L→R:Ba.meN-meN / Vo.ハヤト / Gt.ゆめ / Dr.チャム
活動10周年を迎えシーンの牽引者としての地位を確立しつつあるコドモドラゴン
今までの自分たちを振り返った上でのネクストステージへと駆け上がる第一弾single
何がホンモノなのか分からなくなってきたFAKESTAR達への風刺曲「KARISUMA」完成!
■思ったようにLIVE活動が出来なかった2020年ではあると思うのですが配信LIVEなどをやってみての新しい発見などはありましたか?
ハヤト:LIVEを生配信でしたことは数年前にもありましたが、無観客でというのははじめてで。個人的にはやるべきかかなり悩みました。結論としては、何もできずファンを待たせてじっとしてるのが嫌だったので選択肢の一つとして配信を決めました。そしてそれを経験して、去年末から徐々に有観客でLIVEができるようになって感じたのは、やはりLIVEは目の前にファンがいてナンボだなってことでした。新しい発見というより、再確認した感じです。
ゆめ:客観的な視点で観る機会が個人的にも増えたので、無観客配信を経て個人的にも気付いた部分が増えたかと思います。サウンド面でも生配信での緊張感は今までのライブとは違った緊張感があったので、そうした点でもまた考え方が変わったかと思います。
meN-meN:ライヴハウスとは違い映像と音だけしか伝えられないので、演奏のクオリティの甘さに気付いたのはとても大きい発見でした。そこから改めて自分の音と技術を磨いて、今ではある程度納得の行くところまで持ってこれたので、そういう意味では配信ライヴをやれて良かったなと思ってます。
チャム:バンドが動きを止めずに進むという事の大切さ、そして待ってくれてるファンの皆に何が出来るのかというのを改めて考えて、実行する事が出来た1年だったと思います。
■ファン待望の有観客ワンマンツアー「否定ノ否定」再試行として開催されたわけですが、新しいLIVEの作り方に戸惑いなどありましたか?配信LIVEをやったからこそ変化した部分だったりあれば教えてください。
ハヤト:配信LIVEもそうだし、各会場の人数制限やその他新たなLIVE環境全てに対して思うところは多々あります。かなりストレスですが、憤りやら怒りは音楽にのせて昇華させています。そして少しポジティブなところで言えば、こんな変な環境で音楽できるのも今だけかもしれないって思うようにして、逆に何を生み出せるか考えて楽しむようにしてます。
ゆめ:一番大きく変わったのはMCだと思います。今まではお客さんに反応を求める様な内容が多かったのですが、現在の有観客ライブにも繋がる、ライブでのスタンスが一番変わった所かと思います。
meN-meN:配信ライヴをおよそ1年ほどやっていて、ライヴをメンバーだけで楽しむという感覚が当たり前になっていたので、以前ならかなり戸惑ってたと思いましたが、自分でも気付かないくらい精神的に強くなっていたのでそこまで戸惑いはなかったです。
チャム:戸惑いというか違和感がゼロという訳にはやっぱりいかなくて、でも制限がある中で、コドモドラゴンならどうやって全力で楽しめるかが大切な事だなって思い、前に進める用にポシティブに考えました。
■2010年の秋に正式始動したコドモドラゴンは10周年を迎えたわけですが。どんな10年だったと言えるのでしょうか?
ハヤト:足掻き続けて気づいたら10年たってました。
ゆめ:振り返ってみれば山あり谷ありでしたが、あっという間でもあり、人生の中で一番楽しいと思える10年間だと思えたのは大きかったです。なので同時にまだ足を止めないでいたい、と思えた十周年ライブだったかと思います。
meN-meN:振り返れば色々なことがありすぎた10年でしたが、先を見た活動というよりは目の前のことを全力でやってきた結果10年経ってたという感じなので、色々なこを乗り越えてこれたのかなと思います。
チャム:とても濃い10年でしたが、全力で前に向っていった結果が10周年を迎えたなって感じですね。
もう11周年に向っていますし。
■そんな10年の軌跡を振りかえるべくベストアルバム「WORST」が2月にリリースされたわけですが、この10年の音源を振り返ってみて楽曲的な部分で改めて気づいた事などあったりしましたか?
ハヤト:10年前からずっと他所じゃ真似できない最高の音楽やってるなって思います。
ゆめ:今作はリリース順に曲が並んでいますが、最初から聴いても古さを感じないのは凄い事だと改めて感じました。初めて手にとる方にとっても新鮮に感じられるのではないでしょうか。
meN-meN:曲の方向性は始動した頃から時代に合わせて変わっていったなと思うんですが、曲のクオリティは最初から高いなと改めて思いました。あと古さを感じないですね。自分達の芯がブレてないからそう感じるのかなと思います。
チャム:改めて、時代に左右されない唯一無二の音楽をやってきたなって思います。どの曲も色褪せてませんね。
■ベストアルバムのツアーに位置付けられるワンマンツアー「底の無い空」では全箇所SOLD OUT。やはり全国でコドモドラゴンを待っていた人は多かったなと感じますよね?
ハヤト:去年の11月頃からまた有観客がはじまって、有難いことにそこからずっとほぼ全会場完売し続けていることは、一つの結果として嬉しいです。ただ、僕らはまだまだたくさんの仲間と共にLIVEで騒ぎたいと思ってるんで満足はしてないです。
ゆめ:多かったと思います。個人的にも久しぶりのインストアが出来た地方もあって、久しぶりにファンの声を聴けたのは嬉しかったですね。
meN-meN:こうしてツアーを出来るのも久しぶりなので、その間待っていてくれたのを実感出来てとてもありがたいです。
チャム:ライブ大好きバンドとして、ライブを楽しみに待っててくれたファンに感謝しています。まだいろいろ制限がある中ですが、少しでもバンドとファンが無理なく前進出来たらと思います。
■そんなベストアルバムから間髪入れずに新譜のリリースになります。コドモドラゴンの新しいスタートとも取れる今回の1枚だと思うのですが。どんな1枚になったのでしょうか?
ハヤト:また新たな風を感じれる楽曲にはなったかと。あとはLIVEでどうなっていくかって感じですね。
ゆめ:制作自体は去年から進んでいたのもあり、どんな曲を作るか、の段階で時間は多く掛けれたかと思います。愚色という曲でまた新しい空気感に挑戦出来たと思うので、是非楽しみにしていて貰えたら、と思います。
meN-meN:KARISUMA自体は1年前からあった曲ですが、カップリングの二曲は色々な経験を経て産まれた曲なのですごく時差のある作品になったなと思います。もちろんバランスを考えて作ったので、普通に聴いていたらそう感じることはないと思いますけど、そんなことを思いながら聴いてもらうと、また捉え方が変わるのかなと思います。
チャム:2020年にいろいろあって、前後しましたが、早い段階で取り戻す事ができているので、『KARISMA』も楽しみにしていてほしいです。
■タイトルチューンでもある「KARISUMA」は10周年記念ワンマンのタイトルにもしていたワードですがこのワード、そして楽曲で今のコドモドラゴンが提示したい事とはどんな事なのでしょうか?
ハヤト:皆にとってのそうでありたいっていう思いと、自分自身がそうでありたいという願望です。
ゆめ:色々な解釈があるかと思いますが、自分達がどうあるべきか、といった意味合いで捉えて頂けたらと思っています。
meN-meN:カリスマっていうのは自分らしくあり続ける存在だと個人的には思うので、バンドとしてこれからもぶれずに自分たちらしく進んで行こうっていうことだと自分では思ってます。
チャム:10周年に相応しい曲だと思うし、コドモドラゴンの音楽がなんなのかっていうのを提示する曲でもあります。
■今作で音作りやアレンジなどコドモドラゴンとして新しい試みなどはされたのでしょうか?
ハヤト:表題曲に関してはサビパートとその他のパートのテンポの微妙な調整や、曲中の最低音を以前より更に下げたりと、色々な事をやってます。
ゆめ:KARIUSMAでチューニングを更に半音下げてレコーディングしました。そこから愚色の雰囲気もイメージする事が出来たので、バンドとしても新しいサウンドを作る事が出来たかと思います。
meN-meN:KARISUMAはチューニングが今までと変わったくらいなんですが、愚色は久しぶりに全編指弾きしました。曲調がコドモドラゴンでは全然やってこなかった感じなので、ノリを出すのに苦労しました。レコーディングしたベースも今まで使っていたやつではなく、以前から持っていて寝かしていたベースがハマったのでそれで弾いてます。
チャム:常に新しい事を試みてますね。楽曲に合わせた音作りやプレイ面は特に挑戦ばかりです。
■MV撮影時のエピソードなどあれば教えてください。
ハヤト:廃墟の中に半球状のドームみたいな物を組んで撮影したんですが、ドームの入り口が特に存在せず網目から出入りしなきゃいけなくてめんどくさかったです。
ゆめ:MVのドームと後のライトは昔から格好良いなと思っていたので、個人的には実現する事が出来て嬉しかったです!あとドームを生で見ると大きくて驚きました(笑)
meN-meN:結構経つのであんま覚えてないんですけど笑、廃墟みたいなとこで撮影したんですが、窓がなくて風がビュンビュン入ってくるので、すごく寒かった記憶があります。
チャム:かなり大掛かりなセットを組んだのですが、とてもインパクトがありテンション上がりましたね。
■今作のツアー裏ワンマンツアーとはどういうメッセージが込められているのでしょうか?
ハヤト:「裏ファイナル」ならぬ「裏ONEMAN TOUR」です。意味深
ゆめ:本来去年実現する予定だったのが、難しくなった事もあり、本来の形とは変わってしまいましたが、実現出来る…といった意味合いと考えています。
meN-meN:それはきっとはやと君が話してると思うので、どんな意味が込められてるかは本人から教えてもらいましたがなるほどな~と思いました。
チャム:本当は2020年に10周年に向けてのツアーを行う予定でしたが、それが発表すら出来なかった事態で、今回こういうツアータイトルになっています。
■ありがとうございます。最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。
ハヤト:知ってる人も知らない人も、僕らの音楽に触れてもらえたら嬉しいです。これからも誰にも真似できない音楽で誰にも真似できないカッコイイもん魅せ続けるので、応援よろしくお願いします。
ゆめ:読んでくれてありがとうございます。初めての方も是非この機会にWORSTとKARISUMAを手に取って頂けたら、他には無い音楽があると思うので、是非一度聴いてみて下さい!
meN-meN:最後まで読んでくれてありがとうございます。こんなご時世で直接音楽を感じる機会が少なくなったり参加しづらくなってますが、おれたちは止まらず進み続けているので、まずは音楽に触れてみて、心が動いたらライヴにきてもらえたら嬉しいです。色々制限はありますが、その中でも楽しめるライヴを模索しているので、ぜひ。待ってます。
チャム:なかなか大変な世の中ですが、是非コドモドラゴンの音楽に触れて、そしてライブで感じてもらえたらと思います。絶対コドモドラゴンでしか感じられない物があります。
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≪21年04月のLINE UP≫
4月22日(木)ACME
4月23日(金)コドモドラゴン / ザ・ヒーナキャット
4月26日(月)シンデレラキャッスル / Nero Chronicle / パラダイム
4月27日(火)Jin-Machine
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18th maxi single「KARISUMA」2021年4月28日(水) 3type同時発売
■Atype【初回限定盤】CD+DVD
¥1,800(税別)/BPRVD-408
CD2曲+DVD「KARISUMA」MV・メイキング
[封入]全タイプ購入特典応募券「A」+応募ハガキ
■Btype【初回限定盤】CD+DVD
¥1,800(税別)/BPRVD-409
CD2曲+DVD「KARISUMA」マルチアングルMV
[封入]全タイプ購入特典応募券「B」
■Ctype【通常盤】
¥1,500(税別)/BPRVD-410
CD2曲+ボーナストラック+インスト3曲
[封入]全タイプ購入特典応募券「C」
★全タイプ共通封入特典:トレカ2枚(全8種) / ★全タイプ購入応募特典有
コドモドラゴン 「KARISUMA -裏ONEMAN TOUR-」
【日程・会場】
■2021年5月2日(日) HEAVEN'S ROCK さいたま新都心VJ-3
■2021年5月3日(月・祝)柏 PALOOZA
■2021年5月5日(水・祝)新横浜 NEW SIDE BEACH!!
■2021年5月8日(土) 名古屋E.L.L.
■2021年5月9日(日) 梅田バナナホール
■2021年5月12日(水) 岡山CRAZYMAMA KINGDOM
■2021年5月14日(金) 福岡DRUM Be-1
■2021年5月18日(火) 高松DIME
■2021年5月22日(土) SENDAI CLUB JUNK BOX
TOUR FINAL
■2021年5月28日(金) 日本橋三井ホール
【開場/開演】
FINAL 18:00/19:00 / その他 17:15/18:00
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