ってましてそれを発展させたグループです。インストもありますし僕らが歌うっていうか素材として声も入ってます。大きくマイフォと違うのは映像を音楽の融合ですかね。ものすごく可能性のある面白いプロジェクトですね。常識の破壊というか。

SHUN.: ある種実験的なプロジェクトですね。曲ごとにいろいろな世界観があってそれを前面に押し出していけたらと思ってます。

ZERO:変化球ですね。これからもっとたくさんの変化が生まれてくると思うのでそれをその時々に感じてもらえればなといった感じです。

TSUKASA:未知ですね!


■そして実は先日のTMH4NS10周年LIVEで初披露目されました。LIVEをしてみての反応や反響含めて手応え的なものは感じましたでしょうか?

kazuya:正直めちゃくちゃ楽しかったですね。今のコロナ禍の中で騒ぐっていうより見るって所も時代に合ってるのではないかと思います。

SHUN. : やってる最中は無我夢中なところもありまして、あまり分からなかったのですが、あとでアーカイブを見ていろんな意味で面白くて見応えのある映像でした。

ZERO:まだ手探り的な部分もありますので本領発揮はまだこれからかなと思います。

TSUKASA:当たり前ですが全曲新曲なのでサポートとしての仕事がちゃんとできるか、実は今までで一番緊張しました。もっと場数を踏んで確実なものにしたいです。


■TSUKASAさんからみてOFAIMいかがでしたか?

TSUKASA:ボーカルレスの曲なども含めて今までやったことのない雰囲気の曲も多くて新鮮でした。そしてとてもメッセージ性の強いバンドだと思っています。映像がカギになってる部分もあって音楽との絡みもかっこいいですね。サポートとはいえ、ドラム叩いてて今までの自分じゃない感じがしました笑。今後が非常に楽しみです。


■プロジェクトはもう一つ動き出しました。その名もTHE MICRO HEAD 4N’S Still Night。10年間それぞれの時代を彩ったメロディーをヴァイオリンやピアノ そしてアコースティックサウンドに乗せて新たな表現へ という事でこちらも7月30日に早速お披露目されました。Still Nightを立ち上げたきっかけを教えてください。

kazuya:これは20代の頃から自分がやってみたかったというか、もしいつの日か僕が一人きりになったら自分の作ってきたメロディーという歴史をクラシカルにやりたいなと。そこからコロナ禍になった時にこれなら安心してみられるのかなって意味だったり色んな状況踏まえて形にしました。ひょっとしたら昔から僕はボーカル依存に対して考えていたのかも知れません。

SHUN. : kazuyaくんの発案というのがきっかけで、最初はどんな感じになるのかあまり想像できなかったのですが、みんなでいろいろなアイデアを持ち寄って少し大人なマイフォが感じられる思います。

ZERO:元々こちらはそこまで大きく動かないという感じになってはいたのですが第3期終了間際にOFIAMと並行して動いていく事になりました。

TSUKASA:アコースティックライブはもともとインストアイベントなどを中心にやってきていて、いつか本格的にライブもやってみたいねなんて話もしてたので、メインバンドが活動できない状況という中ではありますが、ある意味嬉しいです。


■アコースティックサウンドに落とし込んだからこそ、楽曲の魅力など気づいた事があれば教えてください。

kazuya:僕は高い演奏技術を求めてるんだなって心から思いました。今回サポートして頂いたヴァイオリンの方ピアノの方が凄くて先日の10周年LIVEのゲストボーカリストと演奏した興奮と同じように感じて本当に作家として単純に楽しませて頂きました。僕には曲がキラキラと生きているように感じました。

SHUN.: 普段ロックではあまり使わないような コードだったり、アレンジだったりでここまで曲の雰囲気が変わるんだなぁと実感しましたね。

ZERO:声という歌がなかったとしても普段やっているROCKがこういう形で成り立つことを考えると音楽っていうのものは面白いなと思いますね。ピアノにしろヴァイオリンにしろ俺たちとは違ったまた世界でのプロってやっぱり凄いなとも実感しましたね。

TSUKASA:いつものRock ver.とは違うアレンジで演奏するのは新鮮でめちゃくちゃ楽しいです。そしてサポートの方に僕たち4人以上の命を吹き込んで頂いて、自由に音楽が変化することで新たな感動が生まれるという魅力を感じました。演奏していてとても気持ちよかったです。


■ALL TIME BESTや今回のStill Nightなどここに来てTMH4NSの楽曲と改めて向き合う事が多くなった4人ですが。今だからこそ言えるTMH4NSってどんなバンドなんだと実感していますか?

kazuya:諦めの悪いバンド(笑)今の人は秒で諦めますからね。でもそこが僕からしたら愛おしてくしょうがない。僕がやる事はこのバンドが終わらない限りどんな環境になろうともアイデア出したり無限に曲を作り続ける事かな。そしてそんな生き方をMYCLONEや同じ業界にいる方々に見て頂いてそれありやなって生きていく上でロールモデルにでもして頂けたらと思います。

SHUN.: なんでもありなバンド、、、かな(笑)でも、本来音楽ってそういうものだとは思うんです。バンドって個性がぶつかり合って、そこでケミストリーが生まれて、、、、だからこそ、いろいろみんなで作って行くのが面白いと思うんです。音だけじゃなく、いろんなアイデアをみんなで出し合って作り上げて行く面白くも楽しいバンドだと思いますね。

ZERO:明確なゴールとかそういう部分ではなくいかにその時を最大限に楽しんでいけるか。音楽を創っていく過程、または全く音楽に関係ない部分でも楽しんでそれを音という表現に変えていけるバンドだと思います。各期を聞き比べてもらえればきっとそれが伝わってくれると思います。

TSUKASA:メンバーもファンも絆が強いバンドだと思います。音楽を続けるのはそれがないとできないし、楽しくやっていけません。今後も大事にして行きたいです。


■そして4人が描く未来のTMH4NS像について聞かせてください。

kazuya:10年間経ちまして4人になりました(笑)人から見たらボーカル抜けた時点で終わったなと思われる方もいると思います。普通の感覚ならそうだと思います。でもこの業界での普通は死を意味します。今の状況はガンダムの最終回でガンダムの顔面がやられた時の「たかがメインカメラをやられただけだ」ってセリフがあるんですが。僕らもそう思えるようにOFIMA Still Nightと活動していきます。そしていつの日か4期マイフォが復活した時には僕らは物凄くレベルアップしてると思います。そんな明るい未来を信じ普通じゃない僕らならではの物語をみんなと終わる瞬間まで楽しんでいければと思います。

SHUN.: 今の4人が土台的なものになっているとは思うのですが、今までのメンバーだったり、スタッフ、ファンのみんなが僕はTHE MICRO HEAD 4N’Sだと思っているので、これからもみんなと一緒にバンドを育てていけたらと思っています。

ZERO:ボーカルが変わるという事は決していい事とはもちろん思っていなくてできれば5人という形で長く前へと進んでいけることが一番の理想だと思っています。なので現状ではTHE MICRO HEAD 4N'Sというバンドのイメージはこの4人がいてっていう見え方になってしまっていると思いますが5人バンドとしてここに加わる1人がバンドとしてもファンとしても必要不可欠な存在になれていることが今一番目指すべき目標かなと思います。

TSUKASA:アコースティックにしても、ボーカルレスにしてももちろん楽しんで演奏できましたが、少なくとも自分の理想的な音楽活動していく上で一番必要なのはやはり歌なので、バンドの想いを歌ってくれる方と一緒に夢を追いたいですね。


■ありがとうございます。最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。

kazuya:最後まで読んでくれてありがとうございます。これを読んでいるあなたが今どんな環境にいるか分かりませんが。もし辛い環境にいるのなら一緒にマイナスをプラスに転換できるようにやったりましょ!いつも応援ありがとうございます。

SHUN.: 今はこういう時期ということもあって、なかなかLIVEとか以前のようにはできないですが、またいつか以前のようなLIVEをみんなとできたらと願っています。その時は、一緒に拳を振り上げてLIVEを楽しみましょう!!

ZERO:いまだ長いコロナという脅威が続く世の中でそれによって解散したバンドもあるかもしれません。そんな中ではありますがこんな状況になってまでも続けていこうと思う俺たちみたいなバンドもいます。もし今大好きなバンドがいたとしたらできる範囲で支えてもらえたらなと思います。言葉一つだけでもきっと1歩前へ進む力にかわると思いますので。そしてこの苦境を乗り越え何も気にすることもなくみんなに会える日がくることを願っています。

TSUKASA:いつも応援ありがとうございます。感極まっていこうという言葉が自分の口癖ですが、正直どう頑張っても全力出しきり100%のライブは演者もお客さんも難しい時期です。感極まれるはずがないのです。でもどうにかして感極まるライブへとお互いににじり寄っていくことで少しでも感極まることができるかもしれません。実際ファンのみんなのにじり寄る気持ちは伝わっているよ。まだコロナが消滅する日はいつなのかわかりませんが、100%全力空間に戻れる時がくるまで、今まで通り絆を大事にして行きましょう!


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≪21年09月のLINE UP≫
9月20日(月)18:00 YURAサマ
9月21日(火)18:00 MEME / XANVALA
9月23日(木)18:00 タラれば / ルヴィーユ
9月24日(金)18:00 THE MICRO HEAD 4N'S

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結成から10周年の歴史を集約したベスト盤
ファン投票とメンバーセレクトにて選ばれた2枚組アルバム

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THE MICRO HEAD 4N’ S
NEW ALBUM 『ALL TIME BEST』 
2021.08.24(Tue.) RELEASE

CD 2 枚組
DISC1 THIR-0058 DISC2 THIR-0059 ¥4,980(TAX IN)

DISC 1
M-1 HELLO MY CLONE 
M-2 フォトグラフ
M-3 この先ずっと...
M-4 Nocturne
M-5 生命の塔
M-6 REMEMBER
M-7 上弦の月のオーケストラ
M-8 雷鳴
M-9 陽炎
M-10 Vanilla
M-11 眠れる森の前奏曲 ~REVOIR~
M-12 SEVENTH COLOR
M-13 銀河鉄道の夜 ~STARDUST EXPRESS~ 
M-14 Curtain Call
M-15 EARNEST GAME

DISC 2
M-1 SCANDALOUS
M-2 GLORIOUS BLAZE
M-3 ICARUS
M-4 DOWN
M-5 ユメノツヅキ
M-6 SYNCOPATED LOVERS
M-7 REINCARNATION
M-8 FACT IS STRANGER THAN FAKE!!!! 
M-9 UROBOROS
M-10 BREAKING & SHOUT OUT
M-11 LiaR
M-12 VOLCANATION
M-13 WHITE SOUL
M-14 PLAY
M-15 INFINITE ∞ FUTURE
M-16 REBIRTH -the 3rd form-
M-17 Blue Moon


THE MICRO HEAD 4N’S メンバー新たな2つのプロジェクトを始動!!

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OFIAM

Member: kazuya、SHUN.、ZERO

 Rise of "I am THE MICRO HEAD 4N'S" = THE MICRO HEAD 4N'Sとしての
上昇全てはTHE MICRO HEAD 4N'Sへ帰結するための新たな1歩であり
更なる進化を求め動き出す。実験的音楽による常識の破壊。


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THE MICRO HEAD 4N’S Still Night

Member: kazuya、SHUN.、ZERO、TSUKASA

10年間それぞれの時代を彩ったメロディーをヴァイオリンやピアノ
そしてアコースティックサウンドに乗せて新たな表現へ

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