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Vijuttoke20年10月号「リメイズ」インタビュー

2020/10/20 18:00 投稿

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リメイズ HP


L→R Ba.とよよん / Gt.riku / Vo.京助 / Dr.TAiKi


2020年9月よりV系バンド「リメイズ」として
始動した4人組がVijuttoke初登場!!!!
紙面に載りきらなかった、ネット限定でのロングインタビューでお届け!


■初めましてまずリメイズがどのような経緯で結成されたバンドなのか教えてください。

riku:俺とTAiKiが元々2017~2018年中ごろまで前身バンド、、というより改名前のバンドであるAMAZE(アメイズ)として活動していたんですけど、2018年の11月だったかな?その時のライブで当時のボーカルが事故で負傷してしまって。そのライブでサポートvoとして、ちょこちょこ一緒に演奏したこともあった京助を誘ったんですよね。
で、その負傷したボーカルもそれを期にやっぱり続けるのも厳しくなっちゃったんで、入れ替わる形で京助がAMAZEの正式voになりました。
そこから2019年は京助vo体制のAMAZEとして活動していたんですが、年末のライブで当時のbaが都合により出演出来ない日があり、その際とあるライブで一緒に演奏した事もあったとよよんをサポートbaとして誘ったんですよね。で、これまたやっぱり成り行きでとよよんがそのまま正式baとなり、現在の体制に至りました。
とよよんは結構ヴィジュアル系としての経験値もあるので、そういったきっかけもあり、邦ロックからヴィジュアル系へと舵を切る方向で考え始めまして。
それが今年2020年の2月~3月くらいですね。で、そんなこんなをしてたらコロナ禍に突入し、、。
そのコロナ期間に新しいバンド名の考案やアー写撮影、新曲作成などを実施し、9月から正式に”リメイズ”として活動し始めた次第です。


■バンド名「リメイズ」に込められた重いとは、そしてバンドのコンセプトがあれば教えてください。

京助:今までのAMAZE(アメイズ)を心機一転、リ(RE)スタートするという意味を込めてリメイズ(REMAZE)というバンド名にしました。

riku:ちなみにAMAZEっていうバンド名も、京助と入れ替わる前の当時のボーカルとなんとなく響きがいいよねっていう感じで割とサラっと決めました(笑)。そのボーカルがWANDSとかZARDが好きだったんで、「英単語一文字ってカッコ良くね?」みたいなそんなノリだったと思います(笑)。

とよよん:安直過ぎる(笑)。

TAiKi:バンドコンセプトとしては、重厚かつハードなサウンドと、メロディックなサウンドを併せ持った「メロディアス・ハードロック」を標榜とし、活動しております。
90年代V系の音楽性を継承しつつ、Janne Da ArcやSIAM SHADEといったレジェンド達に影響を受けたテクニカルな演奏も持ち味です。


■メンバーさん自己紹介よろしくお願いいたします。

京助:ボーカルの京助です。リメイズでは作詞担当です。

riku:ギターのrikuです。作編曲、及び音源のミックスやシンセの打ち込み等もやっています。

とよよん:ベースのとよよんです!A型・おとめ座です。甘いものが好きです。よろしくお願いします!

TAiKi:ドラムのTAiKiです。好きなアイスはピノです。よろしくお願いします。


■音楽性のルーツなど聞かせてください。

京助:好きな音楽はJ-POPではポルノグラフィティ、V系はナイトメアです。
特にナイトメアの影響は大きくて、ヴィジュアル系バンドをやりたいと思ったきっかけはナイトメアでした。

riku:幼少の頃はアニソンだったりゲーム音楽だったりをなんとなく好きになったりすることはあったんですけど、明確にアーティストとして好きになってのめり込んだのは完全にJanne Da Arcですね。そこから”ヴィジュアル系”というジャンルを知って、80~90年代の邦楽を遡ったり、洋楽のヘヴィメタルを聴いたり、、色々と巡ってきました。
今現在のギターアレンジ、その他演奏面での編曲ルーツはJanne Da Arc , SIAM SHADE , La’cryma Chritsti の3バンドの影響が圧倒的に大きいと思います。
コード進行だったりメロディだったりといった、編曲というよりも作曲面でのルーツはアニソンとかが多いかも。。菅野よう子さんだったり田中公平さんだったり。ドラマティックな曲展開のアイデアをそういった作曲家からいただいてる部分は大きいと思います。
好きなギタリストはyouさん(Janne Da Arc)、DAITAさん(SIAM SHADE)の2名が特に大好きで、とても影響を受けており、次いでHIROさん、KOJIさん(La’cryma Christi)、SUGIZOさん(LUNA SEA)、田川伸治さん(DEEN)、春畑道哉さん(TUBE)などですかね。

とよよん:音楽を始めたきっかけはB'zやL'Arc-en-Cielなどだったんですが、ルーツとしては洋邦・時代を問わずメタル系・ラウド系・ヴィジュアル系の3つになるかなと思います!
他にも70年代のハードロックやプログレとかも好きですね。最近でも60年代のブリティッシュロックから、最新型のプログレメタルコアまで色々と聴いています。
自分はプレイヤーであると同時に、一人のリスナーとしての視点も大事にしたいと思っています。
好きなベーシストも洋邦・時代を問わず沢山いますが、1番好きなベーシストはBilly Sheehan氏(Mr.Big 他)です。国内だとIKUOさん(BULL ZEICHEN 88、Rayflower)やtetsuyaさん(L'Arc-en-Ciel)です!

TAiKi:音楽性、ドラムのプレイスタイルともL'Arc-en-Cielですね。
るろうに剣心の主題歌のthe Fourth Avenue Cafeで元々知っていて、高校生になってバンドを組んだときに、改めて聴いてハマっていった感じですね。
他にもメタル、フュージョン、アニソン、なんでも聴きますね。


邦ロックシーンで活動をしてきた皆さんがV系シーンに参入してきた理由とは?

TAiKi:僕の場合、ヴィジュアル系がすごい好き!とかではないんです笑 ただ、自分たちの音楽的ルーツ、楽曲の方向性を改めて考えたときに、ヴィジュアル系というシーンで活動するべきだと思いました。

riku:TAiKiの言う通り、なるべくしてなった。っていうところはありますよね(笑)。なんというか今まで自分達のジャンルについて深く考えた事ってあまり無かったし、それを意識する必要も無いと思っていました。若さ故というか、、”カテゴライズされたくない!!”みたいなそういう反骨精神もあったのかもしれないですね(笑)。ただ、リスナー側の視点に立った時に、音楽を探す手がかりとして何らかのカテゴリーに属しているっていうのは大事だなって事にも気付き。。
そう考えると、自分らがやってる音楽ってどう見てもヴィジュアル系ですし、そのシーンに参入するのは必然的な事だったのかな~とも思ってますね。
あと、ヴィジュアル系って尖ったジャンルではあると思うんすけど、実際はポップスだったり、メタルだったり、はたまたジャズだったり、かなり多様なバックグランドを持っているジャンルだと思っていて。俺含めて、メンバーみんな結構幅広い音楽ルーツを持ってるので、それを昇華出来るジャンルとしてもヴィジュアル系って実はピッタリなのかなとも思ったり。


■活動のシーンが変わるということで具体的に変わったことってあったりします?

京助:まだV系を始めたばかりなので「これから変わっていかなきゃな」と思う感覚が強いです。
とりあえずメイクの勉強ですね、どういうメイクをしていこうか模索中です。
あとはやっぱりボーカルなので、お客さんを乗せていくということはこれまで以上にしっかりやっていかなきゃなと。そういう意識レベルの変化が大きいですね。

riku:やっぱり文字通り”ヴィジュアル系”なので。今まで活動してきた邦ロックシーンよりも(視覚的に)”魅せる”というところを気にして、パフォーマンスを意識するようになりましたね。演奏面でのクオリテイ向上や魅力的な曲を作るといった音楽面での努力は勿論のこと、それと同じくらいリスナーの目にどう映るのかというのを気にするようになりました。
日常的なところでは、シャンプーやコンディショナーを気にしたり、食生活に気をつけたり、美意識が高くなりました(笑)

とよよん:自分は過去にセッションやサポートを含めこのシーンで少し活動してたので、そんな大きな変化は無いかな〜と…。
ただ、このシーンで正式メンバーとして本格的にバンドをやるのは4年振りとかなので、色々と緊張してます(笑)

TAiKi:自撮りをするようになった笑 音楽的にはあまり大きく変わらないですね。
音楽的に今後変わっていくとすれば、それはシーンが変わったからではなく、ライブの在り方の変遷や時代だったり、そういったもっと大きな要因によるものだろうと思います。


■9月27日に1st single「REDEMPTION」がリリースになりました。
どんな1枚になっているのでしょうか?

京助:これまでやってきたことは否定せずに、リスタートを切るという意味で、「ここからはリメイズとして活動します」という意思表明を示した1枚になったかなと思います。

riku:名盤です!!(笑)

とよよん:歌や演奏はもちろん、CDジャケットなども含めてメンバー各々のこだわりが詰まった1枚になっていると思います!

TAiKi:新体制になってバンド名も変わったところで、名刺がわりの1枚になっていると思います。
これを聴けば今のリメイズがわかるはず。


リメイズの名刺がわりの1st singleです。メンバーそれぞれの思う聞きどころがあれば教えて欲しいです。

京助:僕は歌詞を作るときに物語を作ったうえで作詞するんですが、今回のシングル「REDEMPTION.」のテーマは心中です。そういう意味合いを音楽と共に感じてもらえたらなと思います。

riku:表題曲『REDEMPTION.』は全編聴きどころです。この曲に関しては、「音源として良いものを作る」という意識で作った曲なので、ライブ向けに作った他の2曲の収録曲と比べて、細かい所もかなり突き詰めて作った曲なんですよね。
Aメロ→Bメロ→サビといった形式に縛られない、自由な展開でプログレ風味のある曲を作ってみたいなと以前から思っていた事もあり、今回のこの曲は1番と2番で全然違う展開になったり、色んなアイデアを詰め込んでいます。と言ってもサビはしっかり同じサビが何度も出てくるんですけどね。。笑
ただそこは俺なりに求めてる音楽のカタルシスみたいなもので。一見、散漫そうに見える曲展開でも、最終的にはちゃんと元々の場所に帰結するというか。バラバラに見えるパズルが組み合わさるとしっかり一つの絵を描くみたいな。そういう所に芸術性を感じたりするんですよね。
曲の展開と共に移り変わる情景を想像しながら聴いていただきたい1曲です。

とよよん:ベース的には3曲目『リライト』ですね!強烈な歌のバックで、ベースラインが結構動いてます。間奏やアウトロでもスリーフィンガーを使った速弾きで音数詰め込んでいるので、聴きごたえがあるかなと思います!

TAiKi:3曲目『リライト』のイントロとAメロ。イントロは拳あげて、Aメロはツーステで踊ってっていう、ライブで騒ぐ感じを思い浮かべながら聴いてもらえたらなと。
コロナでなかなか難しい昨今だからこそ、ライブを感じながら聴いてもらいたいです。


■リメイズが提示する歌詞の世界観についても聞かせてください。

京助:1曲ごとに物語を作ったうえで作詞してます。
作詞に関しては全部任せてもらえるので、わりかし自由に書いてます。
まずはrikuが曲を作って、それを聞いて、そこから連想できる物語を作って、言葉に落とし込んでます。
改めて自分の書いてきた歌詞を見返して思ったんですが、「不条理な悲しみ」が僕の一貫したテーマだと思います。そういうのって詩でしか表現しづらいものだと思ってて、普通に書くと病みツイートみたいなものが、歌だとなんとなくかっこよく聞こえますよね。今後もそういう憂いとか影とかをテーマに物語を作って作詞していくと思います。


■今後リメイズがシーンでどんな事を表現していきたいと思っていますか?

京助:まずはしっかりLIVE経験を積んで、1曲1曲が持つ物語性、世界観みたいなものを表現できるライブバンドになって、リメイズの音楽性をシーンに提示していきたいです。僕が伝えたいことはやっぱり「不条理」「悲しみ」といったテーマなんですよね。僕自身はそれを伝えられるようなボーカリストになりたいと思ってます。

riku:ヴィジュアル系って先述した通り、実はかなり幅広い音楽性を内包しているジャンルだと思っているので。ヴィジュアル系ファンは勿論、そうでない人にも届けられるよう、自分らが持っている音楽ルーツを余すことなく音に注ぎ込んで、既存の音楽には無い世界観を表現していきたいですね。

とよよん:正直ライブがし辛い世の中ではありますが、見てくれる人を圧倒するような強烈なライブパフォーマンスを提示していきたいですね!信頼しているこの4人で、よりタイトなバンドアンサンブルを構築していきたいです。

TAiKi:京助の書く歌詞もrikuの作る曲も、どこか切なさがあると思っていて。その切なさをより掻き立てるようなドラマティックなドラムを叩きたいと思っています。


■最後にVijuttokem読者にメッセージをお願いいたします

京助:今後も頑張って活動していきますので、まずは「REDEMPTION.」を聴いていただけたらなと。よろしくお願いします!

riku:まだまだ駆け出しのバンドなので、これを読んでる人は俺らのことを知らない人の方が圧倒的に多いと思う思うんだけど(笑)。音源であってもライブであっても、リメイズの音楽を聴いてもらって、それが日常にキラメキを与えられたり、心に寄り添えたり、少しでもその人の人生を彩る事が出来ればなと思います。

とよよん:はじめまして!これからよろしくお願いいたします!
まだまだ大変な世の中ですが、これを乗り越えてみなさんとライブハウスでお会いできる日を楽しみにしています!
また、各々のメンバーのSNSでは演奏動画を上げてたりもするので、そちらも是非チェックしてみて下さい(笑)

TAiKi:少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ音源を手にとって聴いていただきたいです。
そしてまだまだ厳しい情勢ですが、ライブハウスで会えたらまたとない喜びでございます。ライブハウスで待ってます!



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10/20(火)18:00 Ricky / リメイズ
10/22(木)18:00 DASEIN / GLORIA
10/23(金)18:00 Crazy Monsters(MSTR(Crack6) × 西田"marcy"昌史 × Ricky対談) / REVIVAL OF THE ERA / Nellfin

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■2020.09.27(sun)release!
リメイズ 1st single 「REDEMPTION.」

収録曲
1.REDEMPTION. / 2.résistance / 3.リライト

■LIVE SCHEDULE
2020.10.14(水)新宿club SCIENCE / 2020.10.24(土)池袋EDGE
2020.12.17(木)高田馬場AREA

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