コロナ禍の影響により、全てのアーティストが活動形態を変更せざるを得なくなってしまった2020年。苦境の中でもGOTCHAROCKAはコンスタントに配信ライブを実施し、10月にはアルバム『POLYCHROME』をリリースするなど、意欲的な活動を行った。その裏側には、どんな思いがあったのだろう?
12月29日に放送された【HAKUEIのニコ生ラジオ「居酒屋はくえい“年末特番”」】にゲスト出演した樹威(vo)に、2020年のGOTCHAROCKAや2021年に向けた展望などについて話してもらった。
Interview:村上孝之
――アコースティック形態に限らず、夏には通常のバンド・スタイルの配信なども行って、10月に冒頭に話が出た『POLYCHROME』が発売になりました。このアルバムは、どういうテーマのもとに作られたのでしょう?
樹威:1月末に'19年から続いていたツアーが終わって、ちょっとだけ実家に帰って、すぐに選曲会をしたんです。アルバムに入れる曲を選んで、MVの関係とかもあるので、2月の頭に表題の「HYPER NEXT WORLD」だけ先にレコーディングすることになったんですね。
そのときはまだコロナだから…みたいなことはなかったけど、「HYPER NEXT WORLD」を録って、MVを撮ることになったのがちょうど緊急事態宣言が出るか、出ないかくらいの時期だったんです。MVは歌詞が流れるようなものになっていて、仕上がったMVを観て、コロナのことを歌っているみたいな曲だなと感じて、ちょっと不思議な気持ちになったことを覚えています。
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