HAKUEI（PENICILLIN）× 景夕・結良（Kra） 対談インタビュー！ 第2回(全4回) 「ギターはうまく弾けず、ドラムも難しい、ボーカルも自分の声が好きじゃない……となったらベースしかないわけですよ(結良)」

 

去る11月16日に配信された『居酒屋はくえい』には、ゲストにKraの景夕（Vo）と結良（B）のふたりが駆けつけてくれました。今年で19周年という活動歴を誇るKraですが、意外にもこれまでHAKUEIとの接点がほぼなかったとか……。それでも、PENICILLINのメジャーデビューから密かにHAKUEIに憧れていた景夕と結良が、今回満を持してご本人との対面にのぞみます！　配信前に行われた対談では、貴重なエピソードに加え、PENICILLIN愛が炸裂！　テンション高めのトークをお楽しみください！（対談は4回にわたって掲載します）。

Interview：海江敦士

――PENICILLINを知ったことで、バンドをやりたいという欲求が強くなったんじゃないですか？

景夕：でもね、その頃、俺はまだ高校生だったんで、自分がバンドをやれるなんて思ってなかったんですよ。バンドなんてテレビの中の存在だし、みんな身長が高くて、耽美でなきゃ音楽はムリだろうっていう感じだったんです。もう自分とはほど遠い世界だと思ってて……。だから、バンド活動を始めてからも、人生の格差はずっと感じてましたよ(苦笑)。

結良：そうそう！　芸能人って違うよな！って思うよね。だって我々の上の世代のバンドマンって、何か芸能人オーラがありますもん。あと、何か大人っぽいんですよ。PENICILLINさんの昔のMVとか見ると、今の僕らより若かったのに、大人っぽく見えますし。

HAKUEI：なんかわかる気がする……。例えばイチローって、俺より年下なのに、大人っぽく見えるもんね。