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HAKUEI(PENICILLIN) × ASAGI(D)対談! 第2回(全3回) 『先輩方はヴィジュアル系というジャンルを創ったわけですから。それは、本当に凄いことですよね。(ASAGI)』『沢山の噴火が起こった時代だった気がしますね。それを肌で感じていた世代だから、自分も誰かのソックリさんになる気はなかったんだと思う。(HAKUEI)』

2021/09/09 18:00 投稿

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大好評を得ているニコ生ラジオ『居酒屋はくえい』とリンクした形で行われているHAKUEIの対談シリーズ。今回はDのヴォーカリストであり、ソロ・アーティストとしても活動しているASAGIがゲストに招かれた。“唯一無二の存在”というところが共通項といえる両名がいかに個性を確立したのかという話を核に、2人の交流や現在のミュージック・シーンに対する印象などを語った対談を3回に亘ってお届けする。


Interview:村上孝之


――ASAGIさんは、どんなふうにオリジナリティーを確立されたのでしょう?

ASAGI僕もHAKUEIさんと同じく、特定の誰かから影響を受けたわけではないですね。僕の場合は、どういう形で楽曲の世界を表現したら一番伝わるかなということを考えるというのがあって。楽曲を作って、それを演奏しているバンドや自分をイメージした結果、Dのスタイルができあがったんです。

 最初の頃は、たとえばアルバムになると楽曲とヴィジュアルの統一感を全曲通して出せなかったりして、すごく悩んだ時期もあったんですよ。でも、徐々にコンセプチャルになっていって、ヴァンパイア・コンセプトのアルバムを作ってみようということになったりして、さらに世界観が深まっていったんです。

 

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