L→R B5 / Toshiya Sato / REON / KVYA NONO
不満と不安が入り混じる現代社会への彼らからのメッセージ!!
■Vijuttoke初登場のCHOKEですが、まずはどんなバンドなのか、初めて知る方にもお願いします。
REON:音楽ジャンル的にはRapmetal、djent、numetal辺りに該当すると思います。
B5:今回の曲はHardcoreやTrapcoreの要素も入っているので、そういう意味でも最近はHybridなバンドになってきてますね。一言で〜系、とか括るのは難しいです。よく分からないコンセプトも無いです。
■今回6月5日に「全然問題ねぇ」が配信となりますが、あえてCDではなく配信にしたのは意図はありますか?
B5:以前から配信にする事でどのくらいの数の人に届くのか興味はあったんです。自分は小さい頃から音楽はもちろん、それ以外のカルチャーに関しても海外にとても興味があって、CHOKEを始めた頃から海外を常に意識してやってきました。」
KVYA NONO:ライブが詰まっていると、目の前のことをクリアしていくことに必死で知らず知らずのうちに視野が狭まっていて、この自粛期間が再度、そういう当初の目標みたいなものを蘇らせてくれたというか。あとはもう一点、スピード感も大事にしたいと思い始めたんです。ゆっくりでも良いものを作る事を最優先にしてきたんだけれど、バンドのそのときの勢いというか空気感というか、そういうものも含めて"音楽"なのかなとか思い始めたんです。
REON:そういう様々な条件が重なって今回配信を始めるならこのタイミングかなと言う事で決まりました。配信にすればこの両方をクリアできるので。
■配信にはそんな意図があったんですね。そこでタイトル曲の「全然問題ねぇ」について質問です。ラップ、ラウド、メタル、シンフォニックなど様々な要素が一つの曲の中で目まぐるしく曲が展開していきますが、すごく緻密に計算されて作られた曲なのかなと感じました。曲作りにおいて特にこだわった所を教えてください。
KVYA NONO:曲に関しては、昨年の秋頃に出来た曲なんですが、僕は昨年この曲ともう一曲の2曲しか描けなかったんです。そして多分もう一曲の方は世に出ることは無い。それくらい作れなかった理由が、CHOKE2というアルバムを完成させたことで結構満足してしまったこと。そしてもう一点がやっぱり大衆ウケというものを指摘されてしまうというところでした。なのでCHOKEで"サビ""メロディ"このワードを表現するなら、ということを自問自答して、ようやくたどり着いた一つの答えがこの曲になっています。あと計算して作れるタイプでないんですが、1曲作るのにたくさん時間をかけるのと、壊すことを躊躇わないので、再構築の繰り返しで、出来上がってみたら色々な要素の入った曲が出来ることが多いです。
REON:リリックに関して、曲作りが始まった辺りの時期に歌手の槇原敬之さんがテレビに出ていたので、彼の名曲「どんなときも。」のサビの歌詞をラップパートでサンプリングしました。そういう作詞の背景を踏まえると「全然問題ねぇ」の意味もまた違った解釈が出来て面白いかなと思います。世間の基準に惑わされずに好きと感じたモノを好きと言える気持ちを大事にしないと自分が自分で在る意味がないですからね。
■そういった意味でも色んな要素が詰まった作品になったんですね。そこでオフィシャルショップでは未発表曲「Shut the Fuck Up and Die feat.REON」の配信が決まってるとの事で、「全然問題ねぇ」とはうってかわって周りに何を言われても「自分達を曲げない」というまっすぐなメッセージ性を感じました。また、歌詞の内容がとても具体的に感じました。REONさんの体験から書いたものですか?
REON:そうですね。「Shut the Fuck Up and Die feat.REON」は自分のソロ曲というテーマで作り始めたので、それこそ「どうなったっていい、どう思われたっていい」という想いで描きました。抽象的なニュアンスを避ける事で「全然問題ねぇ」との対比にしようという意図が自分の中であったので、リリックの内容もラップのフロウに関してもセンセーショナルなものを目指しました。
KVYA NONO:初めてREONが全てのトラックを作った曲なんですが、そのクオリティーの高さに驚愕しました。MIXに関してベースの音量感を重視したいっていう意見だったので、一瞬でDrakeの「Nonstop」のベーストラックのイメージが沸き上がってきました。あれだけパンチの効いたベースってどれくらいのイコライザー感なんだろうっていうところをかなりディスカッションして詰めていきましたね。
■自粛期間はまさにこの配信の準備をしていたと思いますが、自粛期間は他にもどんな事をされていましたか?
REON:「Shut the Fuck Up and Die feat.REON」を作成する為の環境を整えたり機材の使い方などをひたすら勉強してました。自分で色々やる事で今まで自分がどれだけいい加減に音楽を聴いていたのかを痛感する機会になったので今後も怠らず音と丁寧に向かい合って行こうと思いました。
B5:どうしても家に居ることが多いので色々自問自答していました。
KVYA NONO:自分は意外といい機会だなってすぐに思えたので、前々からメンバーと話すことがあった、"バンド=ライブだけじゃないよね"っていうことに対してゆっくり考えられてます。そういうところから再度ワールドワイドに活動したいと思えたり、それが配信に繋がったり、今年のこれからの活動につながっていくと思うので、楽しみにしてほしいです。
■6月は「CHOKE 3rd anniversary "BEEF"」のライブがありました。3周年という節目であり、様々な気持ちがあると思いますが、この3年間、CHOKEとして、どんな3年間でしたか?
REON:人間的に最も成長するのが「中1から中3の三年間」だと思うんですが、それくらいの成長をバンドとして感じています。これから控えている高校3年間で更に成長して将来的には一流企業に就職出来るように頑張りたいです。
B5:当然紆余曲折ありましたが誰にも邪魔されず好きな音を出して好きな曲をやってきたんで基本幸せな3年間でしたね。それは今後も変わらないと思いますが。人生短いんでやりたくない事やってる時間勿体ないです。これからも好きにやります
■貴重なお話ありがとうございました。それでは最後にVijuttoke読者にメッセージをお願いいたします。
REON:Hip Hop Is My Life.
KVYA NONO:アフターコロナの世界も人に優しく生きていきましょう。
B5:人にどう思われるかとか気にしないでやりたい事やりましょう
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≪6月のLINE UP≫
●表紙:ベル(6/18 18:00~)
●特集1:DARRELL(6/19 18:00~)
●特集2:CHOKE(6/22 18:00~)
●特集3:Lavitte(6/23 18:00~)
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・2020年7月1日(水)大塚 Deepa
「DEEGO Vol.3」
・2020年9月14日(月)横浜Music Lab.濱書房
ZON『ポジとネガ』発売記念主催ツアー
『ポジティブな人』
・2020年09月19日(土)高田馬場AREA
高田馬場アベンジャーズ
・2020年9月26日(月・祝)高田馬場AREA
「breakin'Royal vol.2」
・ストリーミング
・DLは¥255(ハイレゾ¥255)
・オフィシャルショップでは未発表曲
「Shut the Fuck Up and Die feat.REON」
との2曲入りで¥400
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club Zy.ロングインタビュー CANDY GO!GO! 第3回(全4回) 「わたしはCANDY GO!GO!に就職したからです。」
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