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Vijuttoke20年8月号「DIAURA」インタビュー

2020/08/20 18:00 投稿

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DIAURA HP


L→R Bass.翔也 / Guitar.佳衣 / Voice.yo-ka / Drums.達也


愚民の日(9月3日)に単独公演が決定したDIAURAが久しぶりにVijuttoke登場!!​


■ご無沙汰しております。コロナ禍の中でDIAURAの皆さんはどのように過ごしていたのでしょうか?

yo-ka:様々なことが制限されていく中で、DIAURAとしてどうやって存在していけるだろうかというのはずっと考えてました。

佳衣:今まで出来ていた事が出来なくなってしまった事はもちろん沢山ありますが、その分今まで出来なかった事だったり、色んな事に改めて向き合う時間になったと思います。全てをマイナスに捉えないようにって言うのは常に心掛けて過ごしていました。

翔也:最初はこんなに活動ができなくなるなんて思いもしなかったので、長めの休みぐらいに思っていた節もあって、日頃、時間がないからと後回しにしていたことをやっていたのですが、1ヶ月ちょっと過ぎたぐらいからは自分を見つめ直す時間に使っていましたね。将来的な自分の理想像に近くためには何が必要で不必要なのかを判別して、必要なものに積極的に時間を使っていくみたいな日々を最近は過ごしています。

達也:個人的にはやろうと思ってたけどなかなか手が進まなかった事をやってみたり、息抜きしたり、改めてドラムと向き合ってみたりしました。その後は制作期間であったりこの状況でDIAURAとして何を伝えられるかなど行っていました。


■活動していく上でのモチベーションを保つのは大変だったのではないのでしょうか?

yo-ka:それはなかったですね、なんだかんだ前だけ向いていたんだと思います。

佳衣:もちろん不安になる事が全くない訳じゃなかったですけど、この状況下でも自分達が何かを発信する事で誰かを勇気付けられる事が沢山ある事に改めて気付かされて、それが全てのモチベーションに繋がっていると思います。

翔也:モチベーションというか、忘れられてしまうんじゃないかという恐怖は常々あったんですけど、ありがたいことに毎日のようにファンメールとか頂けたりもしていたので、モチベーションを保つのは苦労しなかったですね。ほんと愚民様様というか、改めていいファンに恵まれたなと思えるほどでした。

達也:1番やりたいライブができないことがとても切ないと感じていましたが、今はインストアだったり映像を届けたりと実現できてきているので、保つというよりかは今やれることはなんだろうって考えでいっぱいでした。


■そんな中でSTUDIO LIVE FILM「VS」を配信するなど独自の活動方針で活動されていましたね?配信はやってみていかがでしたか?

yo-ka:良い意味で「今だからこそ」の作品だと思ってます。結局なんですけど、俺達自身も、そして愚民達も、求めているのは「生の音楽」なんだと改めて感じましたね。

佳衣:普段ライブって形に残る事の方が少なくてむしろそれがライブの良さでもあるんですけど、こうして4人の今のリアルな音を形に残せた事に意味があったと思うし、純粋にバンドって良いなって思えました。

翔也:僕個人としてはずっとこういうことがやってみたかったので、この機会にやれて良かったです。こういう時期だからこそ、新しい挑戦に使ったっていいだろうっていう考えなのでノリノリでした。

達也:こういった映像が作ってみたいと思っていたのが実現できました。とてもイイ反応が届いています!


■さて9月3日愚民の日にLINE CUBE SHIBUYAでの公演が決定したしました。ここの決断も勇気入りましたよね?

yo-ka:そうですね。状況も日々変化し続けていくので、ギリギリまで迷いもしましたけど。

佳衣:DIAURAにとっても1年の中で欠かせない日でもあるからこそ、沢山悩んで決断を出しました。ただ、その時その時で順応して行かなければならない事はまだあると思います。

翔也:この日ばかりはバンドにとっても愚民にとっても特別な日だと思っていますし、思い入れのある旧渋谷公会堂という場所柄もあって今回は例年以上にやりたいという欲が正直なところありましたね。

達也:どうしてもやりたかったです、思い出のある場所であり特別な日ですから。


■二度とないかもしれない2020の世相の中での愚民の日。どんな1日にしたいですか?

yo-ka:正直、未来のことに関しては何もかも不明確な影がつきまとうんです。ただ、その制約を背負ってでも前に進む為の一歩になればと思ってます。

佳衣:どんな状況下であっても最高のものを作りたいって気持ちはもちろんなんですけど、手放しにそうもいかない事があるのも事実だと思うんです。ただ、形はどうあれ、全ての愚民達への感謝の想いだけはしっかり届けたいです。

翔也:決断はしましたけど、ぶっちゃけて言ってしまうと『ステージで待ってる』なんてことは僕の口からは言えないんですよ。 お客さん側も世間が感染防止に努めてるのにライブに行って良いのだろうかという悩みも当然あると思います。だけど、立つと決めたからには自分が最高に納得するステージにしたいなとは思っています。

達也:ライブって最高だなって再確認したいです。


■愚民の皆さんにはどんな1日にして欲しいですか?

yo-ka:通常以上に「来れる人」と「来れない人」と分かれてしまうと思うんです。ただこのライブはあくまでDIAURAと愚民が前に進む為にあると思うので、それぞれの形で「愚民の日」を感じてもらえればと思ってます。

佳衣:皆が愚民の日を過ごす場所が会場であっても、遠く離れた場所であっても、全てはDIAURAと愚民達の大切な1日って事を感じてもらいたいし、とにかくハッピーな気持ちで過ごしてもらいたいです。

翔也:その日を大事に思ってくれてるだけでこちらはありがたいので、各々が楽しめる形でいいと思います。

達也:ライブにきてくれるみんなは色々と制限はあると思いますが、思いっきり楽しんで欲しいですし、遠くから応援してくれるみんなも愚民の日ということを想っていてくれたら嬉しいです。


■久しぶりの有観客。待っててくれた愚民の皆さんになんて声かけたいですか?

yo-ka:その時まで取っておきます。

佳衣:きっとそれは言葉だけじゃ伝えられないものなんだろうなって思います。

翔也:おかえり。と言いたいです。

達也:感謝の気持ちを伝えたいです。


■そして10月14日には最新SINGLE「最果てに降る雪」がリリースになります。今回は「雪」をテーマにした「アシッドスノウ」「マリンスノウ」が収録されているわけですがどんな1枚になっているのでしょうか?

yo-ka:DIAURAの新機軸でもあるし、そしてベーシックでもある。そんな1枚になったと思います。

佳衣:新しい事へ挑戦したいって気持ちは常にあって、それが楽曲面だけではなく色んな面で表現されている作品です。感じ方は人それぞれだと思うんですけど、それが新作の醍醐味だと思っています。

翔也:シングルの収録曲の中で同じワードが並ぶっていうのもバンド史上初めてですし、そういった部分やプレイ面でも意欲作になっているかと思います。

達也:タイトルもそうですし、サウンド面などでも新鮮さとDIAURAらしさを感じでもらえると思う作品になりました。


■改めてここで歌われる「雪」とは?

yo-ka:幾つかの意図があるんです。指し示すものが違っていて、尚且つリンクしていく。それは歌詞を読んで音を聴いて、感じてもらえれば。


■「ENVY」「Hydra」のツアーがコロナ禍でなかなか出来ない中で今作のレコーディングはどのように進んだのでしょうか?

yo-ka:いつものように事前にスタジオでみっちり合わせてっていうのが難しい時期だったので、その点の不自由は多少ありましたけど、歌は割と通常通りやりましたね。

佳衣:レコーディングの工程自体に大きな変化はなかったですけど、そこへ至るまで、それぞれがイメージを膨らませる時間は今まで以上に設ける事が出来たので、音にも現れていると思います。

翔也:スタジオに入る回数とかはもちろん減りましたけど、規模感はそんなに変わらずでした。変わったところと言えばプレイ中もマスクをしていたぐらいですね。

達也:事前の打ち合わせもデータでのやりとりがメインになりましたが、ドラム録りに関しては影響なく行えましたね。


■MVについても聞かせてください。

yo-ka:4人で何かをするのが本当に貴重だったので、全員での演奏シーンはなんだかグッとくるものがありましたよ。映像的には美しさ、儚さを表現してます。

佳衣:今まで音の進化へ着目する事が多かったんですけど、映像も日々進化していくものなんだなって思わされました。耳で聞いても、目で見ても新しいものが作れたと思います。

翔也:シチュエーションはシンプルですが、ギミックもたくさん詰め込まれているのでそういったところは見応えあるかと思います。

達也:客観的に観て全てが綺麗だなって思います。


■シーン的には時が止まったままですがDIAURAは愚民の日からまた時が動きます。2020年の後半、DIAURAとしてどのように活動していくのでしょうか?

yo-ka:色んなバンドがいますけど、俺は誰もが同じやり方とか、それに当てはめるのも当てはめられるのも好きじゃないんですよ。これからもDIAURAとして悔いの残らないように道を選択したいと思ってます。

佳衣:この状況の中でも確かに歩んできたものだったり、動いてきたものは沢山あって、全てはこれからへ繋がっていくものだと思います。2020年前半で得たものは最大限に活かしていきたいです。

翔也:自分としては止まったつもりもなくて、予想していた道とは違う道にはなってしまったけれど、それでも前に進んでいるつもりなので、自分達を信じて進んでいくだけかなと思っています。

達也:予定の活動とは大幅に変わっていくと思うけれど、これだ!と思ったものを選びDIAURAとして突き進んでいくだけです。


■ありがとうございます。最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。

yo-ka:このまま終わるつもりはないし、どんな世界になろうと音楽を届けることは止めません。また笑って会える時を心から願ってます。

佳衣:日々不安になる事もまだまだあるけど、今までもこれからも自分達が届けるものが、少しでも皆さんの日々の支えになってもらえたらと思います。

翔也:読んでくれてありがとうございました。折れてないから大丈夫です。

達也:皆さん、身体だけはお大事にしてくださいね。もちろん自分も気を付けます。


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≪8月のLINE UP≫

●裏表紙:DIAURA(8/20 18:00~)
●特集1:ハイダンシークドロシー(8/21 18:00~) 
●特集2:TЯicKY(8/24 18:00~)
●特集3:KAKUMAY(8/25 18:00~)

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2020年10月14日(水)Release19th single「最果てに降る雪」

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【初回限定盤】

A Type CD+DVD二枚組
NDG-013 ¥2,000+税
CD:
01.アシッドスノウ / 02.マリンスノウ
DVD:
01.マリンスノウ(MV)


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【通常盤】

B Type 
NDG-014 ¥1,500+税
CD:
01.アシッドスノウ / 02.マリンスノウ / 03.NIGHTMARE
発売元:株式会社フォーラム
販売元:ダイキサウンド株式会社


DIAURA単独公演「愚民の日2020」

【日程】2020年9月3日(木)
【会場】LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)
【OPEN/START】17:30 / 18:30 【料金】ADV ¥5,000 DAY ¥5,500(D代別)
【問い合わせ】HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

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